社長の独り言 2014/8
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サビがない自転車、一台2,300円で買います! - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/22(金) 06:25
今朝はストレートに商売のお話でございます。
「商売人が書くブログなんだから、商売の話を書いてどこが悪い!?」 と思いながらも、日頃はあまりストレートに商売のことを書いていませんので、何となく気が引けます・・・。
「俺には関係ね~や」とおっしゃらずに、今日も宜しければ最後までお付き合いください。
ここ最近からではありますが、毎月、何がしかの買取強化商品を設定して、高価買取キャンペーンを実施してきました。
軽い気持ちで始めたのですが、「毎月何か」というノルマが自分に課されているわけですので、結構なプレッシャーになります。
この業界、本当に競争が激しくってですね、我々のような立ち位置の人間は、意外かも知れませんが相当な苦労をしています。
ギリギリの高価買取を行うということは、相場変動等それなりのリスクも伴うわけですが、月の半ばに「中止」なんてことは格好悪いからしたくない。
8月も20日を過ぎますと、「来月は何にしよう?」と次の商品選定にアタマを痛めることになります。
少なくとも、来月一ヶ月くらいはリスクが無いであろう商品、お客さんに対してインパクトを与えられる商品、経営戦略に一致した商品・・・様々な条件を加味し、9月の高価買取対象商品を選定しました。
9月の高価買取キャンペーン対象商品は、
「Sクラス自転車」です。
「Sクラス自転車」って何?
これは非常にシンプルな話でして、サビがない、新しい自転車のことです。
これまでもオートライト自転車の中で、比較的サビの無い自転車を高値で買い取りするなどしておりましたが、ちょっとインパクトが薄れてきたのは否めません。
じゃ、もっと分かりやすく、もっとインパクトがある事を・・・という訳で、
メーカーも、車体形状も、ハンドル形状も、オートライトの有無も、ギアの有無も問いません。
「大人用で、サビが無ければそれで良し」
という検収基準で高価買取を行うキャンペーンです。
で、気になる買取価格なんですが・・・
サビがない自転車、一台2,300円で買い取ります!
ということにします。
こんな値段を付けて大丈夫かなあ?
また同業他社に嫌われるかな?
しょうがないね・・・。これも商売じゃあ。
あ、ついでに言っておきますが、ウチはキッチリと検収します。
少々サビていても、1台くらいOK・・・みたいなオマケはしません。
というか、出来ません。
我々のような輸出業者は、結構利幅を取って儲けていると思っている方も多いようですが、そんなことは全くありません。
「超」がつくほど、薄利多売です。
皆さん、自転車の利益ってどれくらいだと思います?
中古自転車を一台仕入れて、分別保管しておいて、注文に応じて加工し、コンテナへ積載するというのが一連の流れになります。
最終的に残るのは、一台100円以下ですよ?マジで。
そんな超薄利多売の中でオマケしてたら、あっという間に赤字になってしまいます。
ですから、オマケは勘弁してください・・・。
さて、「サビがない自転車」と言いながらも、中古自転車である以上は「完全にゼロ」という訳にはいきません。
正確に言うと、「サビがほとんどない自転車」ということになります。
言葉で説明するより、画像を見ていただきましょうか。



画像で見る限り、サビなんて見えないでしょ?
でもまあ、隅から隅までチェックすると、ナットの部分やチェーンの部分に少しサビが出ているのは事実です。
「どこまでがOKか?」は、現物次第になってしまいますね・・・。
現物を検収させていただき、無事Sクラス認定されるか否かのチェックポイント、傾向をお教えしておきます。
実は我々が自転車を検収する時、まずは対象となる自転車の「プラス材料」と「マイナス材料」をチェックしていきます。
その上で、サビの状態をチェックする訳です。
その「プラス材料」と「マイナス材料」を知って頂ければ、お互いにとってプラスかなと思います。
まずは、査定がプラスになる(=サビが見えても検収がOKになる確率が上がる)材料です。
・日本メーカー製は、プラス材料。
・オートライト付は、プラス材料。
・ギア(変速機)付きは、プラス材料。
・ママチャリ、折りたたみ自転車は、プラス材料
こんな所でしょうかね?
次はマイナス材料ですよ~。
・中国製は、マイナス材料
・ハンドル部分が黒色は、マイナス材料
・重い自転車は、マイナス材料
・ストレートは、マイナス材料
こんな所でしょうか?
具体的な例を挙げてまとめますね。
「ブリヂストン製でオートライト、ギア付きのママチャリならば、少々サビが出ていても、Sクラスの検収に通過しやすい」
「中国製でハンドルが黒色、オートライトもギアも無いストレートは、サビが限りなくゼロでないと検収を通過できない」
ということです。
何が言いたいかというと、新車価格が全く違うわけです。
新車価格が、4万~5万するような自転車なら、少々古くなっても価値が高い。
新車価格が、1万円を切るような自転車なら、綺麗でも高くは買えない。
そういうことです。
一応、このキャンペーンは9月から実施としていますが、ホームページ変更の準備が出来次第、先行して実施する予定です。
ホームページの変更前でも、「ブログ見たけど、この自転車2,300円で行ける?」とおっしゃって頂ければ、大丈夫です。
多くのお引き合いをお待ちしております!
銅相場は反転 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/20(水) 05:47
8月に入って徐々に下がり続けていた銅相場がようやく反転し、昨日19日には国内銅建値が8月に入って初めて上昇しました。
8月1日にトン78万円だった国内銅建値ですが、8月6日に77万円、8月11日に76万円、8月14日に75万円と、本当に少しずつ下がっていたのです。
で、昨日19日に76万円へと上昇に転じたということです。
実はタイミング良く(?)、7月末に東京で参加した勉強会の中で、「これから機関投資家や投資ファンドによる利益確定売りが予想される」なんていうエコノミストの話を聞いていました。
ここまでグッドタイミングだったのは、偶然の要素が大きいのでしょうが、今回のようなジワリと相場が下降して行くような動きって、機関投資家や投資ファンドによる動きだと思われます。
何となくですがね。
大きな材料がない中で、ジワリ、ジワリと相場が動いているときって、そういう大きな勢力の動きだと感じているのです。
今年の大きな流れという観点では、金属資源相場は、やや上昇基調というような予測をされていたように記憶しています。
私も同感です。
他人様に堂々と説くことができるような根拠はありませんが、他にカネの行き先が乏しい状況では、嫌でもやや上昇基調になるという消極的な事情です。
簡単に言えば、地球の人口は増え続けて、通貨はドンドンと増刷されている訳ですから、事件が無い限りは物の値段は上がり続けていく。
そんな理屈です。
さて、実は盆休み中に事業計画を検討する機会がありました。
じっくりと時間をとって、色々と構想を練り、ソロバンをはじく機会って、盆や正月くらいしかありませんからね~。
詳しい内容は、後日に小分けで出して行くことにしますが、2008年秋からのリーマンショック後の資源暴落局面での動きを、おさらいする機会がありました。
「それ、言うな。毛が抜ける。」という方も多いかもしれませんが、そう言わずに一緒に振り返って下さい。
皆が一番大きなダメージを受けたのは、銅相場の下落ではないでしょうか?
2008年の夏から、半年間ほどの国内銅建値(月平均)の動きを追ってみると、
7月 954,000円
8月 893,300円
9月 808,000円
10月 567,700円
11月 424,400円
12月 347,800円
1月 338,900円
こんな、信じられないようなスピードと幅で、銅の相場が下落しました。
知らない人は驚きでしょ?
こんな大波が来たら、普通の会社は潰れます。
確実に!
ま、何だかんだでウチは生き残ったんですが、この当時のネタを書くと、涙でPCの画面がかすんで見えるようになってしまいます。
本当に辛かったですよね~。
さて、銅の価格推移はわかりましたが、「金(ゴールド)」は、どんな動きだったのでしょうか?
実はこちらが本題です。
某貴金属工業株式会社さんの2008年7月から2009年1月までの平均小売価格を流用しますね。
7月 3,250円
8月 2,983円
9月 2,859円
10月 2,665円
11月 2,398円
12月 2,433円
1月 2,531円
こんな感じです。
銅とは明らかに動きが異なっているでしょ?
もっと分かり易いのが、年平均のデータです。
年平均での「金(ゴールド)」平均小売価格を追ってみると、
2007年 2,659円
2008年 2,937円
2009年 2,951円
2010年 3,477円
となっています。
年単位で見れば、リーマンショック糞食らえ・・・で、平均価格は上昇を続けていたのです。
時間が無くなったので、突然ですが結論に飛びます。
ウチは金属スクラップを扱っている会社ですから、鉄・非鉄スクラップを大々的に商いさせて頂いております。
でも、リスクヘッジの観点から見ると、金(ゴールド)についても一定量の取扱が必要だと再認識したわけです。
キャッシュフロー上は、あまり好ましくない商品なんですけどね~。
ま、今日のところはそんな話でした。
お盆明け - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/18(月) 06:08
お盆休み明け、皆様いかがお過ごしでしょうか?
弊社はこっそりとお盆期間中も営業しておりました。
多くのスタッフは休暇を取っていたのですが、少人数体制で、ヤードのメンテナンスやら何やらと・・・。
お盆休み中に持込していただいた、多くのお客様に感謝申し上げます。
ま、弊社にいる外国人助っ人は、お盆なんて関係ありません。
ヤードから今にもあふれそうな商品の出荷に向けて、お盆も大いに助けてもらった次第です。
さて、私は仏教的な信仰心が少々薄いようでして、世間一般で執り行われるお盆独特の行事にはこれまで無縁でした。
実家はいわゆる長男家だったのですが、お盆だからと言って、坊さんにお経を上げに来てもらうこともないし、墓参りに行くこともない。
家自体が信心が薄かったのでしょうか?
そういう環境で育ったから、しょうがないですね。
ところが今年は事情が違いました。
昨年末に私の父が亡くなりましたので、今年は初盆にあたります。
菩提寺の坊さんが、「初盆くらいは・・・」と墓参りを強く勧めたのです。
私はお盆だからどうこうの考えはないのですが、私の母親が「初盆だから仕方ないか・・・」と言います。
母親がそう言うなら仕方ない。
お盆の渋滞必至の中、運転手としての役目がありますので、墓参りに行く羽目になりました。
菩提寺と墓は、福井県の高浜町という、原発と海水浴で有名な町にあります。
今はずいぶん高速道路も整備されてきましたので、京都や大阪からは車で2時間ほどになりました。
それでも、お盆というのは必ず渋滞しますからねえ・・・。
これまで知らなかったのですが、ウチの菩提寺では毎年お盆に檀家が集まって、お参りする習慣があるようです。
オヤジが生きていたころから、そんなことがあるなんて知らなかったよ~。
地元に住む檀家の人たちは、付き合いで嫌でも集まってるんでしょう。
こちらは遠方だから・・・という口実で、逃げていたのが実態と思われます。
お寺、地域、学校その他、あらゆるお付き合いというのは、深入りするとキリがありません。
あらゆるお付き合いは適当に逃げておくというのが、庶民の知恵と言うものですな。
さて、悪天候の中、長時間運転を終えて菩提寺へと到着してみると、本当に檀家一同・・・では無いでしょうが、大勢の人たちがお寺の本堂へと集まっていました。
私にとっては、ほぼ全員が初めて見る人ばかりです。
さすがに「田舎だなあ」と感じたことがあります。
近くに座っていた婆さん連中、「アレ、誰だろう?」「さあ?」と私たちの噂話を、私にとっては大きな声でやっています。
ヒソヒソ話をしているつもりなのか、それともワザと聞こえるようにやっているのか知りません。
良心的に考えれば、ババアだから耳が遠いと考えられるのですが、クソ田舎っていうのは、そういう意地悪も平気ですから、どちらかは怪しいものです。
さて、檀家一同が本堂に集まると、なんと坊さんが5人も出てきました。
後で和尚に聞いたところによると、同じ宗派の近隣の坊さんが集まってお経を上げるんだとか。
で、今年が初盆の人がいる場合、坊さんと檀家全員でその人・・・いや、その仏さんにお参りする風習があるそうです。
つまり、今年は昨年亡くなったウチの親父が主人公だったようです。
主人公の家族が来ていないと、さすがに格好がつかない・・・ということですね。
それならしょうがないか。
ちなみに、お盆の集まりが催されたのは、8月16日土曜日でした。
関西在住の方はよくご存知でしょうが、この日は近畿地方北部が大雨に見舞われ、京都北部の福知山市なんかでは町が水没するほどの大雨だったのです。
私の実家がある京都市から、福井県の高浜町を往復しようとすると、大雨に襲われた京都北部を必ず通ることになります。
高浜町自体も、舞鶴市と隣接した町ですから、福井県というよりも京都北部に近いイメージです。
・・・という訳で、毎時50mm以上のバケツの底が抜けたような雨の中、往復240kmを走行する羽目になりました。
もちろん、全線が大雨という訳では無かったのですが、おそらく半分の区間は水溜りの中を走っているような状態。
高速道路は50km規制だったのですが、本当に規制速度を守らないと走れない状態でした。
いや~。
高速道路で50kmの規制を本当に守るのは、大雪で道路に雪が積もっているとき位だと思っていましたが、大雨でもそんなことがあるのですね。
勉強になりました。
そんな訳で、今年のお盆は妙に疲れた印象です。
と言いながら、8月もすでに18日を迎え、もう月末ですがな・・・。
やらなければならないことは多くあります!
それでは今日はこのへんで。
弊社はこっそりとお盆期間中も営業しておりました。
多くのスタッフは休暇を取っていたのですが、少人数体制で、ヤードのメンテナンスやら何やらと・・・。
お盆休み中に持込していただいた、多くのお客様に感謝申し上げます。
ま、弊社にいる外国人助っ人は、お盆なんて関係ありません。
ヤードから今にもあふれそうな商品の出荷に向けて、お盆も大いに助けてもらった次第です。
さて、私は仏教的な信仰心が少々薄いようでして、世間一般で執り行われるお盆独特の行事にはこれまで無縁でした。
実家はいわゆる長男家だったのですが、お盆だからと言って、坊さんにお経を上げに来てもらうこともないし、墓参りに行くこともない。
家自体が信心が薄かったのでしょうか?
そういう環境で育ったから、しょうがないですね。
ところが今年は事情が違いました。
昨年末に私の父が亡くなりましたので、今年は初盆にあたります。
菩提寺の坊さんが、「初盆くらいは・・・」と墓参りを強く勧めたのです。
私はお盆だからどうこうの考えはないのですが、私の母親が「初盆だから仕方ないか・・・」と言います。
母親がそう言うなら仕方ない。
お盆の渋滞必至の中、運転手としての役目がありますので、墓参りに行く羽目になりました。
菩提寺と墓は、福井県の高浜町という、原発と海水浴で有名な町にあります。
今はずいぶん高速道路も整備されてきましたので、京都や大阪からは車で2時間ほどになりました。
それでも、お盆というのは必ず渋滞しますからねえ・・・。
これまで知らなかったのですが、ウチの菩提寺では毎年お盆に檀家が集まって、お参りする習慣があるようです。
オヤジが生きていたころから、そんなことがあるなんて知らなかったよ~。
地元に住む檀家の人たちは、付き合いで嫌でも集まってるんでしょう。
こちらは遠方だから・・・という口実で、逃げていたのが実態と思われます。
お寺、地域、学校その他、あらゆるお付き合いというのは、深入りするとキリがありません。
あらゆるお付き合いは適当に逃げておくというのが、庶民の知恵と言うものですな。
さて、悪天候の中、長時間運転を終えて菩提寺へと到着してみると、本当に檀家一同・・・では無いでしょうが、大勢の人たちがお寺の本堂へと集まっていました。
私にとっては、ほぼ全員が初めて見る人ばかりです。
さすがに「田舎だなあ」と感じたことがあります。
近くに座っていた婆さん連中、「アレ、誰だろう?」「さあ?」と私たちの噂話を、私にとっては大きな声でやっています。
ヒソヒソ話をしているつもりなのか、それともワザと聞こえるようにやっているのか知りません。
良心的に考えれば、ババアだから耳が遠いと考えられるのですが、クソ田舎っていうのは、そういう意地悪も平気ですから、どちらかは怪しいものです。
さて、檀家一同が本堂に集まると、なんと坊さんが5人も出てきました。
後で和尚に聞いたところによると、同じ宗派の近隣の坊さんが集まってお経を上げるんだとか。
で、今年が初盆の人がいる場合、坊さんと檀家全員でその人・・・いや、その仏さんにお参りする風習があるそうです。
つまり、今年は昨年亡くなったウチの親父が主人公だったようです。
主人公の家族が来ていないと、さすがに格好がつかない・・・ということですね。
それならしょうがないか。
ちなみに、お盆の集まりが催されたのは、8月16日土曜日でした。
関西在住の方はよくご存知でしょうが、この日は近畿地方北部が大雨に見舞われ、京都北部の福知山市なんかでは町が水没するほどの大雨だったのです。
私の実家がある京都市から、福井県の高浜町を往復しようとすると、大雨に襲われた京都北部を必ず通ることになります。
高浜町自体も、舞鶴市と隣接した町ですから、福井県というよりも京都北部に近いイメージです。
・・・という訳で、毎時50mm以上のバケツの底が抜けたような雨の中、往復240kmを走行する羽目になりました。
もちろん、全線が大雨という訳では無かったのですが、おそらく半分の区間は水溜りの中を走っているような状態。
高速道路は50km規制だったのですが、本当に規制速度を守らないと走れない状態でした。
いや~。
高速道路で50kmの規制を本当に守るのは、大雪で道路に雪が積もっているとき位だと思っていましたが、大雨でもそんなことがあるのですね。
勉強になりました。
そんな訳で、今年のお盆は妙に疲れた印象です。
と言いながら、8月もすでに18日を迎え、もう月末ですがな・・・。
やらなければならないことは多くあります!
それでは今日はこのへんで。
お盆も営業しています - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/13(水) 06:02
世間様では、今日13日あたりからお盆休みという所が多いんでしょうかね?
当社では、基本的にお盆休みはありません。
通常営業しております。
ただし、お盆休み期間はどうしても道路事情が悪化し、移動が困難になります。
お客様のもとへと引取りにお伺いすることは、可能な限り避けております。
そのあたりは、悪しからずご容赦ください。
13日と15日は、基本的にブログ更新もお休みしようと思っております。
いや、「思っておりました」が正しい表現ですね。
一応、更新してますからね~。
まあでも、お盆期間中はアタマのリフレッシュ期間と位置付けて、あまり頭を使わないようにしようと思っています。
このため、パソコンもあまり使わないつもりです。
ひょっとしたら、15日金曜日と18日月曜日の更新を休んでしまうかもしれませんね。
さて、今日は更新しないつもりだったこともあり、本当にくだらない話で申し訳ありません。
いつもにも増してくだらない話なのですが、どうしても書いておきますね。
実は私、本気でダイエットすることを決意しました。
メタボ気味の中年オヤジである私は、24時間365日、口先ではダイエット中だったのですが、今回は本気です。
このブログで宣言すること自体、本気の証です。
「ハイハイ。それで、何でダイエットするの?」という声が聞こえてきそうですので、一応ご説明しておきます。
実は先週の金曜日、食事の約束が重なって、相当なドカ喰い+大量のビールを飲むことになりました。
大きなお腹を抱えて帰宅後、シャワーを浴びてから滅多に乗らない体重計に乗ってみたところ、何やら表示される桁数が、いつもより多い・・・。
そう。
とうとう恐れていた、0.1トン人間になったのです。
この瞬間から、本格的なダイエットを決意です・・・。
この20年間ほど、私の体重は、80キロ台前半から90キロ台後半までの間を、約15kgくらい変動してきました。
増えたり減ったりの繰り返しなのですが、80kgを下回ったことはありませんし、100kgを超えたこともない。
ところが、今回初めて超えちゃったんですよね~。
こりゃイカンと本気で思いましたので、とりあえず20kgほどダイエットしようと思います。
半年間ほど本格的にダイエットして、80kgを切るくらいまでやりますわ。
世の中には様々なダイエット法があるわけですが、今回採用を決めたのは、「炭水化物をカットする」方法です。
要は、ご飯やパン、麺類などの炭水化物摂取を控える方法です。
昨年正月からの禁煙以来、体重が増減しないで一方的に増加傾向にありましたので、それなりに体重管理に気を使ってきたつもりなのですが、芳しい結果が出ておりません。
何に気を使ってきたかというと、カロリー摂取量でした。
カロリー摂取量より、消費量のほうが多ければ痩せるという単純な理論なのですが、これ、結構難しいんですよね~。
厳密なカロリー計算は面倒くさいし、そもそも正確な計算は不可能だし、効果にも疑問があります。
私の場合、ご飯やパン、麺類などの炭水化物が大好物ですし、水よりビールの方が好き。
いわゆる、炭水化物星人というやつです。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスで言うと、肥らないはずなのに肥るんです。
計算を間違えているのかもしれませんが、どうもカロリーだけの問題ではないような気がします。
そんな訳で、生活習慣というか、食事習慣を根本的に変えてみようと思い立ちました。
諸般の事情により、ゼロというわけには行きませんが、可能な限り炭水化物の摂取を抑えています。
土曜日からスタートして、今日が水曜日だから、5日目になりますね。
一番精神的にキツイのは、ビールを飲まないことでしょうか。
少量の焼酎を飲みますので、断酒という訳ではないのですが、ビールが夢に出てきそうです・・・。
改めて気が付いたことは、「外食」というのは、炭水化物を摂ることだということです。
牛丼、うどん、ラーメン、弁当etc、炭水化物抜きで外食するのは、ほぼ不可能ですね。
私はとりあえず、コンビニで唐揚げやフライドチキンなどを買って凌いでいます。
店に入っての外食が困難であることが、一番不便ですね。
ま、何だかんだ言っても、ダイエットに成功するか否かは自分次第です。
私の場合、とても意地っ張りであるという自分の特性がありますので、「意地になるか否か」で成否が別れます。
この点を利用しまして、中学生の息子と賭けをしました。
息子は成績を上げる、私は体重を落とす。どちらが成功するか?という単純な賭けですが、これで私のダイエットは半分成功したも同然です。
「息子に負けるわけにはいかない」というスイッチが入りましたので・・・。
プラスアルファで、こうやってブログで書かせていただくことにより、後へは引けない状況になりました・
これで私のダイエットは成功じゃあ~!
・・・ホンマかいな?
議員と金・・・か - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/08/11(月) 05:59
兵庫県の某県会議員が、2013年度の政務活動費として、1年間に195回日帰り出張し、領収書なしでおよそ300万円の支出をしていたことが話題になっていました。
会見全編のダイジェストです。号泣会見になるのは、3分30秒あたりから。
これを契機に、いわゆる政治とカネの問題がクローズアップされ、あちこちで「あれはおかしい、これは怪しい」との大合唱がマスコミで繰り広げられました。
ひとたびこのような問題が発生すると、アラ探しが始まるのは毎度のことですね。
当ブログの愛読者の中にはご存知の方も多いのですが、私はかつて国会議員秘書を務めていたことがあり、選挙における会計責任者として収支報告を行った経験もあります。
その経験と、企業の決算を行う立場である現在の状況とを照らし合わせると、そりゃあ議員の決算とも言える収支報告なんて、バカバカしくなるほど簡単で甘いものです。
一番の違いは、企業の決算は複式簿記ですが、収支報告は単式簿記であるという点でしょう。
とても乱暴に二つの方式を解説しますと、単式簿記は単純な会計方法、複式簿記は複雑な会計方法とご理解ください。
そのままですね・・・。
単純な会計方法のほうが、色々と誤魔化しやすいのが世の常です。
結果、議員の決算とも言える収支報告は、単式簿記なので不透明な支出が行われやすいのは事実です。
なぜ議員の収支報告が単式簿記で認められているかというと、自分たちでルール(法律や条例)を作るからです。
「事務が煩雑になる」という、信じ難い理由で認められているのが現実です。
決算とは煩雑なもの。
これが世間の常識なんですけどねえ。
少なくとも、昔の議員は浮き世離れしていた証明みたいなものですね。
父ちゃん母ちゃんだけでやっているような、家内工業でも民間企業では複式簿記が義務付けられていますが、自分たちだけは単式簿記でよい法律を作ってしまうんですから・・・。
いわゆる知識人やマスコミの論評などを見ても、複式簿記に改めるべきだとの意見は多いです。
たしかに、会計処理を明朗にすることによって不適正な支出をさせないことは大切なのですが、実態を考えるとあまり大きな意味があることではない・・・と私は考えています。
理由は簡単でして、議員の大多数は、「本当は赤字だけど、黒字決算している企業」みたいなものだからです。
かつて建設業なんかでは多かったと思います。
現在でも、赤字決算をすると許認可が取り上げられてしまうような企業や、金融機関から取引が停止されてしまう恐れがある企業では行われていることでしょう。
実質は赤字なので払わなくて良い税金を、無理やり黒字にして払うようなことが、現実の世の中ではあります。
地方議員、国会議員で事情は多少違うのですが、長いスパンで見れば、議員のほぼ100%は同じような事情を抱えています。
つまり、本当の支出はもっと多いのだけど、書けないから書いていない・・・ということです。
清く正しい会計をやるためには、あらゆることに領収書添付し、複式簿記で収支報告するのが良いのでしょう。
でもね、それは赤字だけど黒字決算している企業に対して税務調査に入り、あれこれ指摘するようなものです。
意味がないとは言いませんが、あまり意味がない。・・・同じか。
もう少しだけ書きますと、かつて政治家といえば地元の名士しかなれない職業でした。
その最大の理由は、選挙にカネがかかるから資産家じゃないと無理・・・ということであると思います。
それは問題だということで、さまざまな法改正がなされて、誰もが立候補しやすい制度に改められました。
平たく言えば、貧乏人でも立候補しやすい制度に変わりました。
それ自体は非常にすばらしいことなのですが、皮肉にも新たな問題が生まれたのも事実です。
かつて政治家といえば、自己資産の持ち出しが当たり前だったのですが、政治家を生業として資産形成する輩が出てきたのです。
私も貧乏ったれですが、貧乏人が政治家をやるとそうなるリスクが高い。
何か制度を変えると、必ずメリット・デメリットの双方が出てきます。
人間の世とは、難しいものです。
会見全編のダイジェストです。号泣会見になるのは、3分30秒あたりから。
これを契機に、いわゆる政治とカネの問題がクローズアップされ、あちこちで「あれはおかしい、これは怪しい」との大合唱がマスコミで繰り広げられました。
ひとたびこのような問題が発生すると、アラ探しが始まるのは毎度のことですね。
当ブログの愛読者の中にはご存知の方も多いのですが、私はかつて国会議員秘書を務めていたことがあり、選挙における会計責任者として収支報告を行った経験もあります。
その経験と、企業の決算を行う立場である現在の状況とを照らし合わせると、そりゃあ議員の決算とも言える収支報告なんて、バカバカしくなるほど簡単で甘いものです。
一番の違いは、企業の決算は複式簿記ですが、収支報告は単式簿記であるという点でしょう。
とても乱暴に二つの方式を解説しますと、単式簿記は単純な会計方法、複式簿記は複雑な会計方法とご理解ください。
そのままですね・・・。
単純な会計方法のほうが、色々と誤魔化しやすいのが世の常です。
結果、議員の決算とも言える収支報告は、単式簿記なので不透明な支出が行われやすいのは事実です。
なぜ議員の収支報告が単式簿記で認められているかというと、自分たちでルール(法律や条例)を作るからです。
「事務が煩雑になる」という、信じ難い理由で認められているのが現実です。
決算とは煩雑なもの。
これが世間の常識なんですけどねえ。
少なくとも、昔の議員は浮き世離れしていた証明みたいなものですね。
父ちゃん母ちゃんだけでやっているような、家内工業でも民間企業では複式簿記が義務付けられていますが、自分たちだけは単式簿記でよい法律を作ってしまうんですから・・・。
いわゆる知識人やマスコミの論評などを見ても、複式簿記に改めるべきだとの意見は多いです。
たしかに、会計処理を明朗にすることによって不適正な支出をさせないことは大切なのですが、実態を考えるとあまり大きな意味があることではない・・・と私は考えています。
理由は簡単でして、議員の大多数は、「本当は赤字だけど、黒字決算している企業」みたいなものだからです。
かつて建設業なんかでは多かったと思います。
現在でも、赤字決算をすると許認可が取り上げられてしまうような企業や、金融機関から取引が停止されてしまう恐れがある企業では行われていることでしょう。
実質は赤字なので払わなくて良い税金を、無理やり黒字にして払うようなことが、現実の世の中ではあります。
地方議員、国会議員で事情は多少違うのですが、長いスパンで見れば、議員のほぼ100%は同じような事情を抱えています。
つまり、本当の支出はもっと多いのだけど、書けないから書いていない・・・ということです。
清く正しい会計をやるためには、あらゆることに領収書添付し、複式簿記で収支報告するのが良いのでしょう。
でもね、それは赤字だけど黒字決算している企業に対して税務調査に入り、あれこれ指摘するようなものです。
意味がないとは言いませんが、あまり意味がない。・・・同じか。
もう少しだけ書きますと、かつて政治家といえば地元の名士しかなれない職業でした。
その最大の理由は、選挙にカネがかかるから資産家じゃないと無理・・・ということであると思います。
それは問題だということで、さまざまな法改正がなされて、誰もが立候補しやすい制度に改められました。
平たく言えば、貧乏人でも立候補しやすい制度に変わりました。
それ自体は非常にすばらしいことなのですが、皮肉にも新たな問題が生まれたのも事実です。
かつて政治家といえば、自己資産の持ち出しが当たり前だったのですが、政治家を生業として資産形成する輩が出てきたのです。
私も貧乏ったれですが、貧乏人が政治家をやるとそうなるリスクが高い。
何か制度を変えると、必ずメリット・デメリットの双方が出てきます。
人間の世とは、難しいものです。
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