社長の独り言 2023/3/27
新商材のレポート ~Part 1 ~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2023/03/27(月) 08:23
本日は2023年3月27日です。
3月18日のブログで、新商材の輸出を開始したことに少し触れさせて頂きました。
当社は「サイクルオペレーション」の社名の通り、自転車に関する事業を専業としておりましたが、事業環境の変化に伴い、新たな試みを始める必要が生じてきたためです。
「新商材」と表現させて頂いたものの、事実上は「新事業」と表現したほうが正確です。
これまでの事業内容の変遷を大まかに言えば、非鉄金属スクラップ屋→貴金属スクラップ屋→自転車屋と変化してきたわけですが、自転車屋→〇〇屋(具体的な話はまだ秘密)に変化するつもりで取り組んでおります。
コロナ祭りが終わったということも大きいですが、なによりヤル気が出てきた。
「今までヤル気がなかったのか?」と問われれば、答えに窮します。
やる気がなかったわけではありませんが、元気はありませんでした。
やはり一番大きかったのは、精神的な理由です。
2017年に左眼の網膜剥離を発症し、2019年には右目の網膜剥離を発症。
幸い、手術は成功して失明することはありませんでしたが、両眼が人工レンズとなり、かなり精神的に病んでいたように思います。
2017年に左眼の網膜?離を起こした時の様子を、具体的にレポートした過去ブログの記事をリンクしておきますので、興味がある方はどうぞ。コチラ
で、2020年からはコロナ祭りでしょ?
中古自転車が全く売れない時期があったり、海上運賃が爆上がりで商売にならなかった時期があったり…いくら図太い私でも、多少は病みますわ。
いや、多少じゃなかったな。
たぶん鬱だったんでしょうね。
最近、明らかに以前と違う自分を感じるんです。
まるで30代の頃のように、やる気があるのはもちろんですが、頭の回転がこれまでとは明らかに違う。
特段意識しなくても、勝手に頭が回転するようになった感じです。
これまでも、「もう大丈夫!」と自分に言い聞かせて振舞ってきたつもりなんですが、やはりあれはカラ元気だったんだなあ…と、今となっては思いますね。
脱け殻状態だった私にもかかわらず、何かと気にかけて頂いた皆様に対して、心から感謝申し上げます。
さて、本題です。
新商材の輸出に関する内容を、当ブログにてある程度タイムリーに公開されて頂き、失敗すれば皆様の笑いのネタにして頂き、成功すれば事業への参加者を募る…という方向で、今年は運営していくつもりです。
第一回目となる本日は、もう少し詳細をお知らせさせて頂きます。
まず商材の買い付けを開始したのは、2023年1月28日でした。
予算は700万円に設定し、90日以内に輸出、販売、代金回収、日本への国際送金を済ませる計画です。

↑ 当社倉庫内で保管される新商材(一部)
2022年の11月にテスト(トライアル)は実施していたものの、これは現地の通関や輸送などをテストすることが主目的で、本番とは積載する商品自体が違いました。
このため、どのくらいの期間で商材が集まるか自信がなかったので、少し余裕を持たせてバンニング日(輸出用の海上コンテナへの積込日)をちょうど一か月後の2月28日に設定し、予約を行いました。
実際に商材の買い付けを終了したのは3月14日でしたので、約2週間で商材の買い付け作業を終了したことになります。
次回は、買い付け開始から積み込みまでの期間を約3週間後に設定して、資金の回転スピードを上げる必要がありそうです。
2022年11月のトライアルの時は積み込みに手間取り、運賃の追加請求を受けたりして予想外の出費がありましたが、2回目ということもあり2月28日はスムーズにバンニングを終了することが出来ました。


↑ 2月28日に積み込んだコンテナ画像
東京税関から輸出許可を得たのが3月3日で、コンテナ船の出港が3月7日。
積込日から出港までのスケジュールを2~3日くらいは短縮する余地があるかもしれませんが、ある程度の余裕は必要だし、フォワーダーさんも嫌がるだろうし、実現できるかどうかは微妙なところです。

↑ 輸出許可書です。
スケジュールの短縮についてお話しましたが、商売を行う上では資金の回転を上げることが非常に重要です。
「一番大切」と言っても良いと思います。
もしも起業を考えている方がいらっしゃれば、資金の回転を最重要課題として意識していないと、間違いなく起業は失敗するかと思います。
勤め人から経営者へと立場が変わるとき、頭の中を切り替えるべきポイントです。
さて、輸出したコンテナの最終目的港への到着予定日は3月25日でしたが、3月27日現在では現地側がコンテナを受け取ったという連絡は入っていません。
おそらく、このビジネスにおける大きなポイントの一つである、「現地での通関手続き」を行っている最中ではないかと思います。
日本の税関と違い、特に発展途上国においては税関が不透明なんですねー。
毎回同じ商品を送っていたとしても、その都度税額が変わるなんて当たり前のように起こります。
あくまでも聞いた話ですが…
賄賂を目的とした、公権力による嫌がらせも少なくないようですな。
それを避けるためには役人に賄賂を渡すしかない。
しかし外国公務員に対する「営業上の不正の利益を得るため」の賄賂行為は、日本の法律でも禁止されています。
これに違反した場合、懲役5年以下または500万円以下の罰金に処せられ、所属する法人に対しても3億円以下の罰金が科されることがあります。
一部の海外諸国では半ば慣例的な行為とは言え、こんなことでリスクを取るわけにはいきません。
したがって、私や会社が現地での通関業務に関わることは出来ないのです。
さて、一番大切なお話を。
「どのくらい儲かるんじゃ?」というお話です。
「売上総利益」で申し上げると、約168万円の予定です。
約690万円の仕入れに対し、売上予想額は約858万円ですから、売上総利益は約168万円…となります。
売上総利益とは簡単に言えば粗利のことですから、ここから諸経費を引いた金額が、本当の意味での利益になります。
日本での倉庫費用、人件費、輸出費用、現地での税金、現地での輸送費や販売経費など、あらゆる費用が諸経費になるのですが、売上代金を現地で回収した時点では、約60万円ほど残るのではないか…と期待しております。
残った約60万円から現地側の取り分を渡し、日本への海外送金に要する手数料が、現地銀行でも日本の銀行でも引かれます。
最終的に当社口座へ入金された金額からしか、純利益は計算できませんね。
さて、一体どれくらいの純利益になるでしょうか?
また状況をレポートさせて頂きます。
3月18日のブログで、新商材の輸出を開始したことに少し触れさせて頂きました。
当社は「サイクルオペレーション」の社名の通り、自転車に関する事業を専業としておりましたが、事業環境の変化に伴い、新たな試みを始める必要が生じてきたためです。
「新商材」と表現させて頂いたものの、事実上は「新事業」と表現したほうが正確です。
これまでの事業内容の変遷を大まかに言えば、非鉄金属スクラップ屋→貴金属スクラップ屋→自転車屋と変化してきたわけですが、自転車屋→〇〇屋(具体的な話はまだ秘密)に変化するつもりで取り組んでおります。
コロナ祭りが終わったということも大きいですが、なによりヤル気が出てきた。
「今までヤル気がなかったのか?」と問われれば、答えに窮します。
やる気がなかったわけではありませんが、元気はありませんでした。
やはり一番大きかったのは、精神的な理由です。
2017年に左眼の網膜剥離を発症し、2019年には右目の網膜剥離を発症。
幸い、手術は成功して失明することはありませんでしたが、両眼が人工レンズとなり、かなり精神的に病んでいたように思います。
2017年に左眼の網膜?離を起こした時の様子を、具体的にレポートした過去ブログの記事をリンクしておきますので、興味がある方はどうぞ。コチラ
で、2020年からはコロナ祭りでしょ?
中古自転車が全く売れない時期があったり、海上運賃が爆上がりで商売にならなかった時期があったり…いくら図太い私でも、多少は病みますわ。
いや、多少じゃなかったな。
たぶん鬱だったんでしょうね。
最近、明らかに以前と違う自分を感じるんです。
まるで30代の頃のように、やる気があるのはもちろんですが、頭の回転がこれまでとは明らかに違う。
特段意識しなくても、勝手に頭が回転するようになった感じです。
これまでも、「もう大丈夫!」と自分に言い聞かせて振舞ってきたつもりなんですが、やはりあれはカラ元気だったんだなあ…と、今となっては思いますね。
脱け殻状態だった私にもかかわらず、何かと気にかけて頂いた皆様に対して、心から感謝申し上げます。
さて、本題です。
新商材の輸出に関する内容を、当ブログにてある程度タイムリーに公開されて頂き、失敗すれば皆様の笑いのネタにして頂き、成功すれば事業への参加者を募る…という方向で、今年は運営していくつもりです。
第一回目となる本日は、もう少し詳細をお知らせさせて頂きます。
まず商材の買い付けを開始したのは、2023年1月28日でした。
予算は700万円に設定し、90日以内に輸出、販売、代金回収、日本への国際送金を済ませる計画です。

↑ 当社倉庫内で保管される新商材(一部)
2022年の11月にテスト(トライアル)は実施していたものの、これは現地の通関や輸送などをテストすることが主目的で、本番とは積載する商品自体が違いました。
このため、どのくらいの期間で商材が集まるか自信がなかったので、少し余裕を持たせてバンニング日(輸出用の海上コンテナへの積込日)をちょうど一か月後の2月28日に設定し、予約を行いました。
実際に商材の買い付けを終了したのは3月14日でしたので、約2週間で商材の買い付け作業を終了したことになります。
次回は、買い付け開始から積み込みまでの期間を約3週間後に設定して、資金の回転スピードを上げる必要がありそうです。
2022年11月のトライアルの時は積み込みに手間取り、運賃の追加請求を受けたりして予想外の出費がありましたが、2回目ということもあり2月28日はスムーズにバンニングを終了することが出来ました。


↑ 2月28日に積み込んだコンテナ画像
東京税関から輸出許可を得たのが3月3日で、コンテナ船の出港が3月7日。
積込日から出港までのスケジュールを2~3日くらいは短縮する余地があるかもしれませんが、ある程度の余裕は必要だし、フォワーダーさんも嫌がるだろうし、実現できるかどうかは微妙なところです。

↑ 輸出許可書です。
スケジュールの短縮についてお話しましたが、商売を行う上では資金の回転を上げることが非常に重要です。
「一番大切」と言っても良いと思います。
もしも起業を考えている方がいらっしゃれば、資金の回転を最重要課題として意識していないと、間違いなく起業は失敗するかと思います。
勤め人から経営者へと立場が変わるとき、頭の中を切り替えるべきポイントです。
さて、輸出したコンテナの最終目的港への到着予定日は3月25日でしたが、3月27日現在では現地側がコンテナを受け取ったという連絡は入っていません。
おそらく、このビジネスにおける大きなポイントの一つである、「現地での通関手続き」を行っている最中ではないかと思います。
日本の税関と違い、特に発展途上国においては税関が不透明なんですねー。
毎回同じ商品を送っていたとしても、その都度税額が変わるなんて当たり前のように起こります。
あくまでも聞いた話ですが…
賄賂を目的とした、公権力による嫌がらせも少なくないようですな。
それを避けるためには役人に賄賂を渡すしかない。
しかし外国公務員に対する「営業上の不正の利益を得るため」の賄賂行為は、日本の法律でも禁止されています。
これに違反した場合、懲役5年以下または500万円以下の罰金に処せられ、所属する法人に対しても3億円以下の罰金が科されることがあります。
一部の海外諸国では半ば慣例的な行為とは言え、こんなことでリスクを取るわけにはいきません。
したがって、私や会社が現地での通関業務に関わることは出来ないのです。
さて、一番大切なお話を。
「どのくらい儲かるんじゃ?」というお話です。
「売上総利益」で申し上げると、約168万円の予定です。
約690万円の仕入れに対し、売上予想額は約858万円ですから、売上総利益は約168万円…となります。
売上総利益とは簡単に言えば粗利のことですから、ここから諸経費を引いた金額が、本当の意味での利益になります。
日本での倉庫費用、人件費、輸出費用、現地での税金、現地での輸送費や販売経費など、あらゆる費用が諸経費になるのですが、売上代金を現地で回収した時点では、約60万円ほど残るのではないか…と期待しております。
残った約60万円から現地側の取り分を渡し、日本への海外送金に要する手数料が、現地銀行でも日本の銀行でも引かれます。
最終的に当社口座へ入金された金額からしか、純利益は計算できませんね。
さて、一体どれくらいの純利益になるでしょうか?
また状況をレポートさせて頂きます。
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