社長の独り言 2017/1/25
東京だから? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2017/01/25(水) 05:57
先週末から連続でコンテナ出荷を行っています。
商品を集めるのと同時進行で、商品を販売しなくてはいけない。
当たり前のことではあります。

画像は23日月曜日のコンテナ積みの様子です。
今のところ、商品の入荷は順調ですし、販売先である海外諸国も「早く送れ」と急かしてくる状態ですので、当地でのビジネスは順調・・・と言いたいところではあります。
しかし問題は多くありましてね。
先月あたりまでは、バンニングのスタッフを集めることに苦労していました。
今も問題が完全に解決した訳では無いのですが、ずいぶんと安定してきたように思います。
「問題」ってなんだ?
まず、コンテナへのバンニングスタッフは従業員を雇用した訳でなく、バンニング業務を委託する形なので、当社の都合だけで日程を決めることが出来ません。
「この日にバンニングしてもらえますか?」と打診をして、受託してもらえたらバンニング可能ということになります。
また、技術的な問題がありまして、名古屋と比べると1コンテナあたりの積載台数がかなり少ない。
多くの国では、「1台いくら」ではなく、「1コンテナでいくら」という形で税金がかかりますから、積載台数が少ないと、一台あたりの税金が高くつきます。
もちろん、一台あたりの輸送費も高くなる。
国によって税率や輸送費が異なるので正確な数字は出せませんが、1台積載台数が減ると、少なくとも10ドル以上の逸失利益が発生します。
1コンテナあたり500台を積載した場合と550台積載した場合を比べると、少なくとも1コンテナあたり500ドル以上の利益の差が出る訳です。
大きな数字ですね~。
当社のように、一か月に10コンテナ程度を送る会社だと、1コンテナで50台の差が出るということは、月に5,000ドル以上の差額が出るということです。
高給取りを一人、もしくは安月給を二人雇用できる金額です。
このままでは安物買いの銭失い・・・ということになりますので、改善に努めなければなりません。
話を本題に戻します。
今日のボヤキは、「コンテナ運送の予約が取れない」ということが本題です。
実は1月23日に次回コンテナの予約を取ろうと思いました。
「27日金曜日でお願いしたい」という内容で依頼したのですが、回答は「最短で2月4日」というものでした。
おいおい。
いくらなんでも、10日後の予約しか取れないって・・・。
流行りのレストランじゃないんだから。
東京はそんなものなんですかね?
わたしゃイナカモノですから分かりませんが・・・。
そんなことを考えていたら、ふと気になることが。
以前、家電のコンテナなんかをやっていた時のことなんですが、いわゆる旧正月の前は相手国が動かないから、コンテナが出荷できませんでした。
旧正月前と後では経済情勢その他がガラッと変わる可能性があるので、旧正月前には商品を買いたがらないし、取引は旧正月が終わって情勢を見定めてから・・・という形が一般的でした。
ということは、今の時期はコンテナ輸送がヒマなはずなんだけどなあ?
どういうことだろう?
東京は、そんなものなのかな?
そこで気になったのが、「最短で2月4日」という言葉です。
国や地域によって多少の差があるものの、「今年は1月26日から2月3日くらいまでが旧正月休み」という所が多いという話を聞いたことがあります。
ひょっとして、ウチがコンテナ輸送を依頼している会社の中に、中国系の会社が入っているんじゃない?
で、連中が休みに入るものだから、「最短で2月4日」という回答になったのでは?
そんな疑問が頭に浮かびました。
東京だから10日後になるのか?
それとも、中国系が絡んでいるのか?
実際のところは分かりませんが、いずれにしても10日後の予約しか取れないようでは商売上がったりです。
とりあえず、違う運送会社をあたってもらうように依頼したんですが、どうなることやら。
当地の事情に詳しい読者の方がおられましたら、情報をお待ちしております!
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