社長の独り言 2020/6
政権批判を批判する - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2020/06/04(木) 09:14
本日は2020年6月4日です。
5月25日には首都圏でも緊急事態宣言が解除されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
少しは日常生活を取り戻しつつあるのでしょうか?
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、新型コロナウイルス祭りが「終息」したわけではなく、各地でクラスターが発生し続け、感染者数に一喜一憂するような日が続いています。
特に東京では夜の街を中心に感染者が止まりませんねえ。
何だっけ?
東京アラートだっけ?
東京はよく分からない、くだらない政策が目白押しですね。
私は大阪府知事を高く評価しますが、東京都知事を全く評価していません。
東京都知事はくだらない危機感を煽るだけ。
おそらく日本で一番優秀な方が多い首都東京ですが、同時日本で一番愚か者が多い都市でもあります。
そこの知事だから、選挙が近づくとそういう方の支持を取り付ける必要があります。
そういう意味では仕方がないのでしょうが…。
都知事選も近いので、これから先はこんな話もしにくいので、今のうちに言っておきますわ。
それはさておき、旅行業界や飲食業界の方々など、コロナ祭りで甚大な影響を受けられた方々は、本当に大変であろうとお察しいたします。
私はかろうじて第一波を乗り切ることが出来そうな見込みですが、世の中には真剣に廃業を考えておられる方も多いことでしょう…。
持続化給付金や各種融資制度など、公的な延命措置が無いことはないのですが、「スピード感が無い」という不満をよく聞きます。
まあ確かに速くはないですが、そんなものアテにしている時点で「終わってる」と私は考えています。
ハッキリ言えば、新型コロナウイルスの影響で、事業の継続が危ぶまれている事業者に対する支援には反対です。
新型コロナウイルスに対するワクチンの完成や、確かな治療法が治療法が確立するまでの間、旅行業界や飲食業界がコロナ以前の賑わいを取り戻すことはあり得ません。
口の利き方には気を付けなければなりませんが、少なくとも今後1年以上の間、不景気が続く業界に関しては、無駄な延命をすべきではない。
生き延びる資本力がないなら、一度死ぬしかないですよ。
心臓が止まっている者に対して、無期限に心臓マッサージを施すわけにはいきません。
「死人に無駄金を使うな」ということです。はい。
勘違いしないで頂きたいのは、「弱い者は殺せ」と言いたい訳ではありません。
単純に見殺しにするのではなく、コロナ終息後に再チャレンジする意思と能力がある者に対して、資金を貸し付けてあげるほうが親切ですよ…と言いたいのです。
今の日本で、一度事業を潰した者、店を畳んだ者が再起するのは、とても大変なことなのです。
何が一番大変かというと、それはやはり開業資金を準備すること。
コロナの影響で事業や店を一旦あきらめた方が再起する際、開業資金を融通してくれる支援のほうが、はるかに有意義だと私は思うのです。
国や都道府県、市町村などの給付金、政策金融公庫などの融資で、当面続くであろうコロナ不況を乗り切れれば良いですが、多くはムダ金になりそうな予感。
自宅が火事で燃えているのに、コップの水じゃ家事は消せません。
ここは一旦あきらめて、再起を期す…というのが合理的だと思います。
ま、全ては私の夢物語です。
実際問題、一度店を畳んだり事業を潰した者に対する支援は一切ありませんし、再起することは不可能に近い。
だから石にかじりついてでも事業を残そうとするし、政府に対して「カネよこせ!」の大合唱が起きるのもやむを得ないものと思っています。
ん?
何が言いたかったんだろう?
ああ。
「再チャレンジ可能な日本」になれば良いなと思ったわけです。
第一次安倍政権時、安倍総理は確かこんなことを言ってたと記憶しています。
偉そうな物言いで恐縮ですが、国民の無理解によって第二次安倍政権が終焉を迎えようとする雰囲気が醸成されてきたように感じます。
コロナ対策に比較的成功したにも関わらず、「マスクが届かない」とか、「給付金が遅い」とか。
それ、政権が悪いわけじゃないよね?
そんなツッコミを入れたくなるような理由で支持率が下がり、マスコミの多くも必死で政権を倒そうとしている姿を見ると情けなくてね。
ちなみに安倍総理は私の「親の仇」ですから、好きなわけでも応援している訳でもありません。
でもね、今の日本が置かれた状況で、コップの中の嵐みたいな理由で政権叩きをするのは如何なものかと思いますよ。
マスクが…、カネ寄越せ~、検察が~とか言ってる方、後世の歴史の教科書に残るであろう位、いま世界が大きく動こうとしていることを理解しています?
ということで、親の仇を応援する訳ではなく、「政権批判を批判」しておきます。