社長の独り言 2022/1
2022年1月の日記 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2022/01/21(金) 08:29
2022年初のブログ更新になります。
実はお正月休みの間に割と長めの記事を作成していたのですが、マウスの「back」ボタンを誤ってクリックしてしまい、原稿が全消去されてしまいました。
お約束のトラブルではあったのですが、正月休みに数日かけてゆっくりと作成したものが全て無くなってしまった精神的ダメージは大きかったです…。
まあ過ぎたことはしょうがないので、本年もよろしくお付き合いくださいませ。
最初に当社を取り巻く情勢から。
本業である中古自転車の販売状況については順調です。
アフリカ方面・東南アジア方面ともに購買意欲は旺盛で、少なくとも2021年11月以降は需要が供給量を大きく上回る状況が続いています。
同業他社さんの状況は知りませんが、おそらく似たようなものかと思います。
ただ…
2021年12月以降、再びコンテナの手配が非常に困難な状況になっていますねえ。
海外の客は「早く送ってくれ!」と急かせてきますし、「海上運賃が2倍になっても受け入れる」とも言ってるのですが、それでもコンテナが確保できません。
あと、現地到着まで信じられないほどの日数を要するケースが散見されます。
例えば10月26日に当社で積み込みを行ったコンテナ。
行き先はタイのレムチャバン港でした。
少なくともコロナ前であれば、おおむね2週間以内でレムチャバン港に到着する…というイメージなのですが、実際に到着したのは年が変わってから。
実に2か月以上を要しました。
「地球を一周していたのか?」と言いたくなるようなスピード感ですねえ。
まあ世界一のハンバーガーチェーン店やネズミの国でもフライドポテトの品切れが起こるほど、世界の海上物流は大混乱していますから、どうしようもないのですが。
最も楽観的な予測でも、中国の旧正月が明けて「2月末ごろにはある程度混乱が収束するのでは?」という状況のようですから、当面は予断を許しません。
昨年度の課題としていた、タイおよびミャンマーでの自社による販売の復活についても、一応は形が出来ました。
もっとも、まだ現地へ行けていませんから、私の想像と現地の状況は全く異なる可能性もあります。
こればかりは自分の目で確認しないとねえ…。
え?
オンラインでやればいい?
まあそういうご意見もあるでしょうが、私は「契約書なんてケツ拭き紙にもならない」、「法律なんて相手が逃げてしまえばお題目同然」と肌身に染みて感じていますから。
最新の技術も結構ですが、相手は何万年も前から変わらね生身の人間ですから、いわゆる「現場主義」を軽んじてはダメだと思いますよ。
世界のトヨタの社長さんでさえ、「超」が付くほどの現場主義のようです。
時代は変われど、「相手は生身の人間である」ことを忘れてはいけません。
???????
仕事のお話はこんなものにしておきましょう。
世の中は相変わらずコロナ祭りが続いております。
「祭り」は皮肉ですよ。念のため。
マスコミさんをはじめ、一部の方々にとっては格好のメシの種ですから。
ヨーロッパではロシアによるウクライナへの軍事侵攻が懸念され、アメリカのバイデン大統領がロシアに対してドル決済の停止をほのめかすような状況。
北東アジアでは北朝鮮の偉大な将軍様がICBMの開発再開をほのめかし、トンガでは大規模な噴火により国難に見舞われています。
でも偉大な日本のマスコミさんにとっては、「過去最高のコロナ陽性者があ~!」の方がはるかに大切なニュースのようです。
まあ、「日本人の民度はその程度」ということなんでしょうけどね。
今の若い人や高齢者はご存じない方も多いでしょうが、「THE YELLOW MONKEY」という日本のロックバンドの「JAM」という曲の歌詞を思い出しましたよ。
1996年の曲なのですが、その歌詞の中に
≪外国で飛行機が堕ちました
ニュースキャスターは嬉しそうに
「乗客に日本人はいませんでした」「いませんでした」…≫
という部分があります。
あれからワンジェネレーション(25年)が経過しましたが、日本人の本質、マスコミ様の本質は何も変わっていないのかなあ…と、とても悲しい気持ちになっております。
ついでにね…
現在の内閣を見ていても、とても悲しい気持ちになってますよ。
私は政権与党に対して相当優しい目で見ていますし、安倍・菅政権に対してはとても好意的であったと思っているのですがねえ。
権力に逆らってもロクなことがないので、今日は「さすがは宏池会!」とだけ申しておきましょう。
最大限に好意的な解釈をすれば、「参議院選挙が終わるまでは総理も下手な動きは出来ないだろう」なのですが、参議院選挙が終わったら、増税に取り掛かりそうですね。
「さすがは宏池会」ですから。
私は他人様を批判できるほど立派な人間ではありませんから、「心配している」「悲しい気持ちになる」程度の表現で納めておきたいと思います。
実際の私は、「関西のオッサン」×「昭和のオッサン」×「体育会気質」×「現場労働者」です。
決してお上品ではないので、悪しからず!
それでは今年もよろしくお願いいたします。