社長の独り言 2017/10
次へ>> |
退院しました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/10/16(月) 05:30
9月27日から入院しておりましたが、10月13日金曜日、無事退院しました!
多くの方に、ご心配・ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
まだ完治した訳では無く、入院から自宅療養に切り替わったような位置付けですので、100%の状態で仕事に復帰できた訳ではありません。
しかし網膜剥離の再発もなく、術後の経過も良好と判断されての退院ですから、とりあえず無事退院ということで。
私の入院中には衆議院の総選挙も公示され、当初は躍進の予想もあった新しい政党が失速するなど、世の中は目まぐるしく動いているようです。
テレビばっかり見ていましたから、世の中の動きには結構詳しいですよ。(笑)
当社の海外輸出先の情勢変化など、事業に関する動きもいくつかあったのですが、今日はとりあえず私の「網膜剥離ネタ」を残しておきます。
この病気関連ネタ、あと2~3回くらいはブログのネタになるくらい色んな話がありますので、近いうちにまたご紹介するつもりです。
まず今日は、「皆さんも網膜剥離に気を付けてくださいね~」という注意喚起の趣旨で、自覚症状から病状の進行までをご説明しておきます。
過去ブログにも書きましたが、網膜剥離というそれなりの大病を患っても、最初の自覚症状は、「少し目がかすむなあ…」という程度。
最初に自覚症状が現れたのは、9月12日頃だった思います。
「少し目がかすむ」程度の症状は、過去に何度も経験がある程度のものでしたから、さして気にしていませんでした。
「数日で自然に治るだろう」程度の感触でした。
ところが3日ほど経っても目がかすむ状態が治らないので、9月16日の土曜日、「念のために」という感覚で、近所の眼科医院へ行くことを思い立ちました。
眼科医院に行ったことが無いのでネットで調べたところ、私の自宅の近所には2軒の眼科医院があることが分かりました。
とりあえず一番近い一件目の眼科医院に徒歩で出向いたところ、「土曜日の診察は予約制です」の立札が。
「急患はOK」みたいなことも書いてあったのですが、「目がかすむ」という症状の私が、急患と呼べるかは甚だ疑問だったので断念。
「チッ。もう一軒の眼科医院に行くか…」
私はもう一軒の眼科医院へと向かいました。
二軒目の眼科医院へ到着したのですが、そこはコンタクトレンズ屋併設の眼科医院のようで、土曜ということもあって院内は超満員。
コンタクトレンズ屋併設の眼科医院なんか、アルバイト研修医が適当に診察しているだけだろうし、しかも超満員となると診察してもらう気も失せ、「まあ、大丈夫だろう」ということで帰宅。
結局、9月16日土曜日には診察を受けませんでした。
16日からの三連休が明けた週は、出張やら何やらで、非常に多忙。
眼の状態が悪化したという自覚症状が無かったこともあり、仕事優先で眼科に行くことはありませんでした。
更に週が明けて9月25日月曜日、眼のかすみは治らず、目ヤニが少々残っているかのような違和感が少し強くなったような気もしたので、眼科医院に電話したうえで診察を受ける。
そこで、「網膜剥離」と診断された訳です。
私の網膜剥離は、非常によくあるパターンらしいです。
網膜の一部に穴が開き、その穴からジェル状の液体(硝子体)が漏れだして、まるで水に濡れた壁紙が剥がれ落ちるように、網膜の剥離が進行する…という感じです。
網膜の一部に穴が開いただけの段階で発見されると、レーザーで穴をふさいで終わり…と、簡単な処置で済むようです。
しかし私の場合、発見された時点で漏れ出した液により、すでに網膜の一部が剥がれ始めていましたから、大掛かり(?)な手術になりました。
もうお分かりだと思いますが、最初に違和感を感じて眼科医院へ出向いた時点で、「急患である」ことを訴えて診察してもらえば、早期発見、早期治療に結び付いていたかもしれません。
今となっては後の祭りですが、あらゆる病気は早期発見、早期治療が大切ですね。
カラダに異変を感じたら、何はさておき早期に診察を受けましょう。
…ということです。
網膜剥離を患うと、眼(視界)がどうなるのか?
言葉で説明するよりも、眼で見るのが分かり易いと思いますから、画像を加工して私の視界を再現してみました。
まず最初に、こちらの画像をご覧ください。

ここはJRのとある駅で撮影した画像です。
別に何の変哲もありません。
皆さんの目では、当たり前の風景が見えますね。
先ほど私がご説明した、「目がかすむ」という状態のときも、大体こんな感じで見えていました。
で、9月25日月曜日には、視界の右下の部分が、ややぼやけて見えていました。

画像の右下に、少しモザイクを入れたのですが、9月25日月曜日に、「網膜剥離」と診断された時点では、大体こんな感じで見えていました。
さて、次の画像は、翌日9月26日火曜日の私の視界です。

視界の右下部分に、ハッキリと影を認識するようになりました。
この日は、近所の眼科医院の紹介状を持って、大学病院で診察を受けた日です。
あまりに症状が進んだので、前日の眼科医院での診察が原因で症状が進んだのでは…?という疑念が頭をよぎりました。
過去ブログでも書いていますが、「大先生」と呼ばれる、おじいちゃん先生に無理を強いられましたので、今でもその疑念は消えていません…。
大学病院での診察の結果、翌日水曜日から入院、木曜日に手術と決まりました。
で、入院日である9月27日水曜日の私の視界は、次のような感じでした。

視界が明らかに狭まり、闇の部分が増加していました。
急激に迫りくる闇の恐怖。
思い出しただけでもゾッとします。
そして手術日の9月28日木曜日、私の視界は次のような感じでした。

ほとんど何も見えてない。(笑)
笑ってる場合じゃないのですが、あまりの進行の速さにビビりまくってました。
局部麻酔で目の手術をするから、怖さはあるのですが、それよりも闇が迫りくる恐怖が勝っていまして、「早く手術してくれ~!」と考えていました。
とにかく網膜剥離は症状の進行が早いので、一刻も早く診察を受け、一刻も早く手術を受けなければいけない…ということです。
皆さんも、どうぞ気を付けてくださいね。
さて、最後に。
今の私はどのように見えているか?
手術から17日目の私の左目は、次のような感じで見えています。

まず、視界が少し歪んでいます。
画像を歪ませているのは、マジでこんな感じで見えているのです。
中央下部の黒い丸は、手術で注入したガスがまだ眼に残っており、プカプカと見えているためです。
この画像は、結構リアルに再現できたと思っています。
今見えている景色だから、当たり前と言えば当たり前ですが…。
まだこんな状態ですので、正直な話、正常な片目(右目)だけで生活するほうが楽といえばラク。
歩くのも少し怖いし、パソコン仕事をするのも非常に疲れます。
クルマの運転?
医師から禁止された覚えはありませんが、怖くて自重しています。
そんな訳で、「100%の状態ではない」ということです。
しばらくは、ボチボチと仕事をさせて頂きます。
まだ入院中ですよ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/10/09(月) 08:28
9月27日より網膜剥離の手術のため入院し、手術後で約10日が経過しました。
手術自体は無事に終わっています。
今は、剥がれた網膜が元に戻り、視力を取り戻すまで入院中…ということです。
今日(10月9日)で、手術から11日目。
剥がれた網膜が再びくっつくのに、通常は約2週間を要すみたいなので、あとしばらくは入院生活が続きます。
手術前から予告されていたのですが、手術後ずっと「うつ伏せ」で、生活しています。
起きている時も、寝ている時も、24時間「うつ伏せ」です。
24時間うつ伏せにならなければいけない理由ですが…
今、私の眼の中には、ガスが注入してあります。
剥がれた網膜をガスの圧力でくっつけるために、うつ伏せになっているのです。
起きている時は、こんな感じ。

学生の頃、教室の机でうつ伏せになって寝ていた時を思い出します。
寝る時も、うつ伏せだけです。

とにかく、起きていようが、寝ていようが、ずっとうつ伏せ。
え? ツライかって?
そりゃキツイですよ。
2週間もの間、ずっとうつ伏せで生活するなんて、「拷問」としか言いようがありません。
網膜剥離の手術後のうつ伏せ生活により、鬱(うつ)になったり、精神的に病んでしまう患者も、少なからずいるみたいです。
マジで拷問だから、精神的におかしくなるのも納得。
私は普段からアタマの線が切れているためか、それとも拷問に近い生活を強いられているからか、今のところ何とか平常心を保っています。
私の担当看護師は、退院は早くて10月14日(土)、普通にいけば、週明けの10月17日(火)頃になると予想しています。
先のことは分からないのですが、順調にいけばそんな感じです。
うつ伏せで、片目での長時間のパソコン作業は非常に疲れますので、次回のブログ更新は、本当に退院してからになります。
今日は、無事に手術が成功していること、視力を取り戻すために入院中ですよ…というご報告でした!
次へ» |
2017年10月
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|