社長の独り言 2017/4
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韓国製 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/04/17(月) 06:01
先週末にようやく、「ゴールデンウィークが近づいている」事実に気付きました。
旅行に行く計画などを立てている訳ではありません。
コンテナの予約に支障が出てきたのです。
ここしばらく、コンテナ積込日のちょうど一週間前に予約を入れる・・・という流れで、ある程度安定したコンテナ出荷を行ってきました。
先週末の金曜日(14日)には、翌週末の金曜日(21日)の予約を入れようとした訳です。
ゴールデンウィークの影響を全く考慮していませんでしたので、平時のサイクルで手配しようとした訳ですが、やはり甘かった。
「手配できるのは最短で26日」
すでに10日以上先しか予約できない状況のようです。
前回年末年始のタイミングで、名古屋の感覚では考えられないほど予約を取ることが難しいと思い知ったはずなんですが、またもや同じミスをしてしまいました。
喉元過ぎれば何とやらです。
4月で予約が取れるのは、すでに26日と27日の2日間しか残っていないという事でしたので、とりあえず両日ともに押さえておきました。
これにより、影響は最低限に抑えられるはずなんですが、スタッフは2日連続でコンテナ積みをやらないといけないので大変です。
ボンクラ社長のせいで、苦労を掛けてしまいますね。反省。
さて、今朝は関西にある自宅からの更新です。
「二週間に一度は帰宅」と自分なりのルールを定めましたので、金曜日夜のバスで出発し、土曜日早朝に関西に到着しました。
夜行バス、よく利用してます。
価格が安いという事もあるのですが、一日の仕事を完全に終えてから、睡眠時間を利用して移動できるという点で、時間の節約という観点から優れていますね。
新幹線移動と比べて、疲れますけど(笑)
前回東京へ戻った時にも夜行バスを利用しましたが、今回の東京への戻りにも、今夜の夜行バスを利用する予定です。
最近ようやく、夜行バス利用のコツを少しずつ掴んできました。
関東と関西を結ぶ夜行バスは、毎日かなりの本数が運航されています。
予約状況に合わせて価格もそれぞれ異なるのですが、最安価格のバスを予約するのではなく、コスパに優れたバスを予約する必要があることに気付きました。
まずは所要時間が短いことを重視。
途中の乗車あるいは降車場所の設定により、乗車時間がバスによって異なります。
代表的な例としては、途中で横浜に停車するバスの予約は見送ります。
所要時間が1時間ほど違ってきますので。
あと、少しでも「疲れにくいバス」に乗りたいですね。
実はこれが利用してみないと分からない、大切なポイントです。
シートの配置などは予約時にチェックすることが出来るのですが、実は使用される車両のグレードなどは利用してみないと分からない。
カタログ上は、同じ3列独立シート×8列の24席のバスだとしても、グレードの高いバスは乗り心地が良く疲れにくいし、グレードの低いバスは疲れやすいという事です。
グレードが高い、あるいは低いという区別は何か?
私的には、日本製のバスを使用しているか、韓国製のバスを利用しているかという点が、一番分かり易いポイントだと思います。
実は低価格の夜行バスに使用されるバスでは、韓国製のバスを使用しているケースが非常に多いのです。
気付いていない人が多いと思いますが・・・。
日本製と韓国製で、どこが違うのか?
まず、路面から座席への衝撃の伝わり方が違います。
路面から受けるタイヤの衝撃が、直接座席まで伝わってくるか否か。
韓国車に乗った経験がある人は少数派だと思いますが、あの独特の安っぽさがバスでも再現されています。
韓国車では最高級車だけが、カローラ並みの乗り心地が保証されている。
私の印象はそんなものです。
あと、座席の座り心地も違いますよ。
座席をリクライニングした時、眠りやすい姿勢になれる座席と、リクライニングするだけで、不自然な体制で眠らなければいけないバスもあります。
では、どうすれば「疲れにくいバス」に乗れるのか?
方法は比較的簡単です。
料金が高いバスを選べば良い。
ほとんどの場合は、安いものは安いなりのグレード、高いものは高いなりのグレードです。
安くて良いバスに乗りたい?
世の中、そんなに甘い話はありません。
さ、今夜も韓国製のバスに乗って東京へ帰るとしましょう。
危険情報は出てないけど注意喚起 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/04/12(水) 05:29
今週月曜日の朝、本来ならば土曜日の夜に出庫しているべきコンテナが、未だ出庫していないことで少々イライラしておりました。
午前8時ごろにスタッフが出勤して来たのですが、留置されたままのコンテナを見て、スタッフの顔色が変わります。
「これはマズイ」
おそらく、敏感に(?)そのことを感じ取ったのでしょう。
問題のコンテナはアフリカのとある国向けのコンテナだったのですが、依頼主は当社スタッフと母国を同じくする顔見知りの方。
現在の当社としてはレアケースになるのですが、コンテナ手配を当社が行わなかった案件です。
したがって、「いつ引き取りに来るのか?」という単純かつ重大な問題を、社長の私に聞かれても、「知らない」としか答えようのない案件だったのです。
実際、何人かのスタッフから、「コンテナの出庫はいつ?」と聞かれたのですが、「オレに聞かれても知らん!」というやり取りがありました。
そんなやり取りが、イライラを増幅させておりました。
そんなイライラも、出勤してきたスタッフたちの顔色が変わるのを見て、かなり落ち着きました。
おかしいですかねえ?
コンテナが出庫していないのを見て、何食わぬ顔をされると、私も「どないなっとるんじゃ!?」と、カミナリの一つも落としたくなります。
しかし顔色を変え、すぐに電話を入れ、何やら大声で話している姿を見ると、「まあ落ち着け」と言いたくなるものです。
結局、カミナリを落とすどころか、スタッフに対して、「起こってしまったミスはしょうがない。今後、同じミスが起きないように対策を講じよう。」と、なだめる側になってしまいました。
これ、日本人独特の考え方?
「怒ってもしょうがない」という考え方に対して、よく説明すると「そりゃそうだ」と、外国人でも納得してくれます。
でも最初は、「何言ってんだ?」という反応が返ってくるんですねえ。
大切なことは、同じ失敗を繰り返さないこと。
失敗を糧にして、会社やスタッフが成長することを目指さないとね。
失敗は、成長の母・・・でありたいものです。
あ、ちなみにコンテナの引き取りにやって来たのは、月曜日のお昼頃。
何で昼頃?
通常、当社へコンテナを引き取りに来るのは、作業終了後かつ渋滞が少ない時間。
このことから予想されるのは、何も考えていない、あるいは知らない、知ろうともしない、相当なアホウが、コンテナ手配に関わっているのであろうという事実。
次回以降、同じ失敗を繰り返さないようにしようとするなら、乙仲およびコンテナ輸送会社双方と、ウチが直接スケジュール確認する必要がありそうです。
それが出来ない案件は、受け付けない。
そう決めました。
やはり私、怒ってますね(笑)
さて、話が変わりますが、外務省の「海外安全ホームページ」に、韓国渡航者向けの注意喚起が出されました。
引用しておきましょうか。
ポイントとしては、「朝鮮半島情勢に関する情報に注意するとともに,在留届又は「たびレジ」により,連絡先の登録をお願いします。」
要は、「韓国渡航者は、連絡先を登録しておいてね」と。
なぜかと言えば、
「現在,韓国については,直ちに邦人の皆様の安全に影響がある状況ではなく,危険情報は出ておりません。
他方,北朝鮮は核実験や弾道ミサイル発射を繰り返していることから,今回改めてお知らせを出させていただきました。
朝鮮半島情勢に関する情報には,引き続き注意してください。」
とのこと。
今の情勢下で韓国へ遊びに行く方は、私に言わせれば「頭のボケた人」としか言いようが無い。
仕事で行くならしょうがないけど、リスクの高い地域であるという認識の下で活動しないとね。
「朝鮮半島有事」のリスクが高まっていることは間違いないですから、ビジネスのためなら、東南アジアのジャングルへ足を踏み入れる私も、今のソウルへは行きません。
自分の命を守るためなんだから、外務省に注意してもらわなくても自分のアタマで考えないといけません。
もし、朝鮮半島有事となれば?
他人のことは放っておいて、自分のことだけ考えますと、案外良い方向に動くのではないかと想像しています。
例えば為替は円安になるだろうし、物価上昇も想定される。
もちろん、命あっての物種ですが。
私の常駐する東京営業所は、横田基地から直線距離で20kmほどしか離れていません。
万一、横田基地に生物・化学兵器弾頭搭載のミサイルが着弾すると、命が無くなるかもしれませんね。
「危ないところだな」と思われる方もおられるかもしれませんが、どこが安全だと思うかは考え方次第。
案外、基地周辺が一番安全かもしれませんよ?
いずれにせよ、今は朝鮮半島の緊張が高まっており、近い将来、シリアへのトマホークによる攻撃のような、局地的な戦闘が起きる可能性が高いと、私は踏んでおります。
そのような事態になった時、身の安全を守ることと、どのように事業を継続していくか、事前に様々なシミュレーションを行っておくことも必要かもしれません。
ケアレスミス - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/04/10(月) 06:05
東京営業所では、金曜日・土曜日と連日のコンテナ積み込みを行いました。
おかげで営業所内もすっかり片付きました・・・と言いたいところですが、思わぬトラブルが発生。
当社がコンテナ手配を依頼する場合、朝6:30までにコンテナIN、当日夕方18:30以降にOUTというスケジュールで依頼しています。
実際に積み込みに要する時間は、午前8時から午後5時頃までが標準的です。
実際に運用する中で、コンテナ運送会社の都合にある程度合わせる必要も出てきますから、前日夜にコンテナIN、翌日の早朝までにコンテナOUT・・・ということもあります。
関係各社が協力して、円滑に仕事を進めなければなりませんから、その程度の融通は利かせる必要があるのです。
ただ、コンテナが置いてある間は当社の通常作業に支障があります。
名古屋のように広い敷地があり、コンテナピットがヤード内から独立して設置され、しかも2台のコンテナが置けるような営業所だと、「2日でも3日でも好きなだけ置いて良いよ」となります。
しかし東京営業所のようにコンテナピットが無く、トラックの駐車スペースにコンテナを停めている場合だと、コンテナの留置は必要最低限にしないと、作業に支障が出ます。
コンテナが停まっている間、トラックの出入りや荷下ろしが困難になるためです。
コンテナが停まっている状態で、敷地内に仮置きできる自転車の量は、約一日の集荷量分くらい。
それを超えると、トラックから自転車を下ろすことが出来ずに、集荷作業に支障が出ます。
で、本題です。
土曜日に積み込んだコンテナなのですが、なぜか土曜日の夕方に引き取りに来ない。
実は当社が運送を依頼したコンテナではないので、当社と運送会社間で打ち合わせをしていないので、詳しい時間などを知らないのです。
「渋滞を避けて、遅めの時間に来るのかな?」
そんな事を考えて、さほど気にしていませんでした。
ところが、何時になっても来ない。
翌日の朝になっても来ない。

結局、営業所のド真ん中に留置されたコンテナは、この原稿を書いている月曜日の朝6:30になっても、未だに留置されたままです。
一体、どうなってるのよ?
日曜日に集荷した自転車は、当然全てトラックに積んだままの状態。
これを早く下ろさないと、集荷に行くことすら出来ません。
倉庫横の農道にまで自転車が溢れ、占拠しているような状態です。
こちらも人の通行を妨げている状態ですので、一刻も早く撤去する必要があります。
農道を占拠しているのは、ウチのスタッフが横着をした結果なんですが・・・。
そして、いつも頭を下げに行くのは、私(笑)
いずれにせよ、そんなつまらないケアレスミスばかりが起こります。
コンテナOUTの時間を確認していなかったことは、「クソした後で、ケツ拭いたか?」と確認するのを忘れていたのと同レベル。
農道を占拠することになったのは、「他人のケツを触ったらダメだよ?」と、注意するのを怠っていたのと同レベル。
私としてはそういう認識です。はい。
私は会社の責任者として、当然全責任を負わなければいけないのですが、もう少しレベルの高い(?)問題で、悩みたいものです。
そんな訳で、今朝はとても機嫌が悪いのです。
現在、2017年4月10日月曜日午前7時。
まだコンテナを取りに来ないね・・・。
もう少し時間が経つと、「オンドレ!コラ!どないなっとるんじゃ!?」という状態になりそうですので、今日はこのあたりでブログをアップしておきますね。
ギックリ腰、完治 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/04/07(金) 05:44
最近、なぜかPCがフリーズすることが多いです。
フリーズするのは東京営業所限定で、その他の場所ではフリーズしたことがありません。
よく分からないのですが、インターネットに問題があるのではないかと思っています。
もしPC本体に原因があるなら、場所を選ばずフリーズするはず。
しかし大阪でも名古屋でも海外でもフリーズすることはなく、東京営業所限定なんです。
フリーズするたびに再起動を余儀なくされており、不愉快極まりないです。
水曜日のブログ定期更新が出来なかったのも、フリーズによるミス誘発が原因でした。
本当に厄介ですねえ・・・。
さて、私事で恐縮ですが、どうやらギックリ腰は完治の方向に向かっているようです。
「ギックリ腰は再発する」あるいは「持病になって完治しない」ということを、ギックリ腰の先輩諸氏からよく聞かされます。
私のギックリ腰も、一旦治癒に向かい始めたと思ったら、理由も分からずに再び悪化・・・という事態になったのですが、今回は治癒の方向に向かっているような気がします。
何しろ、凄腕の先生に治してもらいましたので。
3月31日、私は所用で東京から大阪に向かわなければなりませんでした。
前日の30日に強い痛みが再発しましたので、電車での移動はかなり苦しい状態でした。
実は凄腕の先生は、大阪にいます。
しかも当社大阪本社が入っているビルの一階に。
私が初めてその先生を知ったのは、今から10年近く前になります。
骨と筋肉に関することなら、何でも治してもらっています。
今まで数多くの整形外科や整骨院などに通った経験がありますが、私のランキングでは文句なしのナンバーワン。
しかも他を寄せ付けない、圧倒的なナンバーワンです。
自然治癒で痛みが和らいでも、根本を治さないと、再発や慢性化することが多い。
そんな事を言われて、「根本」を治してもらいました。
いつも感動するのですが、ウソみたいに状態が良くなります。
別に痛いことをされる訳でもなく、ほぼ無痛で。
それから一週間が経ち、痛みや張りの自覚症状も無くなってきました。
再発するかどうかは今後の成り行きを見守るしかありませんが、とりあえず今回は治ったということで。
ちなみに当社の本社所在地は、大阪府高槻市宮野町11-10。
一階の整骨院は、「八千代」と言います。
東京から大阪まで新幹線に乗って往復すると約3万円。
ここ数回、大阪へ出向いた仕事の内容に3万円の価値はありませんが、整骨院に行けたこの日だけは、軽く元を取れたように思います。
今回ギックリ腰になって、私が考えていたよりも多くの方が、ギックリ腰の持病持ちだということが分かりました。
「いやあ、実は私も・・・」なんて話をよく聞くのです。
皆さんの周りにも、「名医」と言いたくなるような先生がいれば良いですね~。
もしどうしても見つからなければ、京都あるいは大阪観光を兼ねて、一度当社本社一階の整骨院を試してみてはいかがですか?
ちなみに2階の当社を訪ねて頂いても、私は99.9%不在です。
関東地方での業務が安定稼働するまでの間、必要不可欠な所用以外では大阪に行くことはありません。
先日、事務拠点の統廃合を進めた際に、転居届を出して郵便物は東京に転送されるように手配し、電話やFAXも取り外したくらいですから(笑)
名古屋に関しては、月に1~2回は行くことになると思います。
名古屋はそれなりの歴史があり、安定稼働しておりますから、定期的なミーティングの実施くらいで、今のところ問題は無いかと思っています。
さて、今日と明日は2日連続でコンテナ出荷です。
出荷の作業が連続すると入荷作業に支障が出てしまうので、あまり好ましくないのですが、諸般の事情でやむを得ない。

結構な量の在庫がありますが、2日連続で出荷すればそれなりに片付くかな?
今の季節は繁忙期ですから、スタッフ一丸となって頑張ってやっていますよ。
大切なモノ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/04/03(月) 06:20
先週の水曜日から木曜日の話です。
ギックリ腰を発症してから約10日が経過し、痛みもずいぶんと和らいで、回復を実感していました。
この間、一切の現場仕事を放棄(?)して回復することに専念していましたから、当たり前と言えば当たり前なのでしょう。
細かいことを言うようですが、発症してから一週間ほどはメキメキと回復したのに比べて、その後の3~4日間は、小康状態とでも言いましょうか、あまり回復が進まない。
そんな風に感じておりました。
水曜日の夜も、そんなことを考えておりました。
前日と比べて回復しているように感じないし、むしろ痛みが悪化したようにも感じます。
翌木曜日、その感覚が間違いではなかったことが判明しました。
木曜日は、時計の針が一週間以上も巻き戻されたように、起き上がることすら困難なほどの状態に逆戻り。
椅子に座っていることさえ辛く、一日の半分近くをベッドの上で過ごすことになりました。
ギックリ腰の先輩諸氏からは、「ギックリ腰は中々治らない」とか、「すぐに再発する」など、散々に怖い言葉を聞かされているだけに、少し不安な気持ちになります。
「いつでもトラックに乗って、現場仕事に従事できる」
実はこれが私の「心の拠り所」とも言える、大切な事業の前提条件なのです。
私たちの仕事なんて、いつ土台が崩れ落ちるか、分かったものではありません。
様々な理由で、自転車貿易が不可能になったり、仕入れが止まったりする可能性がゼロではないという前提で物事を考えなければいけないのです。
これまで築き上げてきたものが、あっという間に崩れ去る可能性がある。
悲しいことですし、絶対に起こって欲しくないことですが、その現実に直面した時には、現実的な対応をしなければなりません。
さすがに具体的なシミュレーションまでしていませんが、八方塞がりのような状況になった時、有効だと思われるプランは、「時計の針を10年巻き戻す」です。
時計の針を10年巻き戻すと表現しましたが、要するにこれまでの10年間で、会社の状態が最悪だった時と、同じようにやれば良いんです。
当社の状態が創業から今までで最悪だったのは、リーマンショック後の2008年秋から2009年春ぐらいまでの間でしょうか?
その期間の事は何度かブログでも書かせて頂きましたが、簡単に言えば、私と番頭のスズシゲ君の2人が、それぞれトラックに乗って商品を集め、「チャリンチャリン」と小銭を稼ぎに出ていました。
結局、自分で自分の給与と経費とプラスアルファを稼げる人間だけが、体を張って仕事をすれば、どのような状況になっても生き残っていけると思っています。
今では、他にもそういう人間が当社にはいる・・・かな?
いるかもしれないし、いないかもしれない。
何しろ、その当時のことを知るスタッフがいませんからねえ。
何とも言いようが無いのですが、決して甘くないことは確かです。
例えば当時、私は週に2~3回、名古屋から富山までトラックに乗って仕入に出ていました。
片道300kmの行程を、往復ともに一般道利用です。
早朝あるいは深夜に名古屋を出発して、4トントラックに手積みでスクラップや中古品を満載して、再び一般道で戻って来る。
体調の悪い時、大雪の時、多めの利益が上がった時などだけ、当時50%OFFだった深夜割引や通勤割引の利用限定で高速道路を利用する。
要するに、最小の経費で、最大限に体を酷使して運営するのが一番だし、それ以外に方法は無いのですが、決して甘くないという事です。
話が少し逸れましたが、その当時と同じことが出来る準備を、整えておかないといけない。
それが私の基本理念(言い過ぎ?)なのですが、ギックリ腰の持病持ちでは、「いつでもトラックに乗って、現場仕事に従事できない」のです。
だから大問題なのです。
よく「以前には戻れない」という話を、他の経営者たちから聞きます。
企業が成長し、業務内容や事業環境が変化しているのに、以前のような形には戻れない・・・という意味で、聞かされる言葉です。
尊敬する先輩諸氏からも言われる言葉なのですが、この考えについては、私は賛同していません。
だって、以前に戻すことを試してもいないのに、無理だと言われてもねえ。
要するに、これまで築き上げてきたものを失いたくないでしょ?
そうとしか受け取れないのです。
話が飛びすぎだから、このへんで止めておきましょう。
私が大切にしているものは、姿・形が目に見えるようなものでは無く、金銭的な評価が出来ないようなモノなのです。
「自分がいつでも現場に出れる」というのも、それを金銭的な評価に置き換えるのは難しいでしょ?
でも、それをとても大切にしています。
形の無い財産・・・と言うのが良いのでしょうか?
命の次に大事なのはカネ・・・という考え方があります。
私もそう思いますよ。
ただ、正確に言えば、「カネ」ではなくて、「カネを生み出すチカラ」と言うのが正確でしょう。
金なんか無くなっても、金を生み出す力さえあれば、簡単に作ることが出来ます。
一方、金を持っていても、金を生み出す力がないボンクラだと、減らすだけですからねえ・・・。
命の次に大切である、「カネを生み出す力」。
その手っ取り早い手段である、頑強な肉体を私は失うんでしょうかね?
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