社長の独り言 2015/8/3
季節の話題です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/08/03(月) 06:28
暑すぎますね。
エアコンをガンガンに効かせて乗用車に乗っていても、フロントガラス付近に手を近づけると外気の熱気が伝わってきます。
エアコンをオートにして走っていると、いつもは徐々に弱い風へと切り替わっていくのですが、この暑さではいつまで経っても強風のままです。
土曜日は所用で大阪府高槻市へ向かって走行していたのですが、道路に設置してある温度計の表示が、「38℃」とか「39℃」の表示になっていました。
「ウソだろ~?」 「ちょっと盛っているんじゃね?」と、半信半疑だったのですが、自分の運転している車の温度計を見ると・・・

40℃・・・
さすがにこんな暑さの中で長時間直射日光にあたっていると死にますよ?
皆さん、健康管理にご注意くださいませ。
さて、今日は8月最初のブログになります。
多少は季節感があるような話題を提供しましょうかねえ。
私どもが取り扱っている海外向きの中古商品は、主として東南アジアやアフリカ諸国に向けて輸出されます。
厳密に申し上げると、国によって需要のある商品は異なってきます。
ベトナムなら農業機械や輸送機械、インドネシアなら中古自転車・・・というような具合です。
どんな国向きでも、どんな商品にも言えることなのですが、一年を通じて安定的に中古商品が売れるということは、まずありません。
需要のある時期と需要の無い時期というのが、必ず存在します。
その一番大きな理由が、「季節」です。
日本のように四季があるような国はまれですが、東南アジアやアフリカ諸国だと、必ずと言ってよいほど「雨季と乾季」があります。
季節によって売れる商品・売れる時期などが生じてくるのは当然の事なのですが、これが案外厄介な問題です。
何が問題かというと、供給者側である日本と需給のバランスが取りづらいんですね~。
例えば、中古の草刈り機。
需要が最も大きいのは、雨季に入る前。
一番需要が少ないのは、乾季に入る前です。
雨季には草がよく成長するから・・・ということでしょう。
時期的に言うと、東南アジアでメインとなるインドシナ半島部では、
10月から3月が乾季、4月から9月が雨季 となります。
ちょうどこれからの時期が、一年で一番売れにくい時期ということになります。
言い換えると、一年で一番相場が落ちる時期ということです。
一方で、供給者側の日本にとっては供給数が増える時期なんですね~。
ゴールデンウィークからお盆の時期くらいまでが、日本では一年を通じて草刈りのピークの時期です。
そんな時期に不具合が発生し、中古草刈り機として我々の所に多く流通してくるのです。
「一番要らない時期に、一番多く入荷してくる」
結構ツライところですね~。
あと、自転車なんかでも似たような傾向があります。
日本で中古自転車が市場に出回るピークと言えば、やはり3月からゴールデンウィークまでの期間です。
引越しや新入学のシーズンですからね~。
もう皆さんお分かりだと思いますが、これから雨季に入ろうとする時期に、日本での供給数がピークを迎えるのです。
はあ~。
ちなみに、これからの季節は一番需要が高まる時期です。
一方の日本では・・・
夏休みがあるとはいうものの、気温40℃の中で一体誰が自転車を買い換えたり、放置自転車を回収しますか?
ということです。
こう見えても(?)結構苦労しながら貿易屋さんをやっております。
このような事情をご理解いただき、弊社が売りやすい商品の供給を増やしていただけると誠に助かるのですが・・・。
もう一度言っておきましょうかね?
8月から2~3ヶ月の間、農業機械系は欲しくありません。
自転車がとっても欲しいです・・・。
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