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情けないことに・・・ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/09/15(月) 06:23


先週の木曜日あたりだと思うのですが、少々腰痛を発症してしまいました。

「少々」と申しますのは、激しい痛みを伴う腰痛ではなく、激しいダルさを伴う腰痛(?)だからです。



分かって貰えますかね~?

痛いわけじゃないんですが、居ても立ってもいられない位のダルさを感じるんです。



激しいダルさに襲われますので、寝転がってストレッチでもする他にない・・・。

そんな状況になるのです。




思い起こしてみると、一ヶ月前くらい前から似たような症状があったような気がします。

車に乗っている途中、どうしようもないような激しいダルさに見舞われて苦しんだことがあります。



「激しいダルさ」というのは非常に急激かつ強いものでして、自覚してからダルさを辛抱できる時間が長くありません。

運転中ではあるのですが、直ちに車を止めて車外に出たくなるほどです。



運転中、急にトイレに行きたくなった場合、「次のコンビニまで」などのように一定時間我慢するわけですが、腰のダルさは我慢できないほどでした。

私は信号待ちの時間を利用して、車外へ出て腰のストレッチをしていました。

そうでもして姿勢を変えないと、我慢できないくらいのダルさでした。





とは言え、そのようなダルさに襲われることは稀でしたし、痛いわけでもないので、あまり気にしないで過ごしていました。



ところが、先週の木曜日あたりから常時ダルさを自覚するようになりまして、土曜日には大阪の高槻市まで出向き、信頼する整骨院で診てもらうことにしました。



整骨院の院長とは長い付き合いですから、「腰が・・・」と言うだけで、後は私の口からでなく、体から直接状態を聞いてくれます。

結果、「あ~あ・・・」とだけ言われて、治療を開始。



腰のあたりを触診(?)され、チョイと押されただけで、「ンガ!?」と言葉にならない痛みに襲われる。

「言葉にならない痛み」と言うのは、少々オーバーな表現かもしれません。

これまでの経験から、「心地よさ」がやってくるものと思い込んでいたところへ、思いがけず痛いという感覚だったものですから、「ンガ!?」という表現になったのでしょう。



あれ?

痛みや自覚症状は無い・・・ハズだったんですけどね。

やはり、本当に具合は悪かったようです。




何にせよ、こうやってブログ記事を書いているということは、何とか椅子に座ることが出来るまでに回復したわけです。

それは大変ありがたいことなのですが、まだまだ本調子には遠い。

ずいぶん調子はよくなったのですが、



「急に無理な運動をして、

筋肉痛で動けなくなったオッサン」




のような状態です。



情けないことです。

鉄の時代は終焉 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/09/12(金) 05:22


10日の夜、久しぶりに名古屋の夜の街へと繰り出しました。

とは言え、名古屋駅周辺の居酒屋のような所へ出向いただけですから、「夜の街」は言い過ぎですね。



弊社名古屋営業所は、JR名古屋駅から2駅先になる「春田」という駅が最寄りです。

名古屋駅から春田駅までの所要時間は、8分ほどかな?



春田駅から営業所までは歩いて10分ほどですから、電車の時間に合わせれば、最短で20分以内で名古屋駅に着くことができます。



「名古屋駅まで20分以内」と言うと、相当便利な場所のようなイメージだと思います。

東京駅や大阪駅まで自宅から20分以内と言えば、相当都心部に住んでいると言えると思いますが、残念ながら名古屋営業所のある地域では、少々事情が異なります。



9月10日19時頃の、JR関西本線 春田駅です。

名古屋駅から2駅の場所にある駅ならば、通勤・通学帰りの乗降客で混雑していそうなものですが、ご覧のとおり駅のホームはガラガラ。



通勤時間帯を除いて、基本的に電車は1時間に2本ほどしか走っていません。

1時間に2本の電車が来たと思ったら、2両編成のワンマンカー。

愛知県西部は、まだまだ人口が少ないんで、「鉄」道の状況は終わっています・・・。




さて、今日のタイトルは「鉄の時代は終焉」なのですが、「鉄道」の話ではありません。

本物の鉄の話がメインでして、10日に気になるニュースが出ていましたので、ご紹介しておきます。





中国鉄鉱石先物が最安値、「鉄の時代は終焉」


というタイトルのニュースです。


我々のようなスクラップ屋のオヤジは腰を抜かしそうな、なかなか刺激的なタイトルですね~。

内容を抜粋しますと、





9月10日午前の中国商品先物市場で、鉄鋼と鉄鉱石先物が下落し最安値を付けた。

鉄鉱石価格は、大手資源各社からの供給が最大の買い手である中国の需要を上回る中、今年に入り38%も下落している。

アナリストは、「2014年は、新たな生産能力がついに需要の伸びに追い付き、利益率が歴史的平均に戻り始める転換点、言い換えれば鉄の時代の終焉だ」と指摘した。

ゴールドマンは、2015年の鉄鉱石価格予想は1トン=80ドルで据え置いたものの、2016年の予想は4%引き下げて79ドル、17年は8%引き下げて78ドルとした。

データ提供会社は月報で「中国鉄鋼価格の下落に歯止めがかかる見通しが立たず、銀行が製鉄業者に融資を渋る中、多くの鉄鋼メーカーにとってキャッシュフローが現実的な問題となり始めている」と指摘した。




ということです。



要するに、「鉄の需要減少により、価格が下がる」という話です。

これは、非常に大きな問題ですねえ。




金属スクラップを扱う仕事をしていますと、鉄屋でなくとも鉄スクラップが相当量発生します。

鉄スクラップそのものでないミックスメタル系の商品でも、成分の大部分は鉄が占めることになります。

そんなベースメタルである「鉄」が下落すると、当然ほとんどのスクラップ価格が巻き込まれて下落します。

ざっぴんもモーターも空調も給湯器も、全ては鉄の塊であるということを忘れてはなりません。





実はスクラップだけでなく、私どもが取り扱う「中古品」にも、微妙に影響が及びます。

私どもが取り扱っている商品の中で、鉄スクラップ価格が影響を及ぼす代表格の商品は、「中古自転車」でしょう。



中古自転車を海外への輸送用の海上コンテナに詰め込む際、結構な量の不要部品が発生します。

錆が出てしまっているカゴや荷台なんかは積まない為に、どうしても発生するんです。

カゴや荷台の多くは鉄ですから、鉄スクラップとして売却すれば、「チャリン」とお金になります。

これ、チリも積もれば何とやらで、結構馬鹿になりません。



また、現在弊社では、サビが多かったり、事故車などの理由で使い物にならない自転車を、一台200円で買い取りしていますが、これらは鉄スクラップ向きです。

鉄相場が下落すれば、スクラップ自転車を買い取ることは不可能になりますから、自転車の事業にも大きな影響が出ることは必至です。



この他にも多くの影響があるのですが、業界のベテラン諸氏は、身をもってご存知なことと思います。

私のような新参者でさえ、リーマンショック後の悲惨な状況を経験しておりますので・・・。



しかし大切なことがあります。

今予測されている鉄価格の下落は、急激かつ短期間の下落ではなく、「ゆっくりと、長期間に渡る下げ基調」であるということです。

日本のバブル崩壊時と同じく、先が見えない低空飛行というのは怖い。



我々はこれから、ひょっとすると金属資源価格の低空飛行時代を生き抜く覚悟が必要なのかもしれません。

対策は、お済みですか?




9月9日の弊社 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/09/10(水) 06:06


9月9日火曜日と9月10日の水曜日、弊社では2日連続でのコンテナ積み込みです。




前回積んだのが9月5日金曜日ですから、日を空けずに次々と積んでいることになります。

さすがに2日連続で積むのは初めてなのですが、一日一本、一ヶ月25本のコンテナ出荷を当面の目標とするつもりですので、まだまだこれから・・・だと思っています。



自転車のコンテナ積みが嫌われる最大の理由は、「体への負荷が大きい」という点にあると思います。

自転車一台の重量は、大人用だと平均約15kg程度になります。

これほどの重量があるものを、天井まで隙間なく埋めて積み込むのは、相当な重労働になります。



特に夏場、鉄箱であるコンテナの中は軽く50℃を超えます。

そんな中での重労働は体に応えますからね~。

厚さのピークは過ぎたとは言え、9月上旬の最高気温は30℃を超えますから、しばらくのあいだはキツイ作業が続きます。



昨日の私は・・・と言えば、朝から呑気に(?)トラックを転がしておりました。

往復400kmにも満たない行程ですから、近距離移動ですね。わたしにとっては。



名阪国道を大阪方面へと向かっていました。




最近は移動距離に関する認識が、少々おかしくなってきているようですと言うか、「おかしい」と指摘されることがあります。

今の私の認識ですと、大体往復500kmまでが近距離で、往復1,000kmくらいまでが中距離、1,000kmを超えると長距離・・・という認識です。



「運送会社じゃないんだから、遠くまで行きすぎ!」という指摘を受けるのですが、あまり気にしていません。

もちろん、燃料代や高速代などの経費は常に頭の中で計算していますが、費用対効果に問題がなければ、距離を問題にする方がオカシイと私は考えるわけです。



ゼニ儲けになるなら、地球の果てまででも飛んで行く覚悟・・・というか執念、根性がなければメシを食えませんからね~。

「遠い」あるいは「しんどい」から嫌ならば、近くて楽な仕事をすれば良いのですが、弊社ではそんな思想を許しません。はい。



ま、しかしこの暑い中で肉体労働に従事している訳ですから、同業者各位の皆様も本当にお疲れ様です。

この業界、親方も陣頭指揮されていることがほとんどですから、子分も親分も皆大変。



もうしばらくの間、辛抱しましょう。

この厚さが過ぎれば、身も凍えるような寒さが、じきに来ますから・・・。

名古屋から九州まで、どのルートで行くか!? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/09/08(月) 05:56

「名古屋から九州まで、どのルートで行くか?」



まだ自分で答えを出せていない、私にとっては大きなテーマです。

「どのルート」と言う位ですから、飛行機や新幹線で行く訳ではなく、車、それもトラックでの移動の話です。



高速道路を利用するなら、それほど悩む話ではありません。

せいぜい、中国自動車道を利用するか、山陽自動車道を利用するかくらいの話で、一度走ってみれば、中国自動車道なんてアップダウンやカーブばかりのクソ高速道路だと気付く事ができます。

昔は中国道しか無かったんだけどね・・・。



え~と、ルートで悩むのは、名古屋から九州まで、一般道を利用する場合の話です。

東京から九州へ一般道を利用する場合も、名古屋から先については同じルートになると思います。

東京・名古屋間に関しては、誰がなんと言おうと、東京~沼津間が国道246号線、沼津~名古屋手前までが国道1号線、名古屋を抜けるには国道23号線が最速ですから・・・。



さて、話を戻します。

名古屋から九州を目指すとき、やはり国道1号線で大阪へ出て、そのまま国道2号線を延々と下関まで走るのが、最短のルートです。

「最短」という位ですから、走行距離が一番短いという意味ですね。

決して、「最速」ではありません。



いわゆる東海道と山陽道を走る訳ですが、このルートでは、都市部を長く走ることになります。

特に、名古屋からだと日本第二の大都市圏である大阪圏というか、関西圏を抜けなければならないわけです。

深夜から早朝の時間帯を除いて、関西圏を通過するのには相当な時間を取られるのが、このルート最大の問題です。



そうですね~。

滋賀県の栗東市あたりから、兵庫県の明石市あたりまでの約150kmの区間が、信号ばかりでスムーズには走れない区間と言えるでしょう。

関西圏をクリアしても、その後にも岡山や広島などの大都市が控えていますので、必ずどこかの都市圏で渋滞に引っかかるのです。



そんな事情については、これまで何度か走った実体験で理解できましたので、今回は「山陰道」ルートを選択することにしました。



山陰道ルートっていうのは、要は日本海側を走って下関まで行くということです。

太平洋側をまっすぐ走るのに比べ、距離的には70~80kmほど遠回りすることになります。

しかし、近畿と中国地方の日本海側には、大都市も渋滞も無い(失礼!)から最速ルートになるかもしれない・・・と考えたわけです。



そんな訳でして、今日は「名古屋から九州まで、山陰道を通って行こう!」のレポートです。





最初に大まかなルートをご説明しておきます。



まず、名古屋から岐阜県の関ヶ原を目指します。

関ヶ原までのルートについては、出発地によって異なりますので各自のご自由にどうぞ。

私どもは尾張地方西部が出発点ですから、東海大橋を渡ってまっすぐ走り、養老を抜けて行きます。



関ヶ原からはR365で滋賀県の木之本を目指し、木之本でR8を経由して琵琶湖の北を回ってR303、R161で近江今津へ。



近江今津から再びR303で福井県を目指します。

R303の終点は福井県の小浜近くでR27に合流しますから、そこから京都の舞鶴方面へ。



R27を直進し、京都の舞鶴からはR175で福知山を目指します。

福知山で国道9号線に合流しますから、後は下関までひたすら9号線を走る・・・というルートです。





写真は「関ヶ原」の交差点です。

そう。あの天下分け目の関ヶ原のことでして、国道365号線と国道21号線の交差点で撮影しました。

名古屋から関ヶ原に行こうとするなら、まずは北上して岐阜市を目指し、そこから国道21号線を西へ走っても良いです。

あるいは、まずは西へ向かい、私どものヤードがある愛西市から東海大橋を渡って関ヶ原へと北上するルートでも良いです。

スタート地点により、お好みでどうぞ。



関ヶ原からは国道365号線を北上して、「木之本」を目指します。

21号線から8号線回りでも木之本へ行くことが出来ますが、8号線は市街地を抜けるので時間がかかります。
     








画像は、国道8号線の北陸自動車道木之本インター入り口です。

R365を福井方面へ走って木之本が近づくと、やたらと「8号線は左折」という看板を目にします。

適当なところで左折して、8号線に合流すればよいでしょう。

最終的には左折8号線方面、右折R365というT字路に出ますから、初めての方でも8号線に合流できないということは考えにくいです。



8号線を走るのは、わずか6~7kmほど。

「塩津」という所で左折してR303に乗らなければなりませんが、この交差点は予告の標識が無く、交差点手前に一つ標識があるだけだと思います

一発勝負ですから、見逃すと行き過ぎてしまいますよ~。
 







 
塩津で左折してR303を直進すると、R161に突き当たります。

交差点を左折して、京都方面へ。

ここからはR161とR303の重複区間でして、上の画像のポイントである近江今津でR303へと再び分離しますから、ここで福井県の小浜方面へ。








R303を直進すると、上の画像のとおりR27に突き当たります。

ここは左折して小浜方面です。



ちなみに、滋賀県の近江今津から福井県の小浜を目指すR303の滋賀県側あたりが、全ルート中で一番道路が悪いかもしれません。

改良工事が進んでいるようですが、「昔ながらの国道」のままですから、急カーブや急坂が多いです。

ま、路線バスや大型車も多く走っているルートですから、スピードを出さなければ問題はありません。










R27を直進すると、福井県から京都の舞鶴に入ります。

写真は舞鶴の海上自衛隊基地です。

国道から、舞鶴港に停泊する自衛隊艦船を眺めることが出来るのですが、乗用車だと艦橋しか見えないかもしれません。

トラックからだと結構良く見えるんですけどね~。










R27を直進すると、西舞鶴でR27は左折方向になり、直進方向がR175になります。

これを直進してR175で福知山を目指すと、上の画像のようにR9に突き当たります。

これを右折して鳥取方面を目指せば、あとは下関まで一直線!









R9をしばらく走って、京都府と兵庫県の県境付近ですね。

標識に「但馬空港」という表示がありますが、そんな空港があったんだ・・・。



調べてみると、大阪伊丹空港行きが一日2便あるだけ。

一応大阪空港経由での羽田行きということらしいですが、こんな所に空港は要らんと、関西人の99.9%以上は考えております。たぶん。










画像は、兵庫県と鳥取県の県境付近でしょうか。

鳥取まで19km、島根県の松江まで144kmと表示されています。

なにやら、雲行きが怪しくなってきました・・・。








バケツの底をひっくり返したような雨の中、鳥取県を走行する羽目になりました。

大きく、深い水溜りがあちこちに出来ていましたが、こういう時は重量があってタイヤがでかいトラックなら比較的安全。

もちろん、それでも安全運転ですけどね。










島根県に入りました。

県庁所在地の松江市まで27km、出雲大社で有名な出雲市まで59kmです。

このあたりまで来ると、「名古屋から遠くまで来たもんだ~」という気持ちになります。












島根県の出雲市で撮影しました。

ここから下関まで、あと277km!



名古屋を出発して、ここ出雲市までの走行距離は、すでに約500km。

ずいぶんと遠くまで来た気になっていましたから、下関まで277kmの表示には、心が少し折れました。

下関まで、あと6時間か・・・と。



この後、日没を迎えましたから、写真はこれでおしまいです。

しかし、何も心配することはありません。

国道9号線をまっすぐに6時間も走れば、下関に着きますから・・・。



名古屋と九州を結ぶ、「山陰道ルート」の説明は、これにて終了!







悪い奴の話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -[社長の独り言]

投稿日時:2014/09/05(金) 05:36


先日、珍しく遠隔地で寮生活をしている息子から電話が掛かってきました。

息子から私に電話がかかってくる時の用件は、大体決まっています。



そう。金の無心です。

「金の話は、おじいちゃんかおばあちゃんにでも電話しろ!」というのが私の本心ですが、それを言う訳にもいかず、冷静を装って話を聞きます。

聞けば、所属するクラブでの交通費として5,000円が必要とのこと。



なんだ。5,000円か。



実は北海道の地方部に住んでいやがるものですから、県庁所在地の札幌へ行くだけでも、相当な交通費が必要です。

それに、ソコソコ強いクラブなようで、複数県による地域大会にもよく出場します。

近畿大会とか東海大会などの都市部なら良いですが、何しろ「東北・北海道大会」なんていう、日本の国土の1/3近い面積で一つのブロックが形成されるので、場合によっては桁違いの交通費になります。



ビクビクしていた私は急に態度を変え、「おう。分かった。すぐに送ってやる!」と、親の威厳を保つことができましたとさ。



今日のタイトルは「悪い奴の話」ですが、別に5,000円の仕送りを頼む息子が悪い奴という訳ではありません。

多少ボンクラでも、自分の子供は何だかんだ言っても可愛いというのが親心です。



実は息子と世話になっている学校の寮について話をしていたところ、今週末には創設50周年か何かのイベントがあるそうです。

著名な料理人が寮食堂に来てくれて、麻婆豆腐(だったと思う)を作ってくれるとのこと。



別に麻婆豆腐を食べたい訳ではありませんが、大変結構なことです。

聞く所によると、料理の鉄人とかいう番組に出演していた料理人なんだそうですが、何でわざわざ来てくれるんでしょうね?

所詮は学校のイベントですから、いくら私学といえど、おそらく「お足代」程度しか渡せないと思います。



ひょっとすると、子弟か縁者がその学校にお世話になっているのかもしれません。

しかし、いずれにしても奉仕の精神か義侠心か何かがなければ、わざわざ北海道まで来て料理を作るなんて出来ないことだと思います。

素直に褒め称えたいですね。





実は、「学校寮の食堂に著名料理人が来てくれる」という話をしていて、あまり宜しくない記憶が蘇って来ました。

それは今から10年ほど前、「著名人もどき」を呼んだ時のことです。



「著名人もどき」とは、舛添要一 現東京都知事のことです。



たしか、当時は参議院議員の一期目の時期であったと記憶しています。

参議院議員になる以前はテレビタレントとして活動していましたが、国会議員になった後の話になります。



この舛添都知事ですが、実はこれまでに、金銭に関する問題が報じられたことがあります。

金銭問題といっても、政治資金規正法違反のような法令に抵触する問題でなく、モラルの問題に属するような金銭問題です。



具体的には、テレビタレントとして相当の稼ぎがあり、億単位の不動産を買い漁っていた時代、実姉が生活保護を受給していたため、行政職員が可能な限りの仕送りを要請したが断られた・・・という類の話です。

事実関係は不明ですが、このような疑惑が報じられたことがあります。

このような報道を見ますと、「金に対する執着が強い」印象を受けますね。





それで、私が経験したことなのですが・・・



とある自民党衆議院議員が開催するイベント、平たく言えば政治資金パーティーなんですが、そこに舛添要一当時自民党参議院議員に来てもらうよう要請しました。

いわゆる政治資金パーティーを開催するとき、一般的には、大勢の同じ政党に所属する国会議員に参加を要請します。



その目的は、「大勢の国会議員が来てくれる」あるいは「大物が来てくれる」という力の誇示であったり、「客寄せパンダ」であったりします。

あの時は、ハッキリ言って客寄せパンダとしての招聘であったと記憶しております。はい。



このような政治資金パーティーの際、同じ政党に所属する仲間同士の助け合い精神のようなものが発揮されていたように思います。

同政党の人に呼ばれたら、現職か否かに関わらず可能な限り参加して、主催者のメリットになるよう努力する。

多忙な中、時間とカネを使って会場へ駆けつけ、祝いまで置いて行く。

そんな雰囲気だったと記憶しております。



そんな中で舛添要一当時参議院議員は、異彩を放っていました。

彼の事務所からは、何と「講演料」を要求されたのです・・・。



たしか、数十万円だったと記憶しています。

「正規料金は倍だけど、同党のよしみで・・・」と、値打ちをつけられて半額にしていただきましたわ。

後にも先にも、同政党の政治家を呼んでカネを要求されたのは、これ一回きりでした。

大した金額じゃないのですが、非常に驚いたので、深く記憶に刻み込まれています。





政治資金を調達しないと政治活動を行うことができませんから、講演料を取る行為に関してとやかく言うつもりはありません。

でもね、一言言わせてもらいます。



コイツはね、

「政治資金パーティーを禁止したらいい」

と言っています。(2010年2月9日、時事通信のインタビュー



よく言うね。

政治資金パーティーの売り上げから講演料を取ってるんですよ?

売り上げの上前をはねてる奴が言う台詞ではありません。



コイツはワルだ。

私は確信しています。

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