社長の独り言 2014/8/26
裏口入学 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/26(火) 05:36
月曜日はブログを更新できなくて申し訳ありませんでした。
出張などでPC環境が無かった訳ではなくて、ホームページ本体の大幅な変更作業がありましたので、ブログ更新の時間がありませんでした。
あれこれと様々な箇所を変更し、朝9時ごろには最終形に落ち着けたかったのですが、何となく気に入りませんでして、結局は夜になってから再変更しました。
ま、ウチのホームページは私の手作り感が一杯なんで、あまりパッとしません。
子供のころから、芸術的センスの無さには定評がありましたので、ご容赦ください。
さて、今日の話題です。
今週の月曜日に気になる記事が載っていました。
元議員秘書ら、裏口入学斡旋で2千万円詐取か?
東京都に住む80歳代の男性が、前衆院議員の元政策秘書らに埼玉医大への裏口入学の仲介名目で約2100万円をだまし取られた疑いのあることがでわかった。
男性は計2100万円を預けたものの受験生は合格できず、大学側が元秘書らからの口利きを否定したため、男性は現金をだまし取られたとして警視庁に被害相談している。
ま、こんなニュースであります。
昔から、裏口入学なんて話はどこにでもありますね~。
正確に言えば、話はどこにでもあるけれど、実現できるかどうかといえば疑問。
少なくとも、今は困難なのではないかと思いますが・・・。
実は私も、裏口入学斡旋を依頼する話を聞いたことがあります。
交通違反の揉み消しと、裏口入学の斡旋依頼という、昔の遺物みたいな話は、21世紀に入ってからでも決して珍しい依頼ではありませんでした。
あ、聞いた話ですがね。
で、裏口入学が可能か不可能か?
皆さんはどう思われますか?
国公立系の大学に関しては難しそうですが、私学なら不可能ではないような気がしませんか?
あくまで、イメージの話ですが。
そもそも誰を合格させようが、大学側の勝手だし・・・。
ある程度、世の中の事情に通じた大人なら、そう考えるのが自然です。
裏口入学斡旋の話をするときは、その点をしっかりと説明します。
「国公立は不可能です。私学も有名校は難しい。でも、あそこなら何とかなります」と。
「東京大学医学部に裏口入学させます!」と言われても、そんな話を信じる人は稀少です。
「そうかもしれない」、「そうだろうな」と思わせる話にしないとね・・・。
そんな人の心理を突いて、裏口入学斡旋の話を持ち込む輩は多いと聞きます。
私の知る限り、少なくとも裏口入学をさせたくなるようなレベルの学校に関しては、相当昔から裏口入学は不可能だと考えて差し支えないと思います。
しかしこの世の中には、裏口入学を依頼する人が、まだまだ多いのが現実です。
「ウチの息子、あるいは孫をよろしく・・・」なんて話ですね。
実はそんな気持ちを利用して、カネを巻き上げる方法があったのは本当のようです。
今日は裏口入学の依頼を受けたとき、秘書はどう対処するのかをお教えしましょうかね。
相当以前から、裏口入学自体が困難であったことは、前述のとおりです。
大昔は可能だったのかもしれませんが・・・。
裏口入学の依頼を受けると、まずは受験番号と氏名を確認します。
依頼者に対するセリフは決まっていますね。
「わかりました。出来る限りのことをやってみます!」です。
そもそも裏口入学なんて不可能なのですから、「出来る限りのこと」しか出来ないわけです。
議員秘書に頼んだのだから、裏口入学の工作をしてくれるなんてのは、依頼者の勝手な思い込みですよ。
頼まれた方は、その勝手な思い込みを利用するだけです。
「出来る限りのことをやる」と言った以上、近所の神社へ行って、合格祈願のお祈りでもしましょうかね?
事前に小金を受け取っているなら、絵馬でも買って「●●君が合格しますように」なんて書いておきましょうか。
その写真でも撮っておけば、後日トラブルになった際に、「出来る限りのことをやった。カネも使った」と言い張れますから・・・。
ま、内情は大体そんなところです。
もし結果として合格すれば、「お礼」が転がり込むでしょう。
本人の実力だけでなく、神社へお参りした効能かもしれませんね。
もし不合格だったら・・・
「力不足で申し訳ありませんでした」と、頭を下げれば良いだけの話。
頭を下げるのは仕事ですから、屁でもない・・・。
そんな感じだと、聞いたことがあります。はい。
基本的にはこんな感じですが、現実にはもう少し信頼性を高めるための応用が利いています。
例えば、比較的最近までは受験結果(合否)を、発表より少し早めに連絡してもらうことは不可能ではありませんでした。
合格発表の数時間前、あるいは前夜に合否を教えてもらうと言うことです。
受験する学校に対して、「合否が判明したら連絡をくれ」と依頼するわけです。
今はどうだか知りませんし、以前でもそれこそ学校とのパイプの有無が大きく影響するでしょうが、合格発表の前夜にでも合否の連絡を貰うことが出来れば、こっちのものです。
結果を知り次第、裏口入学の依頼者に電話をします。
「お宅のお子さん、合格しましたよ!」 あるいは
「力不足で申し訳ありませんでした・・・」 と。
合格発表前に結果を知らされると、信頼度がケタ違いに跳ね上がります。
ここまで出来ると、ほぼ100%の依頼者は、「ああ、本当にやってくれたんだ」と感じることでしょう。
それでエエんです・・・。
少々駆け足で色んなことを書きましたので、分かりにくい話になったかもしれません。
今週は月曜日から、再三の予定変更でスケジュールがグチャグチャでして、まともにブログを書く時間もありゃしない。
そんな訳で、今日もこれで失礼します。すいません。
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