社長の独り言 2014/1/9
やしきたかじん死去 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/01/09(木) 06:01
今週は名古屋と大阪の間を行ったり来たりです。
ある意味、いつもどおりの生活なのですが、関西では大物芸能人「やしきたかじん」さん死去のニュース一色です。
「食道がん」の治療から、ごく一時期だけ復活しての再休養でしたが、ダメだったんでしょうね。
少なくとも、関西では「超」有名人です。
非関西在住の方にはわかりにくいかもしれませんが、「みのもんた」よりも有名だと考えて良いかもしれません。
もちろん、全国的にもそこそこ知名度がある人でしたので、関西地方以外でもそれなりのニュースになっているのかもしれません。
何しろ安倍総理がツイッターでお悔やみを述べておられたようですから。
でも、他の地方のことって案外わからないんですよね~。
私の場合、どうしても大阪もしくは名古屋ローカルの番組を視聴する機会が多くなります。
特にテレビを見る機会が多い朝のニュースなんかだと、東京キー局が流す番組が流れている時間なんてごくわずかですので、大阪や名古屋以外でどのような扱いをされているかなんて全くわかりません。
たとえば、関西地方の朝のニュースだと、必ずスポーツコーナーで「阪神タイガース」に関する話題が取り上げられます。
いわゆるペナントレースの時期だけでなく、365日必ず何かのネタが朝のニュースで流れています。
私は関西地方で生まれ育ちましたので、これを自然なものとして受け入れていましたが、皆さんご承知のとおりこんなことは関西地方限定です。
名古屋では毎朝、「中日ドラゴンズ」に関するネタが必ず流れていますしね。
他の地方でも色々とあるのでしょう。
え~と。
そんな訳で、少なくとも関西では「やしきたかじん」さん死去がビッグニュースになっており、朝夕問わず、テレビではその関連の番組ばかり流れていますよ・・・ということです。
さて、仕事のことを少し書きましょうか。
ここ数年の流れとして、中古家電をリユース・リサイクルする仕事っていうのは、ドンドン難しくなっていますよね。
法的にはアウトのことばかりになってきました。
グレーゾーンや抜け道は存在するものの、所詮そんなものはお上の意向次第というか、運用次第で潰すことが出来る。
私は今の法規制の流れに反対ですし、業界の実体に沿った規制になるよう微力ながら力を尽くしてきたつもりです。
でも、所詮は個人的な反対意見ですから、時代の流れや規制に逆らうことは出来ません。
中古家電のリユース・リサイクルに関しては、これまでどおりという訳にはいかない・・・ということを肝に銘じて仕事を進めたほうが宜しいかと思います。
特に四品目に関しては、先細り以外に考えられません。
「じゃあ、どうするのよ?」と私に聞かれても困ります。
私自身も「これからどうすれば良いのか=これから何が儲かるのか」、さっぱりわかりませんので、色々な事態に対応できるように準備だけしています。
私たちが日常業務を営む中で想定されるリスクとしては、金属相場、為替、法規制くらいが考えられるでしょうか?
そのリスクが現実のものになったらどうするか?ということは常に考えておく必要があるんでしょう。
例えば、金属相場なら、「銅建値が今の半分になったらどうするか?」などという想定と準備です。
為替なら、1ドル=150円あるいは、1ドル=50円になったらどうするかということです。
法規制に関しては、日本の法規制はもちろんですが、相手先国の法規制にも影響されますね。
中国が「雑スクラップの輸入を禁止したらどうするか?」などという想定と準備です。
このような想定は楽しい(?)ものでして、例えば今年中に「1ドル=70円、銅建値=トン30万円になったらどうするか?」という仮定条件を自分で作ります。
その自分で考えた条件下で、会社が存続できるか想定してみるのです。
当社の場合、上の条件なら存続可能・・・だと思っています。
為替に対するリスクは、輸出入双方の事業を行なうようになってから、リスク対応能力が飛躍的に向上しましたし、取扱商品の中で銅含有スクラップの割合もずいぶんと引き下げました。
このようなシミュレーションは大切だと思います。
中々時間は無いでしょうし、悪い出来事なんて考えたくもないでしょうが、自分たちの弱点が良く見えて来ると思います。
自分自身に対する言い聞かせでもありますが、色々なリスクが自分の身の周りにあることは理解しているはずです。
でも日本人って、最悪の事態の想定を嫌うというか、思考停止してしまう癖がありますから。
しっかりとリスクを認識し、備えておく必要がありますね~。
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