社長の独り言 2014/8/31
輸出ストップの事態は回避 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/31(日) 20:28
朝・夕はめっきり涼しくなったな・・・と感じ始めたのは、盆明けのころからだったでしょうか?
日中の暑さもずいぶんと和らぎ始めたかと思えば、もう今日から9月です。
月日の流れるのは、本当に早いものですね。
今月も大過無く過ごせることを祈るばかりです。
さて、8月4日付けの当ブログで、「9月から、東南アジア某国向けの中古機械輸出がストップするかもしれない」という主旨の記事を書きました。
9月になりましたので種明かし(?)をしますが、ベトナム向きの農業機械や産業機械の輸出がストップするかもしれない・・・という懸念でした。
ベトナム向きに輸出する機械類っていうのは、「とりあえずベトナム向き」というほうが正確でしょう。
ベトナムに送られた機械は、修理・メンテナンスが施されて、第三国へ再輸出されることが珍しくありません。
ベトナムが最終目的地ではないことも多いですから、「とりあえずベトナム向き」なのです。
日本製農業機械や産業機械の中継点・修理工場として大きな役割を担っているベトナムへの輸出が止まると、ウチの商売にとって大きな痛手でした。
トラクターや耕うん機などの農業機械や、中古エンジンや発電機、ポンプなどの産業機械類からミシンにいたるまで、ベトナムに向けて旅立つ商品って、本当に多いのです。
あ、お断りしておきますが、たぶんこれらの中古機器、ベトナムでは輸入禁止です。
それなのに、何でベトナム向きに送られているのかは知りません。
私の勘違いか、何か裏技でもあるのかどちらかでしょう。
知っていても、脅されない限りは喋りません・・・。
ま、何にせよ良かったですね。
私たちの業界は、リユースとリサイクルの二本立てでメシを喰っていますから、どちらかでも蛇口を閉めるような真似をされると大変なんです。
農業機械や産業機械の買い取り価格ダウンを避けられただけでも、ツイていたと天に感謝しておきましょう。
弊社では今年の春頃から、月替わりで何らかの品目の高価買い取りを実施しております。
6月はミシン、7月は基板スクラップが高価買取の対象品目となっていたのですが、実は8月には「農業機械」を高価買取の対象品目にする予定でした。
ところが・・・
7月末になって、「ベトナム向きの輸出がダメになるかもしれない」との連絡を受けたものですから、急遽これを中止。
高価買取する品目の決定っていうのは、私が「適当」に決めているように見えますが、実は結構綿密な計算がなされています。
このため、基板スクラップのキャンペーン期間延長と、Sクラス自転車の前倒しキャンペーン実施で凌いだのです。
前倒し期間の8月も終わって、9月は本格的に「Sクラス自転車」を集めたいと思っています。
Sクラス自転車がどんなものかという事に関しては、先日のブログでも話題にしましたし、自転車の買取価格表でも説明しています。
自転車の出所によって、Sクラスに該当するものの割合は、大きく変わるような気がします。
野ざらしで長期間放置されていたような自転車だと、トラックに数十台積んである中でも、一台も該当しないことがあります。
一方、半年あるいは一年に一回程度、屋根付きの駐輪場から定期的に撤去しているような自転車なら、20~30%がSクラスに該当することもあります。
発生場所によっても、大きくクオリティが違いますね~。
同じように1年に一回撤去された放置自転車でも、所得水準の高い地域や物件から発生した自転車は、高品質なもの(Sクラス)が多いです。
一方、所得水準の低い地域や物件から発生した自転車は、同じようなサイクルで回収されているのに、「スクラップ自転車」に該当するものがほとんど・・・なんてことも珍しくありません。
放置自転車50台の回収依頼を受けたとして・・・
名東区の高級マンションからの依頼なら、喜んでホイホイ行きますが、中川区(弊社名古屋営業所があるところ)の市営住宅なら、お断りするかもしれません。
それくらい違います。
いずれにせよ、Sクラス中古自転車に関するお引き合いをお待ちしております。
日本全国、相当広い範囲で自社対応しますし、自社で行けないような遠方であっても、チャーター便や何やらの方法で集荷いたします。
「自社で行けないような遠方」って、沖縄くらいなんですけどね・・・。
ははは。
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