社長の独り言 2013/9/2
出張報告その1 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/09/02(月) 05:35

画像は、関西国際空港の第2ターミナルです。
「第2ターミナル」ていうのは、鉄道駅なんかがある第一ターミナルからバスで7~8分。
同じ関西国際空港ではありますが、メインの第一ターミナルの隣の島になります。
現在は、LCC(格安航空会社)専用のターミナルとなっていますので、建物も質素ですし、ご覧のように「どこの田舎空港じゃ?」という位、閑散としていることが多いです。
ま、そんな関西国際空港の第2ターミナルが私のメインターミナル・・・と言うことで、土日を利用した海外出張に行ってまいりました。
今回も目的は貴金属含有くずである、基板スクラップの買い付けです。
8月上旬、本来なら今頃入荷しているハズの商品を点検のために出張していたのですが、「品質に問題アリ」と判断したため、購入せずに帰国していたのです。
そのリベンジ・・・というか、違う商品が1コンテナ分溜まったとの連絡を受けての海外出張です。
さて、関西空港第2ターミナルの話の続きです。
非常に質素なつくりですので、空港では当たり前に存在する免税店や飲食店などの店舗も、非常に小さく、数も少なくなっています。
国際線の搭乗待ちの長い時間、どうやって時間を潰すかが問題になるんですね。
ちなみに、関西空港第一ターミナルなら、マッサージ屋さんもあるし、書店もユニクロもありますので、数時間は退屈しないようになっています。
でも・・・第2ターミナルには、ほとんどそのような設備も店舗もない。
したがって、ビールでも飲んで時間をつぶすほか無い!のです。
ただし、悪い事ばかりではありません。
何しろ、格安航空会社専用ターミナルと言うこともあり、空港内の飲食店にしては、相当割安な料金でビールが飲めます。
第2ターミナルで、セキュリティチェックを抜けて、出国審査を終えると、あとは搭乗するだけの閉鎖エリアに入ります。
保安エリアって言うのかな?こういうエリアは独占ビジネスだから、何をやるにも高い。
免税店ですら、税金はかかっていなくとも、元々の商品価格が高いものだから、割引のある外部で買ったほうが安い・・・てなことになります。

そこにただ一軒だけの存在する軽食堂の、「ビールセット」がコレ。
生ビールの中ジョッキと、串カツか枝豆かポテトのおつまみが付いてきます。
それで価格は、定価850円。
大阪の空港利用者向けの会員カードに「KIXカード」ってのがありまして、コレを提示すると、さらに1割引で780円くらいになります。
保安エリアで、この値段は安い!
どれだけ安いかっていうとですね・・・

帰りに出張先空港で、同じく保安エリアのレストランで頼んだ、ビールとジャンバラヤ(?)です。
このビールだけで、一杯1,000円ですよ!
先進国日本の空港で、ビールセット780円なのですから、いかに安く呑めるか・・・ということがお分かりいただけるでしょうか?
いかん。
ビールの話で終わってしまいそうだ。
あと一つだけネタを。
私が海外出張や旅行に出かける際、その国の実情を知るために、注意して観察しているポイントがあります。
私だけでなく、そういう観察を行っておられる方は実に多い。
国内外を問わず、どこかに出張へ出かけると、その地域の一番高いタワーや丘に登って、周りを観察するという方もいるし、買ってでも土地の女性とベッドを共にする・・・という御仁もおられます。
私もあやかりたいものですが・・・実は私が観察するポイントは、到着国の入国審査と税関を抜けて、お迎えの人たちがたむろするゲート前に注目しています。

税関を抜けて、閉鎖空間を抜けると、どこの国の空港でもこのような光景が繰り広げられているでしょ?
私にとって、ここの雰囲気って大事でしてね。
私は、ここの雰囲気でその国のお国柄が分かるような気が・・・するんです。
そもそも、何となくこの場所の雰囲気とお国柄に関連性があるような気がしていたのですが、よく考えてみると理由があります。
ここで入国者を待ち構える人というのは、我々日本人が普通に考えると、旅行会社のガイドや家族、知人などを迎えに来た人たちです。
しかし、国によっては詐欺師やドロボーなどが、この場所で獲物を狙っているんですね~。
やはり、治安の悪い国と言うのは、この場所の雰囲気が悪い。
刺すような視線を感じることもあります。
この場所で、ノンビリとした、何か暖かい空気を感じるような国は、治安抜群ですわ。
ボ~と通り過ぎるのではなく、是非雰囲気を感じてみてくださいネ。
さ、今日はこんなところにしておきます。
実は明日、トラックのハンドルを握って早朝に出発する予定ですので、今夜にでも続き・・・じゃなくて、本編である出張の内容について書いておきますから!