社長の独り言 2013/4
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精神安定剤 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/04/22(月) 06:49
今年に入ってからタバコを禁煙しておりますが、禁煙することによって生活のリズムが乱れ、さまざまな障害が出ていることなんかを当ブログでも愚痴っていた記憶があります。
ニコチン切れによるイライラは3日で収まりますが、生活習慣が変化することによるイライラが収まるには長い年月が必要です。
たとえば私の場合、「朝一番に珈琲を飲みながらタバコをふかし、PCに向かってブログを書く」という習慣でした。
ここから重要なアイテムであるタバコを取り去ってしまうと、ブログを書く仕事(?)自体が上手くいかなくなります。
少々理解に苦しまれる方も多いかもしれませんが、タバコを止められない理由はニコチン中毒などではない方が多いかもしれません。
生活習慣の劇的な変化が及ぼす様々な不都合を考えると、吸っていた方がマシ・・・という事情もあるのです!
・・・こんな喫煙を擁護するようなことを書いていると、「アイツ、喫煙が復活したのか?」と言われそうですがそんなことはありません。
まだ禁煙生活は続いています。
ふと、「珈琲を飲みながら、PCに向かってブログを書く」と言う習慣が確立し、タバコ抜きが自然になったなあ~と思いましたので、こんなことを書きました。
さすがに禁煙して3ヶ月以上が経過すると、タバコの煙の匂いが、「臭いな~」と感じるようになります。
でも、口臭の匂いも、加齢臭の匂いも、化粧の匂いも、同じレベルで「臭いな~」です。
タバコだけが特別と言う訳ではありません。
世の中には、タバコの煙に対して特別な嫌悪感を持つ人もいるようですが、あんなのは特別。
私と接する喫煙者の方は、どうぞ遠慮なくタバコを吸っちゃってください。
とりあえず非喫煙者の間は、喫煙者を擁護するように努力したい・・・と思っています。
喫煙者の方と公共交通機関などを利用して外出していると、喫煙場所の確保に苦労なさっているように感じます。
自分が喫煙している時には意識していなかったのですが、外出先で喫煙できる場所が少なすぎますわ。
非喫煙者のヒステリーみたいな声が政策に反映されすぎて、喫煙場所の確保が不十分なままで禁煙だけが先行して進められているなと感じます。
禁煙の推進は、喫煙スペースの確保と同じスピードで進められないと困りますよね?
よし!
私は非喫煙者だから、大きな声で言ってやる。
公共空間での喫煙スペースを増やせ!
喫煙スペースを設置しないで、禁煙スペースを設置するな!
こんなもんでエエですか?
とにかく、タバコの煙が充満した密室に閉じ込められているような環境に置かれた非喫煙者は、守ってあげなければいけません。
でも、キッチリと他者への配慮をする喫煙者も、喫煙する権利を守ってあげないとねえ・・・。
喫煙者って、「不自由ですなあ~」と感じています。
タバコを吸わないと生きていけない(?)って、結構大変だと思いますわ。
誤解を恐れずに言えば、「この薬を飲まないと生きていけない」という人に対して抱く、「大変ですねえ」という感覚と似ています。
不謹慎だと怒られそうですが、喫煙者にとってのタバコとは、その位欠かせないものなのですよ・・・。
それを理解してあげないとね。
ああ、月曜日だというのにアホな話を延々と書きました。
昨日から、精神的に動揺するような出来事も起こっていますので、私にとっては精神安定剤(?)的なアホ話です。
それでは!
ニコチン切れによるイライラは3日で収まりますが、生活習慣が変化することによるイライラが収まるには長い年月が必要です。
たとえば私の場合、「朝一番に珈琲を飲みながらタバコをふかし、PCに向かってブログを書く」という習慣でした。
ここから重要なアイテムであるタバコを取り去ってしまうと、ブログを書く仕事(?)自体が上手くいかなくなります。
少々理解に苦しまれる方も多いかもしれませんが、タバコを止められない理由はニコチン中毒などではない方が多いかもしれません。
生活習慣の劇的な変化が及ぼす様々な不都合を考えると、吸っていた方がマシ・・・という事情もあるのです!
・・・こんな喫煙を擁護するようなことを書いていると、「アイツ、喫煙が復活したのか?」と言われそうですがそんなことはありません。
まだ禁煙生活は続いています。
ふと、「珈琲を飲みながら、PCに向かってブログを書く」と言う習慣が確立し、タバコ抜きが自然になったなあ~と思いましたので、こんなことを書きました。
さすがに禁煙して3ヶ月以上が経過すると、タバコの煙の匂いが、「臭いな~」と感じるようになります。
でも、口臭の匂いも、加齢臭の匂いも、化粧の匂いも、同じレベルで「臭いな~」です。
タバコだけが特別と言う訳ではありません。
世の中には、タバコの煙に対して特別な嫌悪感を持つ人もいるようですが、あんなのは特別。
私と接する喫煙者の方は、どうぞ遠慮なくタバコを吸っちゃってください。
とりあえず非喫煙者の間は、喫煙者を擁護するように努力したい・・・と思っています。
喫煙者の方と公共交通機関などを利用して外出していると、喫煙場所の確保に苦労なさっているように感じます。
自分が喫煙している時には意識していなかったのですが、外出先で喫煙できる場所が少なすぎますわ。
非喫煙者のヒステリーみたいな声が政策に反映されすぎて、喫煙場所の確保が不十分なままで禁煙だけが先行して進められているなと感じます。
禁煙の推進は、喫煙スペースの確保と同じスピードで進められないと困りますよね?
よし!
私は非喫煙者だから、大きな声で言ってやる。
公共空間での喫煙スペースを増やせ!
喫煙スペースを設置しないで、禁煙スペースを設置するな!
こんなもんでエエですか?
とにかく、タバコの煙が充満した密室に閉じ込められているような環境に置かれた非喫煙者は、守ってあげなければいけません。
でも、キッチリと他者への配慮をする喫煙者も、喫煙する権利を守ってあげないとねえ・・・。
喫煙者って、「不自由ですなあ~」と感じています。
タバコを吸わないと生きていけない(?)って、結構大変だと思いますわ。
誤解を恐れずに言えば、「この薬を飲まないと生きていけない」という人に対して抱く、「大変ですねえ」という感覚と似ています。
不謹慎だと怒られそうですが、喫煙者にとってのタバコとは、その位欠かせないものなのですよ・・・。
それを理解してあげないとね。
ああ、月曜日だというのにアホな話を延々と書きました。
昨日から、精神的に動揺するような出来事も起こっていますので、私にとっては精神安定剤(?)的なアホ話です。
それでは!
このたびの相場変動について - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/04/19(金) 07:13
ここしばらくの劇的な金属相場変動に、腰を抜かしそうになった同業者各位も多いことでしょう。
たとえば銅の国内建値なら、4月8日にトン77万円だったものが11日には80万円に上昇。
喜んだのも束の間、16日には-6万円の74万円に暴落しました。
金(ゴールド)の動きも強烈でした。
某大手貴金属会社の小売価格で見ると、4月10日に最高値のグラム5,338円を記録。
15日に254円下げ、翌16日にはナント618円も下げて、グラム4,408円まで下げたのでした。
私も少々ビビリました。
現在、銅相場で勝負するような真似は行っていないのですが、金相場の動きには大きな影響を受ける。
銅スクラップの売買と違って、今の金相場には事実上意味がないんですが、利益見込みを計算するにあたっては、取引時点での金相場しか物差しが無いのも事実。
金相場が変動すると、アタマの中のソロバンを弾き直さないといけないのは、他の金属の取引と同じです。
ここからは私の考えなのですが、
金(ゴールド)と、他の金属(銀、銅、鉄、アルミなど)は、根本的に性質が違うものだと考えています。
金以外のすべての金属は、製品の原材料としてだけの扱いを受け、その範疇で相場の変動が発生する同列の金属。
もちろん、金も製品の原材料としての影響も受けますが、通貨としての価値変動が発生する唯一の金属かと思います。
どう表現してもややこしいな・・・。もう少しストレートに表現しよう。
銀や銅なんかは、需給だけで相場が決定されます。
金だけは、需給だけでは相場が決まりません。
・・・このほうがわかりやすいか。
現在の金価格の決定権は、事実上各国の中央銀行が握っています。
各国の中央銀行が、事実上の金本位制復活を思わせるように、金価格をコントロールしていますからねえ。
ドルの信用が下落したことが最大の原因でしょう。紙切れは紙切れ、金は金・・・という扱いかと思います。
金属相場が大きく変動するような局面を迎えても、金相場と他の金属では異なった動きをする。
そう信じて(?)、私は金(gold)を重点商品として考えてきました。
今回の大きな相場変動の動きは、自分の考えを検証するよい機会だったのです。
結果として・・・今回は、金も銀も銅も、一斉に大きく相場を落としました。
これまでのところ、金は2日連続の下げで下げ止まり、3日目には上昇に転じました。一方で銅や銀は4日連続で下げて、ようやく下げ止まり。
現段階では、自分の考えが正しいのか、それとも単なる誤差の範囲なのか判断がつきにくいな・・・。
これからの相場の動きの中で、少しずつ想像していくしかありません。
たとえば銅の国内建値なら、4月8日にトン77万円だったものが11日には80万円に上昇。
喜んだのも束の間、16日には-6万円の74万円に暴落しました。
金(ゴールド)の動きも強烈でした。
某大手貴金属会社の小売価格で見ると、4月10日に最高値のグラム5,338円を記録。
15日に254円下げ、翌16日にはナント618円も下げて、グラム4,408円まで下げたのでした。
私も少々ビビリました。
現在、銅相場で勝負するような真似は行っていないのですが、金相場の動きには大きな影響を受ける。
銅スクラップの売買と違って、今の金相場には事実上意味がないんですが、利益見込みを計算するにあたっては、取引時点での金相場しか物差しが無いのも事実。
金相場が変動すると、アタマの中のソロバンを弾き直さないといけないのは、他の金属の取引と同じです。
ここからは私の考えなのですが、
金(ゴールド)と、他の金属(銀、銅、鉄、アルミなど)は、根本的に性質が違うものだと考えています。
金以外のすべての金属は、製品の原材料としてだけの扱いを受け、その範疇で相場の変動が発生する同列の金属。
もちろん、金も製品の原材料としての影響も受けますが、通貨としての価値変動が発生する唯一の金属かと思います。
どう表現してもややこしいな・・・。もう少しストレートに表現しよう。
銀や銅なんかは、需給だけで相場が決定されます。
金だけは、需給だけでは相場が決まりません。
・・・このほうがわかりやすいか。
現在の金価格の決定権は、事実上各国の中央銀行が握っています。
各国の中央銀行が、事実上の金本位制復活を思わせるように、金価格をコントロールしていますからねえ。
ドルの信用が下落したことが最大の原因でしょう。紙切れは紙切れ、金は金・・・という扱いかと思います。
金属相場が大きく変動するような局面を迎えても、金相場と他の金属では異なった動きをする。
そう信じて(?)、私は金(gold)を重点商品として考えてきました。
今回の大きな相場変動の動きは、自分の考えを検証するよい機会だったのです。
結果として・・・今回は、金も銀も銅も、一斉に大きく相場を落としました。
これまでのところ、金は2日連続の下げで下げ止まり、3日目には上昇に転じました。一方で銅や銀は4日連続で下げて、ようやく下げ止まり。
現段階では、自分の考えが正しいのか、それとも単なる誤差の範囲なのか判断がつきにくいな・・・。
これからの相場の動きの中で、少しずつ想像していくしかありません。
日帰り海外出張のご報告 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/04/18(木) 06:55
韓国への日帰り弾丸ツアーに行って参りました。
ツアーと言っても遊びではありません。仕事です。
私の体験した日帰り弾丸ツアー、ハードなものでしたが十分に可能であることがわかりましたので、ご報告しておきますね。
まず出発ですが、午前7:45分に関西国際空港を出発する朝一番の便で出発です。
日帰り出張とはいえ、利用するのは一応国際線なので、空港到着とチェックインは2時間前の午前5:45分がメド。
大阪と京都の県境という辺鄙な場所から出発しなければならない私は、自宅を4時半ごろ出発しました。
当然、起床は4時前になりますね・・・。

私の乗った飛行機はコレ。
関西以外の方には馴染みがないでしょう。
「ピーチエアライン」という、関西国際空港を拠点とする格安航空会社 (LCC) なんです。
とにかく徹底した費用節減により格安運賃を実現している会社なので、飛行機までも歩いていくのは当たり前。
チェックインに遅れたり搭乗手続きが遅れたりした場合、他の航空会社なら少し位待ってくれたり、
探しに来てくれたりしますが、問答無用で置いて行かれます。
その代わり、とにかく安い!
昨日は少々混雑しており、料金設定が高めの日だったのですが、それでも関西空港と韓国往復で2万5千円ほど。
東京行くより安いんですわ・・・。
韓国の表玄関である仁川国際空港までは1時間45分ほど。
朝9時30分には韓国の土を踏むことになります。
出国手続きや税関などの手続きを済ませて、10時には空港まで迎えに来てくれた方と合流することが出来ました。
空港バスや鉄道などの公共交通機関を使い、自分で目的地最寄の駅まで行くと言っていたのですが、「アニョハセヨ~(こんにちは)」くらいしか韓国語を話せない私を気遣って、空港まで迎えに来てくださいました。

仁川国際空港は、アジアのハブ空港として機能しています。
目的地までは、車で90分ほどの場所。
公共交通機関を使っても、たぶん同じくらい。
帰りの飛行機が21時発だから、逆算すると19時空港到着、17時半現地出発くらいのスケジュールになります。
キッチリ一日仕事が出来ますね・・・。

韓国での食事といえば、鍋料理。
韓国人は朝から晩まで、季節に関係なく365日、鍋料理ばかり食べます。
こう言っても差し支えないと思います・・・。間違っていたら教えてくださいね。
とにかく、いろいろな食材がブチ込んでありますので、美味しい鍋に仕上がります。
唐辛子をはじめとした香辛料が強烈ですが、日帰り出張で一日食べるくらいなら私でも大丈夫。
数日間滞在すると、ケツの穴がヒリヒリしますね。
今回は数時間で商談や視察を無事に済ませることが出来ました。
さすがに、再び空港まで送っていただくのは申し訳ない。
お互いに忙しい中でビジネスをしているわけなので、時間の浪費は避けなければなりません。
・・・ということで、近くの駅まで送ってもらい、あとは自分で空港に向かうことにしました。
基本的に韓国って車社会だと思うんですが、さすがに首都ソウル近郊では鉄道網もしっかりしています。

世界標準から言えば「しっかりしている」韓国の鉄道網ですが、やはり日本と比べると大いに違和感というか、不便な点も多くあります。
鉄道で空港へ向かわずに、バスで行くことを勧められていたのですが、確かに初めての利用者や外国人にはハードルがやや高いかも。
ハングル文字や韓国語だけの説明が多いので、理解不能なことがたくさんあります。
ただし、私でも2回の乗り換えを行ったうえで無事に空港へ着くことができたので、何とかなるもんです。
最終的に関西国際空港へ到着したのが22時45分。
韓国への日帰り出張を行う人って多いんでしょうかね?
私の予想は・・・皆無だと思います。
実は、関西空港の税関で試してみました。
日帰りでお土産も持っていない私は、ほぼ手ぶら。
小さな書類カバンだけでしたので、税関では不審がられて「荷物はコレだけですか?」と聞かれることになります。
「うん。日帰りだからね~」と答えてみると・・・。
税関の職員氏、「エエッ!?」と私のパスポートの日付印を再確認していました。
苦笑いしながら、「朝の便で出発ですか?お疲れ様でした」とパスポートを返却してくれたのですが、この反応を見る限り、日帰りで海外に行く奴は珍しいんでしょう・・・。
結局、帰宅したのが午前0時半くらいでしたので、今回の日帰り海外出張、疲労度は「昨夜は少し飲みすぎた!」くらいの感じです。
問題なく行けますよ~!
ツアーと言っても遊びではありません。仕事です。
私の体験した日帰り弾丸ツアー、ハードなものでしたが十分に可能であることがわかりましたので、ご報告しておきますね。
まず出発ですが、午前7:45分に関西国際空港を出発する朝一番の便で出発です。
日帰り出張とはいえ、利用するのは一応国際線なので、空港到着とチェックインは2時間前の午前5:45分がメド。
大阪と京都の県境という辺鄙な場所から出発しなければならない私は、自宅を4時半ごろ出発しました。
当然、起床は4時前になりますね・・・。

私の乗った飛行機はコレ。
関西以外の方には馴染みがないでしょう。
「ピーチエアライン」という、関西国際空港を拠点とする格安航空会社 (LCC) なんです。
とにかく徹底した費用節減により格安運賃を実現している会社なので、飛行機までも歩いていくのは当たり前。
チェックインに遅れたり搭乗手続きが遅れたりした場合、他の航空会社なら少し位待ってくれたり、
探しに来てくれたりしますが、問答無用で置いて行かれます。
その代わり、とにかく安い!
昨日は少々混雑しており、料金設定が高めの日だったのですが、それでも関西空港と韓国往復で2万5千円ほど。
東京行くより安いんですわ・・・。
韓国の表玄関である仁川国際空港までは1時間45分ほど。
朝9時30分には韓国の土を踏むことになります。
出国手続きや税関などの手続きを済ませて、10時には空港まで迎えに来てくれた方と合流することが出来ました。
空港バスや鉄道などの公共交通機関を使い、自分で目的地最寄の駅まで行くと言っていたのですが、「アニョハセヨ~(こんにちは)」くらいしか韓国語を話せない私を気遣って、空港まで迎えに来てくださいました。

仁川国際空港は、アジアのハブ空港として機能しています。
目的地までは、車で90分ほどの場所。
公共交通機関を使っても、たぶん同じくらい。
帰りの飛行機が21時発だから、逆算すると19時空港到着、17時半現地出発くらいのスケジュールになります。
キッチリ一日仕事が出来ますね・・・。

韓国での食事といえば、鍋料理。
韓国人は朝から晩まで、季節に関係なく365日、鍋料理ばかり食べます。
こう言っても差し支えないと思います・・・。間違っていたら教えてくださいね。
とにかく、いろいろな食材がブチ込んでありますので、美味しい鍋に仕上がります。
唐辛子をはじめとした香辛料が強烈ですが、日帰り出張で一日食べるくらいなら私でも大丈夫。
数日間滞在すると、ケツの穴がヒリヒリしますね。
今回は数時間で商談や視察を無事に済ませることが出来ました。
さすがに、再び空港まで送っていただくのは申し訳ない。
お互いに忙しい中でビジネスをしているわけなので、時間の浪費は避けなければなりません。
・・・ということで、近くの駅まで送ってもらい、あとは自分で空港に向かうことにしました。
基本的に韓国って車社会だと思うんですが、さすがに首都ソウル近郊では鉄道網もしっかりしています。

世界標準から言えば「しっかりしている」韓国の鉄道網ですが、やはり日本と比べると大いに違和感というか、不便な点も多くあります。
鉄道で空港へ向かわずに、バスで行くことを勧められていたのですが、確かに初めての利用者や外国人にはハードルがやや高いかも。
ハングル文字や韓国語だけの説明が多いので、理解不能なことがたくさんあります。
ただし、私でも2回の乗り換えを行ったうえで無事に空港へ着くことができたので、何とかなるもんです。
最終的に関西国際空港へ到着したのが22時45分。
韓国への日帰り出張を行う人って多いんでしょうかね?
私の予想は・・・皆無だと思います。
実は、関西空港の税関で試してみました。
日帰りでお土産も持っていない私は、ほぼ手ぶら。
小さな書類カバンだけでしたので、税関では不審がられて「荷物はコレだけですか?」と聞かれることになります。
「うん。日帰りだからね~」と答えてみると・・・。
税関の職員氏、「エエッ!?」と私のパスポートの日付印を再確認していました。
苦笑いしながら、「朝の便で出発ですか?お疲れ様でした」とパスポートを返却してくれたのですが、この反応を見る限り、日帰りで海外に行く奴は珍しいんでしょう・・・。
結局、帰宅したのが午前0時半くらいでしたので、今回の日帰り海外出張、疲労度は「昨夜は少し飲みすぎた!」くらいの感じです。
問題なく行けますよ~!
中国の1~3月期GDP - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/04/16(火) 05:31
先週、岐阜県の不用品無料回収業者が逮捕されたというニュースが流れ、私の元にも様々な情報が流れてきたり、問い合わせが来たりと、一定の衝撃が業界関係者に走ったようで・・・。
ウチにとっては隣の県での出来事ですので、それなりに関心を持ってはおりますが、仕事の内容が全く異なるというのが実態ですので、さして気に留めていない。
ご連絡いただいた方々には、肩透かしのような対応になってしまったかもしれません。すいませんね~。
さて、中国国家統計局が15日発表した今年1~3月期の実質GDPは、前年同期比7.7%増となったそうです。
通年目標の7.5%は上回ったものの、市場予測の8%台に届かなかったらしい。
高度経済成長時代も今は昔。軟着陸を目指した経済運営が行われている中国ですが、市場はいまだ高い水準の伸びを期待しているんですね。
中国経済が軟着陸=緩やかに低経済成長へと移行してくれないと、我々へのとばっちりも非常に大きなものになりますので、キッチリとした舵取りをお願いしたいものです。

年率10%以上の高成長時代から、リーマンショックを境に軟着陸を目指して推移する中国のGDP成長率。
図で見ると、一目瞭然ですね。
たまに・・・ですが、「まだまだ中国は伸びる」という見解を見聞することもあります。
国家に管理、操作された中国に関する統計で、軟着陸へむけての動きが明らかである今、墜落寸前の状態を、必死になって軟着陸させようとしている・・・と考えるのが自然です。
私は中国経済の専門家でも何でもありませんが、人間のやることなんて、過去も未来も洋の東西も共通です。
繰り返しますが、キッチリ軟着陸してねと祈るばかり。
さて、私は明日水曜日に弾丸ツアーへ出かけてまいります。
「ツアー」というと旅行に行くみたいですが、日帰りの海外出張へ出かけてくるつもりなのです。
最近では、夕方からの仕事に出かけた札幌出張を、日帰りで済ませるという事件(?)がありましたが、今回はソウル出張を日帰りで済ませるというスケジュール。
日帰り出張というのは、安上がりで大変結構なのですが、朝の4時半に家を出て、帰宅するのが午前1時ごろの予定と、予定所要時間が約20時間と30分。
シンドイわ~。
ホントに味も素っ気も無い海外出張だなあ・・・。
まあ仕事に集中している証ではあるけどね。
そんなわけで、明日のブログ更新はお休み。明後日は、早起きできなかったら写真で誤魔化すつもりです!
ウチにとっては隣の県での出来事ですので、それなりに関心を持ってはおりますが、仕事の内容が全く異なるというのが実態ですので、さして気に留めていない。
ご連絡いただいた方々には、肩透かしのような対応になってしまったかもしれません。すいませんね~。
さて、中国国家統計局が15日発表した今年1~3月期の実質GDPは、前年同期比7.7%増となったそうです。
通年目標の7.5%は上回ったものの、市場予測の8%台に届かなかったらしい。
高度経済成長時代も今は昔。軟着陸を目指した経済運営が行われている中国ですが、市場はいまだ高い水準の伸びを期待しているんですね。
中国経済が軟着陸=緩やかに低経済成長へと移行してくれないと、我々へのとばっちりも非常に大きなものになりますので、キッチリとした舵取りをお願いしたいものです。

年率10%以上の高成長時代から、リーマンショックを境に軟着陸を目指して推移する中国のGDP成長率。
図で見ると、一目瞭然ですね。
たまに・・・ですが、「まだまだ中国は伸びる」という見解を見聞することもあります。
国家に管理、操作された中国に関する統計で、軟着陸へむけての動きが明らかである今、墜落寸前の状態を、必死になって軟着陸させようとしている・・・と考えるのが自然です。
私は中国経済の専門家でも何でもありませんが、人間のやることなんて、過去も未来も洋の東西も共通です。
繰り返しますが、キッチリ軟着陸してねと祈るばかり。
さて、私は明日水曜日に弾丸ツアーへ出かけてまいります。
「ツアー」というと旅行に行くみたいですが、日帰りの海外出張へ出かけてくるつもりなのです。
最近では、夕方からの仕事に出かけた札幌出張を、日帰りで済ませるという事件(?)がありましたが、今回はソウル出張を日帰りで済ませるというスケジュール。
日帰り出張というのは、安上がりで大変結構なのですが、朝の4時半に家を出て、帰宅するのが午前1時ごろの予定と、予定所要時間が約20時間と30分。
シンドイわ~。
ホントに味も素っ気も無い海外出張だなあ・・・。
まあ仕事に集中している証ではあるけどね。
そんなわけで、明日のブログ更新はお休み。明後日は、早起きできなかったら写真で誤魔化すつもりです!
使用済み家電を無許可で無料回収、2人逮捕 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/04/12(金) 06:22
ニュースの転載です。
テレビや冷蔵庫などの使用済み家電を無許可で無料収集していたとして、岐阜県警は、岐阜市の回収業者「ファイブエス」経営、●●容疑者(27)ら2人を廃棄物処理法違反(無許可収集)容疑で逮捕した。
無料回収業者の逮捕は全国初とみられる。
捜査関係者によると、2人は昨年11月中旬から今年1月上旬、家庭から使用済み家電を無許可で収集し、野外で保管した疑い。県警では、2人が金属部品を取り出して転売し、利益を得ていたとみて調べている。
使用済み家電を巡っては、業者側がリサイクル目的であるなどと主張して摘発を免れるケースがあり、環境省は昨年、「保管状況によっては廃棄物と判断できる」と全国の自治体に通知した。
逮捕されちゃいましたか・・・。お気の毒に・・・。
独自の判断で、氏名の部分は伏せさせていただきました。
さて、こんなニュースの記事を書いていると、平素はリユース・リサイクル事業者が読者のほぼすべてを占めるこのブログも、検索エンジンの活躍により、一般市民の方の目に入ることになります。
その前提で、一般市民の方にも理解できるように意識して書きますね。
まず、冒頭のようなニュースが流れると、大多数の一般市民の方が、「悪人が逮捕された」というイメージを持たれると思います。
彼らが現実にどのような行為をされていたのか、こんな短い報道や警察の発表では知る由もないため、逮捕された方が悪人なのか否かは、わかりません。
逮捕されただけの現時点では、「容疑者」あるいは「被疑者」という扱いであり、犯罪者ではありません。
「推定無罪の原則」で、被疑者の権利保護に十分な配慮が行われるべきですが、報道で実名が流れると、社会的にはその段階で犯罪者扱いされ、回復不可能なほどの損害を蒙るという現実があります。
起訴されて有罪が確定したならともかく、被疑者の段階で社会的に抹殺してしまうような扱いをすることは、私はアカンやろうと思います。
そんな気持ちから、報道記事から実名部分を伏せました。
記事を読む限りの話ですが、社会的に制裁されるべき悪徳無料回収業者だったのか?という点に大きな疑問があります。
私が考えるに、社会的に制裁されるべき悪徳業者とは、
1. 「無料回収」を謳いながら、詐欺的手法で法外な高額料金を請求する業者
2. 回収した物品を不法投棄するような業者
などが典型的な例かと思います。
すでに、社会的に大きな問題になっている訳ですので、このような業者が逮捕されたということなら、私も拍手喝采します。
今回逮捕された人たちは、このような悪徳業者だったのでしょうか?
記事を読む限りでは、「無許可」「野外で保管した」の2点が問題視されて、逮捕されたとのこと。
ボッタクリや、不法投棄をしたとは、一言も書かれていません。
ひょっとしてこの人たち、「見せしめ」的に逮捕されただけなのかも知れませんねえ・・・、
そもそも、「家電を無料回収して、何が悪いの?」と考えられるかもしれません。
簡潔に申しますと、「家電を無料回収する」行為だけでは違法と断じることは難しい。
記事にもありますように、「状況により」廃棄物と判断された場合、かつ、廃棄物と判断されたにもかかわらず無許可だった場合に、違法行為となります。
総合的な状況により判断されるべきものです。
具体的にどんな状況ならOKで、どんな状況なら違法か・・・という話は割愛します。
今年4月から、「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」という新しい法律が施行され、状況が大きく変化しています。
また、グレーゾーンの線引きや抜け道みたいな話を書くと、生半可な知識で悪用(?)されても困りますので。
とにかく、今回逮捕された人たちは、「総合的な判断により、違法行為を行ったと判断された」人たちだろうということです。
凶悪犯罪の現行犯で逮捕されたような人でないのは確かです。
一世を風靡した「家電無料回収」なのですが、このようなビジネスが生まれて拡大した経緯について説明しましょう。
近年、多くの自治体では不要になった家電を含む、「粗大ゴミ」の収集が有料化されているケースがほとんどで、家電を廃棄する際には料金を負担しなければなりません。
また、家電四品目といわれる、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを廃棄する際には、リサイクル料金と収集運搬費用を消費者が負担しなければならない法律があります。
このように、消費者側には「家電を捨てる=お金がかかる」という図式が成立しました。
一方、不要になった家電の中には、海外向きのリユース商品として需要があったり、再生金属資源の原料になったりするものが多くあります。
業者側には、「捨てられる家電=有価物」という図式が存在したのです。
つまり、代金を支払ってゴミとして廃棄しないで、「そのゴミを私に売ってください!」という市場が生まれました。
この市場を、現実の商売として運用するとき、「この商品なら買う、でもこれは持って帰って」という、リサイクルショップ的な手法でやるよりも、「家電なら何でも無料で回収しますよ」というやり方が、ウケたわけです。
業者側にとっては、利益の出るものと出ないものがあるわけですが、数多くの商品を扱ってこその商売ですし、消費者側にとってもわかりやすい上に、市町村に支払うべき手数料が助かる・・・という、消費者側と業者側が共存共栄できる、良い仕組みですね。
ところが、無料回収の認知度が高まるにつれ、問題が起こってきます。
いわゆる悪徳業者の誕生です。
無料を謳いながら、詐欺的に高額の費用を請求したり、回収した家電を不法投棄したりと、社会問題化することになってきました。
また、回収された家電が海外へと渡り、環境や健康に対して悪影響を与える、前時代的なリサイクルが行われていた時代もありました。(現在ではそのようなことは無い)
このような事態を受け、家電の無料回収に対する様々な規制が強化されてきたという歴史があります。
いかがでしょう?
何となく、状況が理解できましたでしょうか?
ま、様々な法規制が実現するころには、悪徳業者はとっくに次の悪徳ビジネスに切り替えておりますわな。
業界に残ったのは、昔からまじめに仕事を続けている業者ばかり・・・。
そして、規制を受けて苦しむのも、正直な業者だけ。
世の中、こんなものかもしれませんね。
参考までに、この事件に対する一般市民の考えや反応は、記事に対するコメントを見てみるのが一番わかりやすいかでしょう。
コメントはこちらで見れます。
「私もそう思う」とクリックした方が多い意見が上位に表示されます。
一応意見を抜き出しておきますが、順位は時間とともに変動しますので、皆さんがリンクを開いて見た順位と、私が見た順位は異なっていると思われます。そんな細かいことは気にしないでね。
第一位
無料回収を謳っていて車に積み込むと費用を要求する業者もどうにかしてください。
第二位
こういう業者が在日や不法滞在者に餌を与えてる!
第三位
本当に無料で回収してるとこは後回しにして、無料回収と言いながら軽トラックで回り、年寄りから金を取り稼いでいる輩を先に逮捕せいや。
第四位
破壊せずに分解して中国に持っていた方が儲かります。
第五位
中国は、迷惑!
第六位
近所を時々巡回している廃品回収の車も何だか怪しい。
第七位
よく軽トラで巡回してるの見るが無料だと思い冷蔵庫出したら5千円とられたよ
第八位
制度を悪用されるのは困るが、正規の手順だと家電の処分にお金かかるのも困りものだしね。
第九位
うちの近所を軽トラに乗って「無料回収車です~」とかスピーカーで大音量流しながら徐行運転してる業者も摘発してほしい。うるさいし邪魔。結局有料とか言い出すし。
第十位
渡す方は廃棄料払わなくてすみ、もらう方はいくらかの収入になる。需要と供給が成り立ってるこの仕組みの何が悪い?廃棄代を取るだけ取って山に捨てる悪徳業者と比べれば全然社会のためになってる。
つまらん意見ばかりだな。
私の知人の元中国人、現日本国籍取得者の意見のほうが、はるかに秀逸です。
知人の意見は次のようなものです。
日本人はアホか?
私は・・・日本のゴミを中国に送って、
中国人からカネを取っている・・・。
なんで日本の役所はダメって言うの?
う~ん。私にも立場があるので、コメントは控えます・・・。
使用済み家電を無許可で無料回収、2人逮捕
テレビや冷蔵庫などの使用済み家電を無許可で無料収集していたとして、岐阜県警は、岐阜市の回収業者「ファイブエス」経営、●●容疑者(27)ら2人を廃棄物処理法違反(無許可収集)容疑で逮捕した。
無料回収業者の逮捕は全国初とみられる。
捜査関係者によると、2人は昨年11月中旬から今年1月上旬、家庭から使用済み家電を無許可で収集し、野外で保管した疑い。県警では、2人が金属部品を取り出して転売し、利益を得ていたとみて調べている。
使用済み家電を巡っては、業者側がリサイクル目的であるなどと主張して摘発を免れるケースがあり、環境省は昨年、「保管状況によっては廃棄物と判断できる」と全国の自治体に通知した。
逮捕されちゃいましたか・・・。お気の毒に・・・。
独自の判断で、氏名の部分は伏せさせていただきました。
さて、こんなニュースの記事を書いていると、平素はリユース・リサイクル事業者が読者のほぼすべてを占めるこのブログも、検索エンジンの活躍により、一般市民の方の目に入ることになります。
その前提で、一般市民の方にも理解できるように意識して書きますね。
まず、冒頭のようなニュースが流れると、大多数の一般市民の方が、「悪人が逮捕された」というイメージを持たれると思います。
彼らが現実にどのような行為をされていたのか、こんな短い報道や警察の発表では知る由もないため、逮捕された方が悪人なのか否かは、わかりません。
逮捕されただけの現時点では、「容疑者」あるいは「被疑者」という扱いであり、犯罪者ではありません。
「推定無罪の原則」で、被疑者の権利保護に十分な配慮が行われるべきですが、報道で実名が流れると、社会的にはその段階で犯罪者扱いされ、回復不可能なほどの損害を蒙るという現実があります。
起訴されて有罪が確定したならともかく、被疑者の段階で社会的に抹殺してしまうような扱いをすることは、私はアカンやろうと思います。
そんな気持ちから、報道記事から実名部分を伏せました。
記事を読む限りの話ですが、社会的に制裁されるべき悪徳無料回収業者だったのか?という点に大きな疑問があります。
私が考えるに、社会的に制裁されるべき悪徳業者とは、
1. 「無料回収」を謳いながら、詐欺的手法で法外な高額料金を請求する業者
2. 回収した物品を不法投棄するような業者
などが典型的な例かと思います。
すでに、社会的に大きな問題になっている訳ですので、このような業者が逮捕されたということなら、私も拍手喝采します。
今回逮捕された人たちは、このような悪徳業者だったのでしょうか?
記事を読む限りでは、「無許可」「野外で保管した」の2点が問題視されて、逮捕されたとのこと。
ボッタクリや、不法投棄をしたとは、一言も書かれていません。
ひょっとしてこの人たち、「見せしめ」的に逮捕されただけなのかも知れませんねえ・・・、
そもそも、「家電を無料回収して、何が悪いの?」と考えられるかもしれません。
簡潔に申しますと、「家電を無料回収する」行為だけでは違法と断じることは難しい。
記事にもありますように、「状況により」廃棄物と判断された場合、かつ、廃棄物と判断されたにもかかわらず無許可だった場合に、違法行為となります。
総合的な状況により判断されるべきものです。
具体的にどんな状況ならOKで、どんな状況なら違法か・・・という話は割愛します。
今年4月から、「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」という新しい法律が施行され、状況が大きく変化しています。
また、グレーゾーンの線引きや抜け道みたいな話を書くと、生半可な知識で悪用(?)されても困りますので。
とにかく、今回逮捕された人たちは、「総合的な判断により、違法行為を行ったと判断された」人たちだろうということです。
凶悪犯罪の現行犯で逮捕されたような人でないのは確かです。
一世を風靡した「家電無料回収」なのですが、このようなビジネスが生まれて拡大した経緯について説明しましょう。
近年、多くの自治体では不要になった家電を含む、「粗大ゴミ」の収集が有料化されているケースがほとんどで、家電を廃棄する際には料金を負担しなければなりません。
また、家電四品目といわれる、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンを廃棄する際には、リサイクル料金と収集運搬費用を消費者が負担しなければならない法律があります。
このように、消費者側には「家電を捨てる=お金がかかる」という図式が成立しました。
一方、不要になった家電の中には、海外向きのリユース商品として需要があったり、再生金属資源の原料になったりするものが多くあります。
業者側には、「捨てられる家電=有価物」という図式が存在したのです。
つまり、代金を支払ってゴミとして廃棄しないで、「そのゴミを私に売ってください!」という市場が生まれました。
この市場を、現実の商売として運用するとき、「この商品なら買う、でもこれは持って帰って」という、リサイクルショップ的な手法でやるよりも、「家電なら何でも無料で回収しますよ」というやり方が、ウケたわけです。
業者側にとっては、利益の出るものと出ないものがあるわけですが、数多くの商品を扱ってこその商売ですし、消費者側にとってもわかりやすい上に、市町村に支払うべき手数料が助かる・・・という、消費者側と業者側が共存共栄できる、良い仕組みですね。
ところが、無料回収の認知度が高まるにつれ、問題が起こってきます。
いわゆる悪徳業者の誕生です。
無料を謳いながら、詐欺的に高額の費用を請求したり、回収した家電を不法投棄したりと、社会問題化することになってきました。
また、回収された家電が海外へと渡り、環境や健康に対して悪影響を与える、前時代的なリサイクルが行われていた時代もありました。(現在ではそのようなことは無い)
このような事態を受け、家電の無料回収に対する様々な規制が強化されてきたという歴史があります。
いかがでしょう?
何となく、状況が理解できましたでしょうか?
ま、様々な法規制が実現するころには、悪徳業者はとっくに次の悪徳ビジネスに切り替えておりますわな。
業界に残ったのは、昔からまじめに仕事を続けている業者ばかり・・・。
そして、規制を受けて苦しむのも、正直な業者だけ。
世の中、こんなものかもしれませんね。
参考までに、この事件に対する一般市民の考えや反応は、記事に対するコメントを見てみるのが一番わかりやすいかでしょう。
コメントはこちらで見れます。
「私もそう思う」とクリックした方が多い意見が上位に表示されます。
一応意見を抜き出しておきますが、順位は時間とともに変動しますので、皆さんがリンクを開いて見た順位と、私が見た順位は異なっていると思われます。そんな細かいことは気にしないでね。
第一位
無料回収を謳っていて車に積み込むと費用を要求する業者もどうにかしてください。
第二位
こういう業者が在日や不法滞在者に餌を与えてる!
第三位
本当に無料で回収してるとこは後回しにして、無料回収と言いながら軽トラックで回り、年寄りから金を取り稼いでいる輩を先に逮捕せいや。
第四位
破壊せずに分解して中国に持っていた方が儲かります。
第五位
中国は、迷惑!
第六位
近所を時々巡回している廃品回収の車も何だか怪しい。
第七位
よく軽トラで巡回してるの見るが無料だと思い冷蔵庫出したら5千円とられたよ
第八位
制度を悪用されるのは困るが、正規の手順だと家電の処分にお金かかるのも困りものだしね。
第九位
うちの近所を軽トラに乗って「無料回収車です~」とかスピーカーで大音量流しながら徐行運転してる業者も摘発してほしい。うるさいし邪魔。結局有料とか言い出すし。
第十位
渡す方は廃棄料払わなくてすみ、もらう方はいくらかの収入になる。需要と供給が成り立ってるこの仕組みの何が悪い?廃棄代を取るだけ取って山に捨てる悪徳業者と比べれば全然社会のためになってる。
つまらん意見ばかりだな。
私の知人の元中国人、現日本国籍取得者の意見のほうが、はるかに秀逸です。
知人の意見は次のようなものです。
日本人はアホか?
私は・・・日本のゴミを中国に送って、
中国人からカネを取っている・・・。
なんで日本の役所はダメって言うの?
う~ん。私にも立場があるので、コメントは控えます・・・。
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