社長の独り言 2020/7/6
時代の流れは激流です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2020/07/06(月) 10:17
本日は2020年7月6日 月曜日です。
「梅雨の終わりの大雨」ということになっていますが、南九州では犠牲者が出るほどの大雨に見舞われ、当社の周辺でも雨か曇りの日が続いております。
ああ、そうだ。
昨日は東京都知事選挙の投開票日でした。
予想通り、現職の小池知事が圧勝で再選しましたねえ。
まあ、あれだけ連日テレビに映ってりゃ当然の結果と言えるのかな。
私は東京都民ではないので投票しておりません。
しかし仮に都民であったなら、誰に投票するかを検討してみました。
私が消去法(失礼な表現ですいません)で選んだ候補者は、確か4着…だったかな?
1着は現職が史上2位という大量得票で圧勝し、2着から4着までは、「2位集団」と言える結果でしたね。
4着の候補者の得票率は、全体の10%をチョイ切るくらいでした。
「たった10%」と考えるのか、「10%も!」と考えるのかは、その人次第。
私は「東京都民の約10%が自分と同じ考えだった?」なんて考えると、少しうれしい気分になりましたよ。
さてさて、仕事の話でもしましょうかね。
首都圏では新型コロナウイルスの感染確認者が再び増加傾向にあり、先行きに不安感を持つ人が非常に多い状況かと思います。
旅行業や飲食業の方々の先行き不安は察するに余りあるものがありますが、もちろん私も大きな不安感を持っています。
と言いながら、実は現時点での中古自転車業界は、活況を呈しています。

画像は、7月4日土曜日のコンテナです。
中東の某国向けですね。
状況の変化をご説明しますね。
3月中旬から5月中旬までの2か月間は、大きな危機感を持っていました。
「全く中古自転車が売れない」という状況でもなかったんですけどね。
国際物流が停滞して、一部の種類の自転車が全く売れなくなり、商品代金を支払って仕入れた中古自転車を、廃棄せざるを得ない状況もありました。
一部の国際送金に支障が出て代金決済が滞り、モノは送ったけどカネはいつになるやら…というような、不安が増大するような事も起こりました。
ところが状況は急転直下。
5月中旬から現時点まで、世界中から中古自転車が引く手あまた。
一時は廃棄せざるを得なかった種類の自転車も売れ出したし、代金は「要らん」と言っても必要以上に前金で送ってくる。
一体、この変わりようは何なんだ?
あっという間に、当社の在庫も空っぽになってしまいました。
それどころか、バイヤーさんが順番待ちで並んでいます。
さすがに、これほど短期間で状況が一変した経験は、過去にありません。
理由は…「良く分からない」というのが正直なところです。
私もそうですが、バイヤーたちも海外へ出ることが出来ませんから、電話やメールで話を聞いたり、注文を受けたりするだけです。
だから本当のところは分かりません。
したがって正確かどうか分かりませんが、いくつか聞き及んでいる理由をお知らせしましょう。
某国では、生活必需品の買い出しなどを除いて、外出が禁止されたそうです。
庶民が自家用車を持っているような先進国ではありません。
これまで、乗り合いの白タクやバイクタクシーなどで買い物に出かけていました。
しかしそれらの事業者は外出禁止令の中、営業していません…。
どうしよう?
歩いて買い物に行くしかない…。
しょうがない。
自転車でも買うか…。
こんな流れで、自転車の需要が急増している国もあるようです。
ちなみに、全ての国で自転車需要が増えているわけではありません。
例えば、私どもの主要取引先の一つであったカンボジアでは、中古自転車マーケットは散々な状況です。
カンボジアではトゥクトゥク(三輪タクシー)やバイクタクシーなんかも普通に営業しているようですので、庶民の足は失われていません。
新型コロナウイルスの影響を受けての経済状況悪化と、近隣諸国との貿易状況悪化というダブルパンチの、負の影響だけを受けているみたいですねえ。
まあ、私ども日本側とすれば、需要が高まっている国へと送り先を変更するだけの話なのですが、現地ビジネスパートナーは大変だと思います。
という訳で、あくまで「本日時点」でのお話ですが、中古自転車の輸出業界は大変活況を呈しているのです。
問題は…
「明日のことは、誰にも分からない」ということですね。
今日は活況でも、明日は大不況が襲ってくるかもしれません。
そんな訳の分からない状況の中を、何とかのらりくらりと生き抜いていきたいと思っております。
「梅雨の終わりの大雨」ということになっていますが、南九州では犠牲者が出るほどの大雨に見舞われ、当社の周辺でも雨か曇りの日が続いております。
ああ、そうだ。
昨日は東京都知事選挙の投開票日でした。
予想通り、現職の小池知事が圧勝で再選しましたねえ。
まあ、あれだけ連日テレビに映ってりゃ当然の結果と言えるのかな。
私は東京都民ではないので投票しておりません。
しかし仮に都民であったなら、誰に投票するかを検討してみました。
私が消去法(失礼な表現ですいません)で選んだ候補者は、確か4着…だったかな?
1着は現職が史上2位という大量得票で圧勝し、2着から4着までは、「2位集団」と言える結果でしたね。
4着の候補者の得票率は、全体の10%をチョイ切るくらいでした。
「たった10%」と考えるのか、「10%も!」と考えるのかは、その人次第。
私は「東京都民の約10%が自分と同じ考えだった?」なんて考えると、少しうれしい気分になりましたよ。
さてさて、仕事の話でもしましょうかね。
首都圏では新型コロナウイルスの感染確認者が再び増加傾向にあり、先行きに不安感を持つ人が非常に多い状況かと思います。
旅行業や飲食業の方々の先行き不安は察するに余りあるものがありますが、もちろん私も大きな不安感を持っています。
と言いながら、実は現時点での中古自転車業界は、活況を呈しています。

画像は、7月4日土曜日のコンテナです。
中東の某国向けですね。
状況の変化をご説明しますね。
3月中旬から5月中旬までの2か月間は、大きな危機感を持っていました。
「全く中古自転車が売れない」という状況でもなかったんですけどね。
国際物流が停滞して、一部の種類の自転車が全く売れなくなり、商品代金を支払って仕入れた中古自転車を、廃棄せざるを得ない状況もありました。
一部の国際送金に支障が出て代金決済が滞り、モノは送ったけどカネはいつになるやら…というような、不安が増大するような事も起こりました。
ところが状況は急転直下。
5月中旬から現時点まで、世界中から中古自転車が引く手あまた。
一時は廃棄せざるを得なかった種類の自転車も売れ出したし、代金は「要らん」と言っても必要以上に前金で送ってくる。
一体、この変わりようは何なんだ?
あっという間に、当社の在庫も空っぽになってしまいました。
それどころか、バイヤーさんが順番待ちで並んでいます。
さすがに、これほど短期間で状況が一変した経験は、過去にありません。
理由は…「良く分からない」というのが正直なところです。
私もそうですが、バイヤーたちも海外へ出ることが出来ませんから、電話やメールで話を聞いたり、注文を受けたりするだけです。
だから本当のところは分かりません。
したがって正確かどうか分かりませんが、いくつか聞き及んでいる理由をお知らせしましょう。
某国では、生活必需品の買い出しなどを除いて、外出が禁止されたそうです。
庶民が自家用車を持っているような先進国ではありません。
これまで、乗り合いの白タクやバイクタクシーなどで買い物に出かけていました。
しかしそれらの事業者は外出禁止令の中、営業していません…。
どうしよう?
歩いて買い物に行くしかない…。
しょうがない。
自転車でも買うか…。
こんな流れで、自転車の需要が急増している国もあるようです。
ちなみに、全ての国で自転車需要が増えているわけではありません。
例えば、私どもの主要取引先の一つであったカンボジアでは、中古自転車マーケットは散々な状況です。
カンボジアではトゥクトゥク(三輪タクシー)やバイクタクシーなんかも普通に営業しているようですので、庶民の足は失われていません。
新型コロナウイルスの影響を受けての経済状況悪化と、近隣諸国との貿易状況悪化というダブルパンチの、負の影響だけを受けているみたいですねえ。
まあ、私ども日本側とすれば、需要が高まっている国へと送り先を変更するだけの話なのですが、現地ビジネスパートナーは大変だと思います。
という訳で、あくまで「本日時点」でのお話ですが、中古自転車の輸出業界は大変活況を呈しているのです。
問題は…
「明日のことは、誰にも分からない」ということですね。
今日は活況でも、明日は大不況が襲ってくるかもしれません。
そんな訳の分からない状況の中を、何とかのらりくらりと生き抜いていきたいと思っております。