社長の独り言 2015/2
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上京したのですが・・・ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/02/27(金) 06:42
約一週間の海外出張から帰国しております。
水曜日の夜11時ごろに関西国際空港へ到着。
最近では、中部国際空港発着のことがほとんどなのですが、今回は「エアアジア」(正確にはタイ・エアアジアX)に乗るために、関西国際空港からの発着になったのです。
日本から東南アジアという、6時間ほどを要すようなフライトでは、初めてのLCC利用でした。
さすがにLCCは狭い!
これまで、約2時間程度の国内や北アジアへのフライトでは何度も利用しているLCCですが、長時間のフライトになると結構きついです。
当初の予定所要時間が6時間チョイだったのですが、到着遅れにより約1時間出発が遅れ、そのうえ空港の受け入れの問題か何かで到着も一時間遅れ。
結局、約8時間を要するフライトになりました。
しんどいです。
二度と乗りたくないです。
でも、東南アジア往復の直行便で、3万4千円という価格は魅力です。
しかし、中部空港発着のベトナム航空や大韓航空の経由便だと、4万5千円ほどで東南アジア往復のチケットが出ていることも多いです。
1万円ほどの価格差なら、やはり大手航空会社(?)を利用したほうが良いかなとも思います。
「座席が狭いから」が理由ではなく、1万円ほどの差であれば、往復に要する総費用は変わらないようになるからです。
私の例でいえば、座席を指定しました。
LCCでは座席指定が別料金のことがほとんど。
今回の場合、往復座席を指定して3,400円ほどの費用が余分にかかりました。
もちろん、指定しなければ追加費用はかからないのですが、指定をしないと三人掛けの真ん中の席が割り当てられる可能性が非常に高い。
これ、キツイですからねえ。
さらに、出発や到着の時間があります。
私の場合だと夜間出発の夜間帰着でしたが、到着時間が遅いために、自宅まで公共交通機関だけで帰れません。
それほど辺鄙な場所に住んでいないんですけどね。
空港が辺鄙な場所にあるから・・・。
私はバスと自家用車の乗り継いで自宅と空港を往復したのですが、駐車場代や何やらで、5千円くらいは余分な出費が発生しました。
結局、今回私が利用したフライトだと、トータルで一万円ほど余分な費用が掛かる。
旧正月と重なったこともあり、今回はほかに選択肢がなかったのですが、経由便が安く売られる時期なら、あまり金銭的なメリットは無いですね。
でも、直行便は片道2~3時間程度は早く目的地に到着できます。
その魅力は捨てがたい・・・。
さて、水曜日の深夜に帰宅したのですが、木曜日は朝から東京へ出張してきました。
これは日本出発の直前から、あらかじめ決まっていた出張です。
要件の一つは、某国大使館へビザの申請に行くこと。
通常は郵便でビザの申請をするのですが、今回は次の海外出張が約一週間後に迫っており、郵便だと間に合わない可能性がある。
大使館の窓口で直接申請して、出来上がったビザを郵便で送り返してもらえば、問題なく出発することが出来るのです。
ということで、まずは赤坂にある某国大使館でビザを申請しに行ってきました。
もう一つの要件は、不動産契約に行くこと。
・・・だったのですが、結局この日は契約できませんでした。
そもそも必要書類や印鑑を持って、契約に行くのが主目的だったのですが、直前になって承服し難い条件変更の申し入れがあったのです。
それで、この日の契約はお流れ。
再度条件変更で折り合いをつけるか、当該物件は取りやめるかのどちらかですね。
取りやめることになれば、どんな条件が出てきたか公表しますね。
結構ビックリするような条件が突然出てきましたので、ネタになるくらいです。
画像は目的地の一つである、「後楽園」です。
今から約25年前、完成して間もない東京ドームへ行ったことがあります。
後楽園の駅で降りたのは、それ以来ですから約25年ぶりかな?
実は、東京では他にも顔を出したかった所があったのです。
しかし不動産の契約が果たせなかったこと、疲れが相当蓄積していることから、早々に引き上げることにいたしました。
東京まで行ったのに、顔を出せなくてすいませんでした!
賄賂を渡してみました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/02/25(水) 05:18
タイの首都バンコクで、警察官にカネを渡してみました。
何だか物騒なタイトルですね!
最初にお断りしておきますが、タイ・バンコクで何か悪いことをしたわけではありません。
研究目的(?)で、おっさんにカネを渡してみて、反応を見ただけです。
研究目的のため(?)、画像がないことをお許しください。
本当は、そんなところを画像に取って、捕まったり乱暴されたらいやなもので。
さて、本題に入ります。
「海外では、警察官への賄賂もあたりまえ。」
そんな話をよく聞きませんか?
私もそんな話をよく聞いておりましたが、やはり日本の警察官のイメージから、「警察官が賄賂を受け取る」という行為は、何か想像できないイメージがあります。
私は噂の真意を確かめるため、なにか機会があった時に試してみよう!と常日頃考えておりました。
今回のテストで試したのは、厳密に言うと
タイ・バンコクで「ポリス」の服を着たオッサンに、カネを渡すと受け取るか否か?
このテストです。
私は、カネを渡した相手が本物の警察官であることを確認していません。
趣味でポリスの服を着ている人だったのかもしれないということです。念のため。
ポリスは、バンコク市内の商業施設前の道路に立っていました。
どうやら役目は、タクシー乗り場前の大通りの駐停車を取り仕切る感じの仕事です。
「ピーピー」と笛を吹き、大通りを行き交う車の流れを誘導しているのですが、タクシーが停車するエリアに訳のわからんワゴン車が停車していても見て見ぬふりをするし、良く意味の分からない人物です。
間違いないことは、「POLICE」と書かれた服を来ていたことです。(くどい)
タクシー待ちには結構な数の人がいました。
旧正月の時期と重なりますから、バンコクは大量の観光客が訪問しており、街はいつも以上に人で溢れかえっていたのです。
そんな中、地元の方々はポリスにタクシーまでエスコートされていました。
交通整理をするだけならまだしも、警察官がトランクに荷物を入れてあげたり、ドアの開閉をするという姿は、何だか日本の警察官とは違う人種の匂いがします。
サービスしてもらったほうの地元民は、「サッ」とさり気なくチップをポリスに渡しています。
その金額、20バーツから40バーツ(70円~140円)程度のようです。
これはチャンス。
私はさり気なく小額紙幣を手に握り、ポリスの周りをウロつきました。
もちろん、手に小額紙幣を握っていることが見えるように。
実はそれまで、私たちは乗車拒否され続けていました。
行き先が渋滞するするからだと思います。
少し困っていたところで、私の子分かと突っ込みたくなるくらい、親切なポリスが登場しました。
彼は少し英語ができるようで、何台かのタクシー運転手に声をかけ、とうとう一台のタクシーをつかまえてくれました。
トランクへの荷物入れまで手伝ってくれ、「サンキュー」と握手をしたときに紙幣を手のひらに乗せてみました。
すると・・・
「ニヤッ」とした会心の笑顔と共に、渡した紙幣を胸ポケットに。
そんなもんです。
実験結果としては、
タイ・バンコクで、ポリスの服を着たオッサンはカネを受け取る。
ということです。
「百聞は一見に如かず」と申します。
この体験は、これからの人生に生きそうです。
。
何だか物騒なタイトルですね!
最初にお断りしておきますが、タイ・バンコクで何か悪いことをしたわけではありません。
研究目的(?)で、おっさんにカネを渡してみて、反応を見ただけです。
研究目的のため(?)、画像がないことをお許しください。
本当は、そんなところを画像に取って、捕まったり乱暴されたらいやなもので。
さて、本題に入ります。
「海外では、警察官への賄賂もあたりまえ。」
そんな話をよく聞きませんか?
私もそんな話をよく聞いておりましたが、やはり日本の警察官のイメージから、「警察官が賄賂を受け取る」という行為は、何か想像できないイメージがあります。
私は噂の真意を確かめるため、なにか機会があった時に試してみよう!と常日頃考えておりました。
今回のテストで試したのは、厳密に言うと
タイ・バンコクで「ポリス」の服を着たオッサンに、カネを渡すと受け取るか否か?
このテストです。
私は、カネを渡した相手が本物の警察官であることを確認していません。
趣味でポリスの服を着ている人だったのかもしれないということです。念のため。
ポリスは、バンコク市内の商業施設前の道路に立っていました。
どうやら役目は、タクシー乗り場前の大通りの駐停車を取り仕切る感じの仕事です。
「ピーピー」と笛を吹き、大通りを行き交う車の流れを誘導しているのですが、タクシーが停車するエリアに訳のわからんワゴン車が停車していても見て見ぬふりをするし、良く意味の分からない人物です。
間違いないことは、「POLICE」と書かれた服を来ていたことです。(くどい)
タクシー待ちには結構な数の人がいました。
旧正月の時期と重なりますから、バンコクは大量の観光客が訪問しており、街はいつも以上に人で溢れかえっていたのです。
そんな中、地元の方々はポリスにタクシーまでエスコートされていました。
交通整理をするだけならまだしも、警察官がトランクに荷物を入れてあげたり、ドアの開閉をするという姿は、何だか日本の警察官とは違う人種の匂いがします。
サービスしてもらったほうの地元民は、「サッ」とさり気なくチップをポリスに渡しています。
その金額、20バーツから40バーツ(70円~140円)程度のようです。
これはチャンス。
私はさり気なく小額紙幣を手に握り、ポリスの周りをウロつきました。
もちろん、手に小額紙幣を握っていることが見えるように。
実はそれまで、私たちは乗車拒否され続けていました。
行き先が渋滞するするからだと思います。
少し困っていたところで、私の子分かと突っ込みたくなるくらい、親切なポリスが登場しました。
彼は少し英語ができるようで、何台かのタクシー運転手に声をかけ、とうとう一台のタクシーをつかまえてくれました。
トランクへの荷物入れまで手伝ってくれ、「サンキュー」と握手をしたときに紙幣を手のひらに乗せてみました。
すると・・・
「ニヤッ」とした会心の笑顔と共に、渡した紙幣を胸ポケットに。
そんなもんです。
実験結果としては、
タイ・バンコクで、ポリスの服を着たオッサンはカネを受け取る。
ということです。
「百聞は一見に如かず」と申します。
この体験は、これからの人生に生きそうです。
。
ATR72 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/02/22(日) 09:16
2015年2月4日、台湾のトランスアジア航空の旅客機が空港を離陸した直後に空港近くの川に墜落したという事故をご存知でしょうか?(トランスアジア航空235便墜落事故)
走行中の車のカメラが、その決定的瞬間を撮影していたことで、有名になった航空機事故です。
こんな映像がニュースで流れていました。
台湾では、2014年7月23日にも墜落事故が発生しており、乗客54名、乗員4名のうち、49名の死亡が確認されるという事態でした。(トランスアジア航空222便着陸失敗事故)
ちなみに、二つの事故を起こした航空機は、同じ同型機です。
「ATR72」という、フランスとイタリアの航空機メーカーが合弁事業で興したATR製の航空機。
1988年に初飛行し、初飛行から30年近く経つが、現在も開発が続けられているようです。
どうやらこのATR72という機体、他にも多くの事故が起きているようで。
2012年4月2日にロシア・チュメニ発スルグト行きの国内旅客便、UTエアー120便(機材:ATR72-201)がロシノ国際空港を離陸直後に墜落し搭乗していた43人のうち33人が死亡した。(UTエアー120便墜落事故)
2010年11月5日アエロ・カリビアン航空883便、ハイチ(ポルトーフランス)発(途中、アントニオマセオ空港(サンティアーゴ・デ・クーバ)に降機)キューバ(ハバナ)行、ATR 72型機が、キューバ中央のサンクティ・スピリトゥス州サンクティ・スピリトゥス県グアシマルに墜落した事故である。乗員7名、乗客61名全員が死亡した(アエロ・カリビアン航空883便墜落事故)
2005年8月6日チュニインター1153便(機材:ATR 72 )が地中海海上に不時着水した航空事故のことである。39名のうち、16名が死亡した(チュニインター1153便不時着水事故)
何だか、頻繁に事故を起こしている飛行機だというイメージになります。
機体が原因なのか、それ以外の何かが原因なのかは知りませんけど。
私は現在海外出張中ですので、飛行機に乗る機会が非常に多い。
事故だけは起こらないように祈るばかりです。
はい。
前置きはこれまでで、本題です。
別に飛行機事故の評論を書こうというわけではありません。
今回は、弊社番頭のすずしげ君と共の出張です。
画像は、タイの国内線を移動するときに搭乗した航空機です。
一度紹介した覚えがありますが、少々ふざけた感じのペイントを施した航空会社の機体です。
国内のローカル線の場合、プロペラ機で移動するのはどこの国でも同じですねe
。
どの航空機にも、このような安全マニュアルというか冊子が前部座席のところに入っていますよね?
タイ国内線の冊子なのに、日本語での説明まで入っていました。
タイ語、英語、中国語、日本語の4言語での説明が入っていますが、タイという国にとっての日本語の位置づけは高いのかな?
お断りしておきますが、タイで日本語は全くというほど通じません。
英語は比較的通じますが、タイ語しか通じない地域も少なくないような状況です。
例えば韓国ならば日本語しか話せない人でも何とかなります。
でも、日本語しか話せない人がタイへ行くと、相当困ることになると思います。ご注意を。
さて、そんな話はさておき、冊子について気付きましたか?
どうやら私が搭乗した機体は、ATR72という飛行機のようですね・・・。
私がいつも利用しているローカル路線は、この機体を使用していたんだ~。
へえ~・・・。
ま、大丈夫だろ・・・。
あまり気持ちの良いものではありませんが、今はこうして生きております。
う~ん。利用する飛行機の機種のような細かいことまでも、リスク管理として考慮すべなんでしょうかねえ?
面倒だから、そこまでは考えたくないですね。
下衆っぽい話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/02/18(水) 06:04
今日の夜から海外出張に出かけるのですが、何かと仕事がバタバタしております。
今回はチケットの都合で関西国際空港から出発するのですが、決算のチェックを行う必要があったり何やらで、昨日(17日)に名古屋入りしました。
フライトは今夜遅くですから、夕方に関西空港へ向けて出発の予定だったのです。
しかしながら、よりによって大阪のお得意様(?)より呼び出しを頂まして、朝9時半に大阪へ戻らなければなりません。
出張前に名古屋での滞在時間は約24時間。
その時間内に、可能な限りの仕事をこなしたつもりですが、バタバタですがな・・・。
さて、昨日の出来事です。
名神高速道路の草津パーキングエリア付近です。
カメラマンの腕が悪いので、ピンボケで申し訳ありません。
まず右側は、関ヶ原ー養老JCTで、「雪走行注意」となっております。
「関ヶ原」あたりは非常に雪が多いですから、名神高速道路の難所と言えるでしょう。
東名高速なら、御殿場あたりに該当するイメージですね。
左側は、草津田上ー信楽で「火災渋滞3km」となっております。
こちらは、新名神高速道路のインターチェンジを指しておりますので、これから私が通ろうとする道です。
「事故渋滞」なら珍しくありませんが、「火災渋滞」は、チョット珍しい。
高速道路を通っていると、あちこちで道路や側壁が焦げた跡を見ます。
乗用車だとあまり目に入らないのですが、トラックで走っていると焦げ跡や事故の跡ってよく目に入るんです。
そういう意味では、車両火災って高速道路全体では良くある話なのでしょう。
でも、火災中や火災直後の場面に出くわしたことはありません。
自分の車が車両火災になって、自力で消し止めたことはありますけど・・・。
何だか、ワクワクしながら事故現場へと向かい(?)ました。
わかりますかね?
渋滞の先で、少々煙が上がっているのですが。
いつもはイライラする渋滞ですが、この日ばかりはワクワクしていますから、とてもご機嫌です♪
他人の不幸に対して、このような感情を持つのは不謹慎ではあります。
でも、人間って他人の不幸が大好きなんですよ。
火災現場到着です。
すでに火は消し止められていましたが、どうやら火が出たのはトレーラーのようですね。
積荷は、なにかの金属製品のようですから、火が出ることはないでしょう。
車両が傾いていることから想像するに、パンクしてタイヤから火が出たんでしょうねえ。
私の乗った車両が出荷した時も、タイヤ付近から火が出ました。
タイヤが燃えたわけではなく、シャフトの潤滑油が燃えたんですけど・・・。
ま、私の話は置いておきましょう。
画像のトレーラーですが、ヘッド(運転席のある前の部分)が切り離されていますね。
私の想像ですが、
ドライバーは台車(トレーラーの後ろの部分)から火が出る中、ヘッド部分を守ろうと切り離しを行って少し前方へ退避したんでしょうね。
エライ!
もしも連結したままで火が大きくなり、ヘッド部分の燃料タンクなんかに火が移ると大火災になってしまいます。
火や煙が出る中でのヘッド切り離し作業ですから、恐怖を感じる状況だったと思います。
大火災を防ぐための勇気ある行動・・・と言いたいところですが、もっと大切なことは、トレーラーヘッドという高価な財産を守ろうとしたこと。
私も経営者なんでね。
下衆と言われようが何と言われようが、そっちのほうが重要です。はい。
もっとも、火災保険の対象にでもなるなら、「何で燃やさなかったんだ!バカ野郎!」と言います。
全てはゼニのため~。
下衆っぽい話になりました。
残業代のお話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/02/16(月) 06:21
「残業代」について、このような記事が出ていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00002666-bengocom-soci
ここでは、「固定残業代」という表現になっていますが、当社では「みなし残業代」と呼んでいます。
要は、「一定の残業時間は給与の中に含まれている」というシステムです。
当社が採用しているシステムを、具体例として説明していきますね。
例えば、基本給が20万円の人がいたとします。
この人の一ヶ月の勤務時間の上限(=みなし残業時間の上限)は、何時間でしょうか?
算数(一部で中学生の数学)の問題になってしまいますね。
答から申し上げます。
一ヶ月の上限は、218.8時間です。
法律上、一週間の労働時間は40時間です。
これを月間に直すと、「週40時間÷週7日×365日÷12ヶ月」で、173.8時間が、労働基準法における月間の上限になります。
これを超えると、残業になるというわけです。
一ヶ月に許される残業時間の上限は45時間なので、173.8+45=218.8時間が、一ヶ月の勤務時間の上限(=みなし残業時間の上限)として、当社では設定しています。
法律に基づいていますね。うん。
さて、218.8時間までの勤務時間を基本給20万円に含めるという制度、これに問題は無いのでしょうか?
平たく言えば、最低賃金や残業時間の割増賃金1.25倍が反映されていれば問題ありません。
計算式は、
(173.8時間×A)+(45時間×A×1.25倍)=20万円
で、「A」を求めます。
この計算式の場合、A=869になります。
つまり、この人の時給は869円であるという計算になるわけです。
この金額が、都道府県別の最低賃金を下回っていなければ、法的な問題はありません。
ちなみに都道府県別の最低賃金ですが、東京は888円、埼玉は802円、大阪は838円、愛知は800円と定められています。
上の例で申し上げますと、東京都でこれをやると違法、埼玉や大阪、愛知なら合法ということになります。
なお、弊社ではエクセル計算式にて、「みなし残業時間計算ツール」を開発(?)しております。
「何時間をみなし残業時間にするのか?」と「基本給」の2点を入力するだけで、時給を計算することができ、その金額が最低賃金を下回っていなければ法的に問題なしと判断できる、スグレモノ(?)です。
作成者はホリグモン。
労働者からは「悪魔の計算ツール」と呼ばれているとか、いないとか。
必要な方は、私まで直接ご連絡ください。
ただし、この手法は「ブラック企業」と呼ばれる多くの企業が採用している手法です。
合法だけど、「人でなし!」と言われるかもしれませんネ。
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