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社長の独り言

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統一地方選挙への対応 ~地方議会議員の選び方~ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2023/03/24(金) 15:21


本日は2023年3月25日です。


今年は統一地方選挙が実施される年です。





「統一地方選挙って何?」


出来るだけ簡単に説明しますと、知事、市長、地方議会議員の選挙が、ある程度まとまって実施されるもの…という考え方でよろしいかと思います。




詳細が気になる方は、リンク先のWiki で「統一地方選挙」のページでもお読みください。







国会議員を選出する国政選挙と比べると、メディアで取り上げられる機会も少ないですし、関心が低い方も少なくないと思います。


しかしながら自分の住む地域の身近な代表を決める選挙ですから、我々の日常生活への直接的な影響は大きいと思います。


一方、国政選挙なら所属政党だけで投票する候補者を決めたり出来るものの、地方選挙だと「無所属」の候補者が多かったり、同一政党から複数の候補者が立候補していたり、「だれに投票しよう?」と悩むことも多いかと思います。


↑埼玉県の県議会議員選挙ポスター掲示板


そこで今日は、私なりの候補者選別方法をご紹介したいと思います。







まず最初に自己紹介。


私は今から5年ほど前に現在の居住地へ引っ越してきましたから、候補者との地縁や血縁などは一切ありません。


義理もヘタクレもないので、完全にフリーな立場です。





ただし政治的な思想を比較的強く持っております。


このため、思想的に合わないこともあるかと思いますが、小さな貿易屋のオッサンの独り言ですから、目くじらを立てずに大目に見てやってください。







私の場合、最初に足切りを行います。


思想的に合わない政党から公認されている候補者は、足切りの対象としておりますので、たとえ親族であろうが同級生であろうが、絶対に投票の対象とはしません。





「政党は嫌だが、候補者個人は良い人」なんてことは珍しくありません。


しかし結局のところ、政党トップを批判すると除名処分を受けたり、香典を全部持っていくような連中を利するだけですから、どんなに素晴らしい候補者でも、そのような政党に所属している限りは、足切りの対象とします。





足切りを済ませると、候補者の選定がスタートします。


「地方選挙」ですから、あくまで自分の居住地域の発展に貢献してくれる人材を選ばなければなりません。






最初に一般論から。


WEB上での候補者の政策、主張をチェックするのが一番手っ取り早いと思います。





少し面倒ですが、足切り作業に似た性質のものですから、是非お試しを。


WEBページすら開設していない、あるいはWEBページが「あるだけ」の候補者は、老害と見做して間違いありません。


自分の考え方と合う候補者に投票されれば宜しいかと思います。





私の場合、もう少しだけ突っ込んで考えます。


実際に自分が住んでいる地域ですので、日常生活の中で様々な問題点を発見することが出来ます。





例えば、私の通勤経路の中で気付いたことがあります。





上の画像は、埼玉県朝霞市にある「泉水三丁目」の交差点の画像です。


数年前に道路の改良工事が実施されました。





工事前、歩行者は直進して歩いて行けたのですが、工事により常時左折可の車道が新設されました。


このため、画像右端の横断歩道まで回り込んで歩く必要が生じ、歩行者は約20mほど遠回りすることになったのですが、画像のとおり左折方向は Uターンしていくような経路ですから、左折レーンを利用する車両はレア。


うーん。「昭和か!」と言いたくなる工事ですね。





同じ泉水三丁目の交差点画像をご紹介しましょう。








横断歩道の幅が、異常に狭いと感じませんか?




この横断歩道、改良工事に伴って、幅が1/3程に狭くなりました。


白線が引いてある斜め方向に長さを測定すれば1.5mほど。


人間は直進しますので、有効幅は1mチョイというところでしょうか。





この令和の時代の道路改良工事で、歩行者に遠回りを強いて、横断歩道の幅を大幅に削る工事が改良工事(笑)だそうです。


この道は埼玉県の県道36号線ですから、「さすが埼玉県!」とでも申し上げれば良いのでしょうか。





この県道36号線ネタをもう一つご紹介しますね。







上の画像を見て頂ければ簡単に理解できますが、歩行者が歩ける幅は、非常に狭いです。


「白線の内側」だと、約40cmというところでしょうか。





歩行者一人が歩くのにギリギリの幅ですから、雨の日に傘をさして歩くと、傘は車道にはみ出ます。


この道をベビーカーを押して歩くとか、恐怖以外の何物でもありません。(ベビーカーを押す人を何度も見たことがある)





道幅が狭いのは、しょうがない。


道路が作られた時期と今では時代が違いますから、少なくとも埼玉県では各地で、同じような危険な道路があるかと思います。





ポイントは、このような状況を解消しようとする意志があるか否か。





おそらく、この場所の道路を改良しようとする計画は存在しないか、仮に計画があっても出来るだけ早く改良しようとする意志が埼玉県にはありません。





そう判断する理由は下の画像にあります。



画像に写っている民家ですが、道路の右側も左側も、過去数年のうちに建築された建物です。


埼玉県の都市計画を調べた訳ではありませんが、左右どちらも新しい建屋が建つということは、道路拡幅あるいは歩道新設の意思は無いと判断して良い。







この残念な現実について、誰が責任を負うべきか?





「県道」のお話ですので、最高責任者は埼玉県知事ですが、県政に対して住民を代表して意見すべき、「朝霞市を選挙区とする埼玉県議会議員」が最も責めを負うべき人間です。


新人の候補者を責めてもしょうがないですよ。


「現職」の県議会議員が、自分の選挙区をロクに歩いておらず、問題点に気付かないボンクラであると言われてもしょうがない。





現実には1期や2期のあいだ県議会議員であっても、具体的な結果を出すことは出来ません。


問題を把握しているけれども、力及ばず解決に至っていない…と言うならやむを得ないじゃありませんか。




そこでネットを見てみよう。


問題点は把握しているが、「実現できなくてゴメンなさい」と言っているかもしれません。


それならOK!







…と、ここまで記事を書いてから、自分の住む朝霞市選挙区選出議員のWEBページを見てみることにしました。


県議会議員が誰なのかも知りませんでしたしね~。





埼玉県議会のホームページを見てみると、朝霞市は定数2名の選挙区で、2人の県議会議員がいるようです。


他人の商売を邪魔する気はないので、実名は伏せますね。





まず一人目のホームページをチェックしてみました。


「重点政策」というページの中に、「県土都市整備関係」という欄を見つける。


ワクワクしながら読んでみると、





○人間優先の道路整備計画
道路整備については、人間優先の視点に立ち歩道の新設や歩道拡幅をはかり、歩行者が安全に安心して通行できるようにします





ですって。


「オマエの言ってることと、現実が逆じゃねえか!」と突っ込みたくなりましたが、現状を理解したうえで、改善しなければならないと言っている可能性もゼロではないから、批判はやめとこう。







…ということで、二人目のページを覗いてみる。


残念ながら、こちらはWEBページで公表している政策内容は一人目より薄い。





【もっと便利で快適、安心・安全なまちへ】

武蔵野の豊かな自然を残す一方で、都心へのアクセスの良さを持つ朝霞市。
国道254号パイパス早期開通や基幹道路の整備、基地跡地公園整備、便利や快適につながる公共整備を国や県と一体になって進めます。
災害対策、交通安全対策、防犯対策も一層充実させます。





こりゃ酷いな。


20年前の地方議員でも、もう少し具体的な内容を書いていたよ。


地元の祭りがどうとか、クソ議員臭がプンプン漂うぜよ。





ここまで書いて気が付きました。


この議員のサイトの利用規約を読むと、


「当Webサイトの内容の全部又は一部については、私的使用又は引用等著作権法上認められた行為として、適宜の方法により出所を明示することにより、引用・転載複製を行うことが出来ます。」


と書かれています。





こう言われると、せっかく名前を伏せて書いてきたけれど、出所を明示しなければなりません。


分かりました。明示しましょう!


上記二人目の政策の引用元は、埼玉県議会議員 松井ひろし氏のウエブサイト [活動テーマ] | 埼玉県議会議員 松井ひろし (matsuihiroshi.com)
より引用いたしました。







著作権法上、引用する際には引用元を明示するルールになっているのは百も承知だけど、それをしないほうが良いケースもあるんですよ。


特に議員が有権者に対して発信している政策を、著作権の引用ルールを主張するなんて、アタマがおかしいとしか思えない。


まあ、WEB制作業者に任せっきりで、深く考えていなかっただけだろうけど…。





とまあ予定外の記事になってしまいましたが、統一地方選挙をバカにしてはいけません。


特に首長(知事や市長)については、優秀な人材が選出されるのと、ボンクラが選出されるのとでは、我々の生活は大きく変わります。





政治家のクオリティと市民のクオリティはイコールです。


政治家がアホだと思うなら、有権者がアホだということをお忘れなく!

統一教会と自民党 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2023/03/21(火) 08:32


本日は2023年3月21日です。


今日のタイトルは「統一教会と自民党」と、小さな貿易会社のオッサンが語るには大きすぎるテーマです。





されど今から約20年前に7年ほどの間、自民党代議士の書生として働いた経験をもとに、私の知っている範囲で当時の状況をお知らせしておきたいと思います。





と言いますのも、まるで中学生の妄想のごときいい加減な話も流布されているのが現状だなあと感じますので、私の知る狭い範囲の話ではありますが、真実もお伝えしたいと考えた次第です。





最初に結論から申し上げると、「統一教会との接点などゼロであった」ということです。


はい。以上。





…これだけでは味気ないので、もう少し説明しましょうかね。





小選挙区制において代議士(衆議院議員)は、選挙区数十万人の有権者から選挙の洗礼を受けて当選し、国会議員になることが出来ます。


当選するためには、老若男女、職業、動機、思想、宗教etcを問わず、多くの方々に投票してもらわなければなりません。





その中には、統一教会の信者もいたかもしれません。


「それ見ろ!統一教会と関係があるじゃないか!」というのは早合点。





信者の集会に行って支持を求めたこともないし、祝電の一本さえも打ったことがありません。


誰が信者なのかも知らないし、その方が投票したかどうかも知らない。





「関係がある」と言われてもねえ…。


少なくとも私が知る限りでは、「無関係でしたが、何か?」としか言いようがありません。





「私が知る限り」の意味を補足しますと、国会議員は個人事業主みたいなものです。


「うちの店では無関係でしたが、他の店のことは知りません」という意味。





他の選挙区の国会議員が統一教会の信者に支援を求めたことがあるかは知りません。


ただし妄想好きの方が言うように、自民党の政策決定には統一教会の影響力が大きい…なんてことは、見たことも聞いたこともありません。





もちろん故安倍元総理をはじめ、リップサービスしていた方もいらっしゃるでしょうが、そんなことを真に受けられてもねえ…。


せいぜい、数多い新興宗教団体の一つという扱いかと思います。






ちょうど私が書生をしていた時に、選挙区で補欠選挙というものがありましてね。


昔の話で個人名を出すのもいやらしいので名前は伏せますが、私が所属していた選挙区から選出された自民党所属でない代議士が、議員辞職をしました。


辞職により代わりの代議士を選挙で決めるのが、補欠選挙です。





補欠選挙って各党が全力を挙げて支援するので、自民党からも多くの議員や秘書さんたちが私たちの選挙区へ応援に来ました。


友好的な団体のリストなんかを持って来て、補欠選挙の候補者への支持を集めに奔走するのですが、リストの中に統一教会が入っていた記憶はありません。







まあ私の仕えていた代議士は、元々が関西地方の某有名大学教授でしたから、統一教会を毛嫌いしていた可能性はあります。


大学キャンパス内で勝共連合≒統一教会により、多くの無垢な大学生が被害に遭ったことを知らないはずがありませんから…。





実は統一教会のことなんて、代議士と私との間で話題になったことさえありません。


代議士と一対一で会話した内容については、勝手に死ぬまで誰にも話さないと決めている私ですが、「話したこともない」ことくらいは、事実として明らかにしても良いだろうと思いますので、申し上げておきますね。





とまあ、あくまで私の経験だけですが、ご参考になれば。





ついでに言っておくと、自民党と統一教会がズブズブの関係で、自民党のせいで韓国ともズブズブ…とまで飛躍したことをおっしゃる方もいらっしゃいます。


我々は20年前に「日本の仮想敵国は、ロシア・中国・北朝鮮、ついでに韓国!」と、いわゆる選挙カーのスピーカーをもって大音量で演説しておりました。





韓国なんて信じられるか?


目を覚ませ!





こんなことを言ってきましたが、多くの市民は冷たい目を浴びせてきたように感じましたがね。


一体、誰がアホウだったのでしょうねえ。

2023年3月18日 投資案件? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2023/03/18(土) 07:40

本日は2023年3月18日、筆者はホリグモンです。





3月6日からだったかな?


マスク着用は「個人の判断で」という”呼びかけ”により、「猫も杓子も皆マスク姿」という異常な状況がようやく解消されていく見込みが立ってきました。





2020年の初頭から始まったコロナ祭りの期間中、皆さんはどのようにマスクと付き合われていましたか?





私は基本的にはマスク大嫌いな人間です。


息苦しい、耳が痛くなる、メガネが曇るなどが主な理由で、反マスク派と呼ばれる方々のように、思想的な理由があるわけではありません。




あと付け加えると、まれにパニック状態に近い症状になることがあります。


あくまで自己分析なのですが、高校生の頃の体験に基づく後遺症(?)かなと思います。






今から30年以上前、昭和末期の話になります。


私は高校生だったのですが、運動部で結構ハードなトレーニングをしていました。





ハードなトレーニングの中の一つに、「マスクを装着して走り込み」というものがありました。


目的は、「心肺機能に負荷を掛けるため」でした。





走り込みにより汗をかいてくると、マスクが湿って通気性が非常に悪くなります。


十分に呼吸が出来ない状態で走り込むわけですから、かなり苦しい。





「もう無理!」と感じたらマスクを外して十分に酸素を取り込み、落ち着いたら再びマスクを装着して走り込み…なんてトレーニングをしていました。






30年以上経過した今でも、身体はマスクの苦しさを記憶しているようです。


当時は不織布マスクではなく布(ガーゼ)マスクでしたから、不織布マスクに対してはあまり反応しませんが、布マスクは今でも無理です。





2020年の夏だったと思いますが、ユニクロのマスクを購入して着用したことがあるのですが、数十分連続して装着していると、なぜか突然に呼吸が荒くなり、脈拍も上昇…という状態になりました。


不織布マスクなら、もう少し長時間耐えることが出来ますが、それでも朝から晩まで連続して装着しようとすると、一度や二度はこのような症状が出てきます。





出張などで長時間の連続装着を強いられるときは、1~2時間程度に一度トイレに行き、マスクを外して精神状態を安定させていました。







そんな訳でマスクは嫌い…というか、自分に悪影響が出ます。


基本的には他人より自分が大事なので、一貫してマスク着用を拒否することも少しは考えたのですが、事情を説明するのも面倒なので、公共交通機関や店舗の利用時、対面での面談時だけマスクを装着するという生活を送ってきました。





マスクを着けるも着けないのも、個人の判断でやれば良いというのは当たり前ですが、個人的な意見としてはマスクを着けないほうが良いと思いますよ。





海外出張から日本に帰ってくると、日本は非常に暗くて陰気な雰囲気を感じます。


景気が悪いと社会が暗く感じるのはもちろんですが、マスクをしていると人々の笑顔が見えません。


私は「笑顔の見えない社会」であることが、暗~い雰囲気を増大させているんじゃないかと考えますので、マスク非着用の人が多数派であるほうが良いのではないかと考える次第です。










さて、仕事の話も少々。


以前にも申し上げたことがありますが、現在会社としては中古自転車以外の新商材を海外に輸出する方向に力を注いでおります。





初回テストを実施したのが、2022年11月30日にバンニング(コンテナへの積み込み)でした。







「トライアル(初回テスト)」ということもあり、「赤字じゃなければいいや」というノリで、少量を積載して輸出してみました。


この初回トライアルでは、仕入および輸出時に1ドル=140円台後半、代金の入金時には1ドル=120円台後半という、悪夢のような為替レート変動だったのですが、それでも一定の利益を上げることが出来ました。







念のために為替レートについて補足しますね。


ここでは仕入時が1ドル145円、入金時が1ドル125円だったと仮定して説明します。




100万円分の商品を仕入れたとしましょう。


ドルに換算すると145円 / 1,000,000円で、6,896ドル分の買い物をしたわけです。





売価が8,000ドルだとすると、8,000ドル-6,896ドルで1,104ドルの利益が見込まれます。


1ドル=145円で海外から送金されてくると、1,104ドル×145円で、160,080円の利益が見込まれるわけです。





ところが、海外からの送金時には為替レートが125円になってしまったので、1,104ドル×125円で、利益が138,000円になってしまった。


金額に換算すると22,080円の差ですが、約14%も利益が減った…という考え方になります。





今どき、40%や50%の利益が見込まれる取引なんて滅多にないんですよねえ…。


20%の利益が見込まれれば御の字で、30%の利益が見込まれる取引があれば、狂喜乱舞の世界ですよ。





そんな状況で14%もの為替差損が出ると厳しいですね。


赤字になっても不思議じゃない。





それで「悪夢のような為替レート変動だった」と表現させて頂きました。


しかもトライアルだったので、画像のとおり「積載量が非常に少ない=輸送費が高くなる」という悪条件でしたが、それでも5~6%の利益を出せました。






「こりゃ行けるで~!」と意気込み、2023年2月28日に「本番」のコンテナを積み込みました。








本番(2回目コンテナ)は気合を入れて、中古自転車と新商材の混載コンテナを作成しました。




なぜ混載にするか?


簡単な話でして、コンテナの中身がガラガラの初回コンテナでも、中古自転車を混載して満載の2回目コンテナでも、運賃は同じだからです。


ついでに言えば、輸出先国での税金などの経費も同じ。





輸送関連経費ですが、税金を含めると凄い値段になります。


具体的に言えば、約200万円というところでしょうか。





10個送っても、100個送っても、費用は200万円。


どちらがお得か、言うまでもないでしょう。





簡単な理屈ですが、これを実行するのは中々難しい。


当社の場合、「中古自転車」という商材があるので混載が可能ですが、そんな商材を見つけることがまず不可能です。





商材以外でも、現地でのコネクションや集金までのルートなど、他社では「絶対に真似できない」という自信があるからこそ、こうやってある程度具体的に公開しています。


真似しようとして、大怪我した人を何人も知っていますから。





2月28日に積載した2回目のコンテナは3月18日現在で海の上です。


現在、私たちの貨物を積んだコンテナは目的港に向かっている最中です。(中国経由なので時間がかかる)


おそらく、あと1週間ほどで目的港に到着するでしょう。





今後、リアルタイムとはいきませんが、タイムリーに状況を当ブログでもお伝えしようと思います。


自慢話をしようというのではなく、明確な目的があります。





しばらくの間、同じことを繰り返して収益を計算し、一定の実績を積み上げれば、一般向けに「投資案件」として解放しようと考えているのです。


別に怪しいことをしようとしているわけではありません。






2回目のコンテナですが、約700万円分の新商材を積載しました。


約700万円分の新商材を積みましたが、どのくらいのスペースを使用したかと言えば、約20%ほどのスペースしか占めていません。


満載にすると、約3,500万円分の商材を積みこむことが出来ます。






仕入れ開始から代金回収までの期間が約3か月間。


毎月、満載のコンテナを1コンテナずつ輸出しようとすると、必要な資金は軽く1億円以上になります。





そんなカネありますかいな~。





だから中古自転車を混載しているわけですが、毎月一回700万円分の商品を積みこんで送るだけでも約4,000万円の資金が必要になると考えています。


商材の仕入れ代金だけではなく、輸送費や税金も運転資金に必要ですしね。





でまあ、とりあえず自己資金だけでしばらくやってみて、好結果が出るようなら「誰か一緒に混載しませんか?」あるいは小口で「100万円くらい投資しませんか?預金や株よりはいい利回りでっせ?」てなことをやりたいなと。





世の中、怪しい話が多いですから、どこまで透明性を確保していけるかが肝要かと思います。


まあ将来的に投資が集まらなくても、タイムリーに私たちのビジネスを公開することはネタ的には面白いだろうと。






ネタとして面白ければ良いじゃないか。


関西人ですので、そんな意気込みで新商材ビジネスを公開する場として、今年はこのブログを使用するつもりです。





というわけで、今後は一週間に一回程度ブログ更新いたしますので、よろしければ興味本位でご覧くださいませ。

2023年3月11日の重たい話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2023/03/11(土) 08:28


本日は2023年3月11日です。


東日本大震災からちょうど12年ですか。


地震も津波も、確実に次がありますから、自分と自分が守らなければならない人のために、しっかりと備えをしておきたいものです。




さて、「自分が守らなければならない人」って、どのくらいの範囲でしょうね。


私の場合、一緒に住んでいる家族までが守らなければならない人で、その他の人は守るべき対象に入っていません。





平たく言えば、会社の同僚も近所の人も、私の守るべき対象には入っておりません。





こういう表現は、決して世間様から褒められないでしょう。


「人でなし!」と言われるかもしれません。





でも、非常時のことを真剣に考えれば考えるほど、自分に対して「冷酷に徹する」よう言い聞かせています。


私は自分のことを「甘すぎる」と自己評価しているもので…。







さて、どこまで真剣に考えているかというとですね…





私には3人の子供がおりますが、戦争や自然災害などで命の危険が迫り、かつ、自分の子供全員を助けることが不可能であると悟った時、自分はどのような行動をとるべきか?


そんな最悪な状況を、頭の中でシミュレーションすることもあります。





あなたならどうします?





そんな事を考えたくもない気持ちになるのは、少々アタマがイカレた私も同じです。


考えないことは思考停止を意味しますし、「縁起でもないことを言うな」という、日本人のお好きな言霊信仰には私は否定的だから考えざるを得ない。





で、ある程度の結論は出ています。





せっかくこんな話題を出したので、イヤーな話を続けさせていただきます。


優先順位が最も低いのは、長男です。





そりゃあ「一番年長だからね…」と、普通はそう受け取るでしょうね。


でも実際は違うんですわ。






理由は、長男が障害者だからです。


健常者である二男と三男の生命を優先し、障害者である長男の優先順位は下である。





それが私の出した結論です。





ちなみにね、障害者であろうが健常者であろうが、子供にかけてきた愛情は平等…いや、余計な手間がかかった分、注いできた愛情は障害者である長男が一番かもしれません。


「障害者だからという理由だけで、そう考えているのか?」と問われれば、どう説明しようか悩んだ挙句、「YES」と答えるでしょう。





でもね、真剣に考えれば考えるほど、そういう結論にしかならないんです。


色々とありましたしね。






例えば今から15年ほど前に子供三人を連れて散歩しているとき、長男が赤信号にもかかわらず大通りに飛び出したことがあります。


一瞬、すぐに私が車道へ出て連れ戻そうと考えますが、その時に「弟2人はどうする?」という問題が生じます。





弟たちを歩道上で待たせ、無事に長男を歩道に連れ戻すことが出来れば良いですが、小さな弟たちが私の指示通り待っていてくれるとは限りません。


私を追いかけて、車道に出てくるかもしれません。


当時、三男はまだ2歳くらいでしたしね。





じゃあ、どうする?






そのようなとき、平素からシミュレーションしていないと正しい行動がとれません。


私は長男を追いかけず、歩道上で2人の弟の手を離さずに見守り(?)ました。





車道に飛び出たくらいならマシですが、電車が近づいている踏切の中に制止を振り切って入っていく可能性もあるから、そんなケースのシミュレーションもしました。





そんなシミュレーションを繰り返すと、結論はいつも「弟二人の無事を最優先する」となります。


現実にそのような状況に置かれていましたから、机上の理想論や美徳とは少しズレた結論かもしれません。





まあ、そのくらい真剣に非常時のことも考えている、あるいはそんな事まで頭の中でシミュレーションした結果だとご理解ください。






何だか非常に重たい話ですが、「考えたくもない」という理由で、思考停止するのは宜しくないのではないかと思いますよ。


あなたの大切な家族の命に順位を付けるくらいまで考えて、初めて真剣に考えているといえるのかもしれません。







さて、嫌われついでに、もう一つ嫌われそうなことを書いておきます。





現在、WBC(ワールドベースボールクラシック)という野球の世界大会が開催されております。


世帯視聴率が40%を超えたとも報道されていましたから、私を含む昭和のオッサンたちの多くはダイジェスト版くらいは観られた方も多いかと思います。





日頃それほど野球に高い関心を持っていない方でも、MLBで大活躍する大谷翔平選手の名前くらい知らないと、最早一般常識に欠如した人扱いされても不思議ではありません。





野球やスポーツに詳しい方ではなくとも、彼が持って生まれた特別な才能を持ち、かつ、人並外れた努力を重ねて世界のトッププレーヤーとして君臨していることは想像できるでしょう。


もう少し突っ込むと、派手な交遊や贅沢なども一切なく、24時間365日全てを野球がうまくなるために捧げていることを知ることが出来ます。





24時間365日とまではいかなくても、プロの選手はみんな人並外れた努力をしてきたであろうし、プロになってからも日々我々には想像もつかないような努力を続けていることでしょう。


「早出特打ち」とか「アーリーワーク」とか、他人より多くの努力、練習を行うことを指す色んな言葉がありますが、とにかく他人よりも努力して、他人より上手くなりたいと望んでいるかと思います。


幸運にも努力が報われて活躍できると、収入という結果もついてきます。







我々一般人も、「日々の努力」の重要性は理解してますよね。


中学生や高校生でも、スポーツや勉学を通じてその重要性は理解しているはずです。







で、ちょっと不思議に思うことがあるんです。


それを自分に置き換えて考えてみ?







あんたは、人並外れた努力をしているか?


「早出特打ち ≒ 他人より多くの仕事」してるか?


24時間365日、朝も夜も休日も関係なく努力してるか?


派手な交遊や贅沢をせず、食事や睡眠にまで配慮して仕事に打ち込んでる?






私を含む世の凡人たちは、オオタニサンの爪の垢でも煎じて飲まないといけませんな。







でね、自分の努力が不十分であり、その結果が今であると自覚できる人は良いのだけど、その努力を「ブラック労働」などと呼んで忌避したり、「プライベートを大切に」という名分で否定するのはどうよ?


良いんですよ。


世の中の人全員が上を目指しているわけではないですし、怠けたければ勝手にすれば良い。





でもね、努力しない人間が結果を残せない=金を稼げないのは当然であるということも受け入れなさいよ。


努力はしたくないけれど、カネは寄越せ。





そんなことを言っている人間が多すぎると感じていますよ。





どんなに遅くとも、18歳くらいになれば分かるだろ。


勉学もスポーツも仕事も、努力しても報われないことはある。当たり前のようにね。





でも、努力しなければチャンスはゼロ。


天才であるオオタニサンでも、あれだけ努力してるんだよ。





凡人の我々が努力しなければ、結果は見えているじゃない。


その結果が、今の収入であったり今の立場ですよ。







誰もが理解できる簡単な論理ですが、これを他人に押し付けるとパワハラになってしまいます。


人はそれぞれの生き方がありますしね。





私は決して他人に自分の考えを押し付けたりはしませんが、努力もせずに現状に不満を垂れ流すことも許しません。





今の仕事でカネを稼いでいる以上、その仕事のプロでしょ?


プロならプロらしく、何をすべきか考えなさい。






…と、自分に言い聞かせております。はい。

2023年2月の日記 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2023/02/25(土) 15:25


早いもので、2023年も2か月が過ぎようとしております。

寒さも少し和らいできたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?





私は1月と2月の2か月間、ほとんど日本におりませんでした。





正月明けの1月5日に日本を出国し、1月20日頃に帰国。

1週間だけ日本に滞在し、再び海外へ。

2月23日に帰国しましたので、1月、2月ともに一週間しか日本に滞在していません。





このままだったら、非居住者として日本での所得税の納税義務がなくなる申請が出来るのかな?


なんてことを一瞬考えましたが、残念ながら富裕層の節税対策みたいなことを必要とするほど税金を払っていないな・・・・


一瞬で我に返りましたが、この2か月間は本当に日本滞在時間が短かったです。





思い起こせば1年前、2022年2月24日にも海外出張から帰国しております。


ロシアによるウクライナ侵攻の当日に帰国したので、日付まで正確に覚えております。




1年前は、大衆迎合政治を好む総理大臣の就任から間もなかったこともあり、コロナ渦において最初で最後の入国時隔離を経験しました。


収容ホテルで脱水症状になり、救急搬送されたよなあ…


あの遺恨は忘れてないよ。





まあ、あれから1年が経過した今、入国時の検疫は事前にワクチン接種証明書をアップロードして事前申請しておけば、ほとんどノーチェックで入国出来ます。


運休中のフライトがまだまだ多いことも影響しているでしょうが、フライトはほぼ満席での運航になっていました。


時代は確実に変化しています。





そして皆さん既にお気付きの通り、日本は変化がとんでもなく遅い。


年長者を侮蔑する意図はありませんが、「老人国家」という表現がまさにピッタリだなと感じます。


日本の状況を嘆いていますが、「無関心でない=愛情がある」ということだとご理解ください。





さて、ビジネスの話…としたいのですが、これが中々難しい。


1月、2月と、2か月間ほとんどを海外で過ごしたのは、新規事業の枠組みを構築するためだったのですが、さすがに新規事業の内容を詳しくお知らせするタイミングではありません。


言えることと言えないことがありますので。





なので、具体的な話ではなく、概略だけをお知らせするに留めさせていただきます。





・2020年から始まったコロナ渦において、新規事業をはじめとする「新しい何か」を始めることは封印してきました。

「今は嵐が過ぎ去るのをジッと耐えて待つべきだ」との判断からです。





・2022年に入り、多くの国ではコロナによる各種規制は解除されました。

このため、アフターコロナを見据えて、新規事業立ち上げの準備を始めました。





・当社の特徴は、最低でも一週間に一度、海外に向けた中古自転車のコンテナを輸出することです。

要するに、既存の仕事で商品輸送の定期便がある。これに他の商品を混載することにより、輸送費を極限まで抑えた貿易が可能になる。





・他業者よりも安い運賃で現地に輸送できるのだから、価格競争に敗れないと考えられる。

あらゆる状況において、基本的には大資本が圧倒的に有利なわけですが、大資本だから圧倒的に安く仕入れができるわけでもない、安く輸送できるわけでもない。中古商品なら。





・商材の選定に四苦八苦する。

手元資金が潤沢にあれば、高級車でも贅沢品でも何でも大量に送るのですが、何せこちらは小資本。

限られた資金の中で、最大の効果を発揮する商材を選定しなければなりません。





・トライアル実施

完成した事業計画(頭の中で)を元に、2022年11月にようやくトライアルを実施。

おおむね想定通りの結果を得る。





・諸問題の解決および定例事業化

今は海外から日本への送金がネックになっています。

具体的に言うと、輸出許可書、B/L、相手へのインボイスの3点セットを金融機関に提出しても、取引先国がマネー・ロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)でグレーゾーン国に指定されている場合、日本の金融機関で拒否されることが珍しくありません。


金貸し(金融機関のこと)は、涼しい顔をして「入金できませーん」と言ってくるが、財務省の地方支分部局である税関が輸出を許可して、同じく財務省の監督下にある金融機関が代金決済を拒否するとは、一体どういうことよ?





また、新規商材を多品種扱うとなると、通関手続きも中々面倒です。


商材の確保から集金まで、解決すべき諸問題は未だ山積み。


今はココです。







とまあ、こんな感じ約1年間をかけて準備してきました。


大資本でない以上、弱者の戦い方をするしかないというのは、程度の差こそあれ世の中小零細企業はどこも同じかと思います。


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ここで特記しておきたいのは、「金融機関に気を付けろ」です。


マネーロンダリング防止については、具体的な対応は各金融機関の判断にゆだねられます。


ケースバイケースに対応した詳細なガイドラインを金融庁が策定しているわけではありませんから。





こうなると、一般的な金融機関ならば、少し厳しめに運用したくなるのが人情…。じゃないサラリーマン根性。


企業の代金決済を拒否して会社が潰れようが何が起ころうが、自分の失点あるいは組織にとって不利益になる可能性がある事柄は徹底的に避ける。


組織の思考回路は理解できるのですが、先述のとおり輸出許可書とB/Lとインボイスの3点セットを提出しても入金を拒否する思考停止した金融機関も少なくありません。





本当に気を付けてください。


せっかくビジネスを構築して、法令に基づいて正規手続きで輸出し、頑張って集金したつもりでも、最後の最後に意外な伏兵がおります。


まさか日本の金融機関に商品代金の入金を拒否され、集金できない事態になるとはさすがに想定していませんでした。


ちなみに私はこの件、自力で何とかしましたのでご心配なく。





あくまで私の主観ですが、小規模な金融機関ほど国際送金に慣れておらず、「は?」と感じる対応が多いと思います。





私の主観だから好き勝手言いますが、


・小規模な金融機関には優秀な人材が少ない


・小規模な金融機関には国際送金に精通した人材が少ない


と思っています。





当社のような小規模企業ならば、取引金融機関は、地元信用金庫くらいの規模がちょうど良いと思います。


しかし当社の業務内容は、信用金庫が得意とする範疇の業務ではない。おそらく都市銀行がベスト。


そんな印象を持っています。ご参考になれば。





最後に小ネタです。


2023年2月25日のニュースで、以下のような記事が出ていました。



鳥インフルの少女死亡 カンボジア


【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は24日、カンボジアで11歳の少女がH5N1型の鳥インフルエンザウイルスに感染して死亡し、父親も陽性と判明したと明らかにし、懸念を表明した。





ちょうど2月23日まで私が滞在していた国はカンボジアでした。


この記事を読んで、カンボジアでの「鳥と人間の距離感」について、情報をお届けします。





東南アジア諸国どこも似たようなものですが、都心部を除くほとんどの地域では、家庭でニワトリとアヒルを飼っています。


ついでに犬と猫もね。


犬は番犬、猫はネズミ対策、アヒルは廃棄野菜の掃除屋、ニワトリは…あいつらは鶏肉でも何でも食べます。





今の日本人の多くは、「何で11歳の少女が鳥インフルエンザに?」と疑問に思う方も少なくないのかもしれません。


昭和の時代なら、日本でもチョット郊外に行けば家庭でニワトリを飼っていた家庭も珍しくありませんでした。


だから鳥類と人間が近い距離でいるのは当たり前で、昭和の人がこのニュースを聞けば、「ああ、家のニワトリからでもウイルスもらったか?」と考えたでしょう。





でも、今の日本人(都会人と言うべきか)には、鳥と近い生活=養鶏場の人? くらいの想像しかできない方も多いようです。


そんなことを知る必要があるかどうか…


これは難しいところですが、フードロス削減と食料備蓄の一石二鳥で、SDGsの先端を行っている! と私は思いますが。





下の画像は、カンボジア郊外の一般家庭の風景です。


写真に写っている赤いプラスチックの椅子は私が食事をしたテーブルの椅子です。


オープンな風景ですが、一階のリビングでニワトリに囲まれながら食事(新鮮なチキン)をした際の写真です。


鳥類と人間の距離感がご理解いただけると思います。
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あとね、平飼いで新鮮なチキンやダックは本当においしいですよ。


慣れてくると、アヒルやニワトリを見た時、「可愛い!」ではなく、「美味しそう!」と思うようになってきます。


慣れとは恐ろしい…





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