社長の独り言 2020/5/2
中古自転車輸出、壊滅宣言 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2020/05/02(土) 09:48
本日は2020年5月2日土曜日です。
当社は4月29日(昭和の日)から5月10日(日)まで、原則として休業となっております。
「原則として」と申しますのは、こうして私は本日働いておりますし、休暇初日の4月29日も車で大阪まで日帰り出張に出ておりました。
この2か月余り、ゆっくり眠ることなど出来ません。
午前3時から4時の間には必ず目が覚めてしまいますし、一度目が覚めると二度寝することも出来ません。
精神的に困難な時期はいつもそうですから、あまり気にしませんけどね。
「精神的に困難な時期」の意味?
そりゃコロナの影響で、生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされているからですよ~。
仕事で追い詰められているような時期は、たとえサラリーマンであっても同じだと思いますよ。
気持ちが高ぶって、睡眠が不安定になります。
仕事に責任をもって生きる人であれば、立場や役職とかの垣根はありません。
さて、ゴールデンウィークが終わる5月6日までの予定だった「非常事態宣言」の期間ですが、1か月程度延長されることがほぼ決定的なようです。
正式な発表は5月4日とのこと。
個人的な意見としては、非常事態宣言の延長には反対…ですね。
「日本政府は自粛中毒者どもの反発を恐れるあまり、コロナの死者より多くの自殺者を出す道を選んだ」
穏やかでない表現ですが、このように考えております。はい。
「今は経済よりも人命」、「お金は後で取り返せるが、人命は取り返せない」
このような意見は詭弁であると考えております。
ややこしい議論をしなくても、簡単なことですよ。
例えば高速道路の速度規制を考えてみてください。
最大80km/h、100km/hなどの規制があるでしょ?
最近では120km/hの場所もありますね。
人命が最優先っていうなら、最高速度の規制をすべて40km/hにすればよい。
事故死者が激減することを小学生でも想像できるでしょう。
でも、そんなことはやらないね。
「経済のために、ある程度の死者が出るのはやむを得ない」から。
私の言ってること、何か間違ってるか?
今回のコロナも同じね。
経済のために、ある程度死者が出るのはやむを得ない。
人命最優先で考えるなら、コロナ死者より多くの自殺者を出してはならない。
その匙加減が大切なんですが、自粛中毒者の意見に流されて、非常事態宣言期間延長を安易に決めちゃったかな…?と感じています。
パチンコ中毒者もたいがいですが、私に言わせれば、自粛中毒者も同じ扱いです。
こんな輩どもが、歴史的に国の進む道を誤らせて来たんだろうなあ。
そんな風に感じています。
さて、当社本業(中古自転車の回収および輸出)の状況です。
最初に「回収」ですが、できる限り門戸を閉ざしています。
出口である輸出ルートのほとんどが閉ざされているので、入口も閉ざさざるを得ません。

倉庫の中は出荷待ちの自転車で一杯です。

倉庫の外にも入りきらない大量の自転車が…。
大阪や名古屋の同業者とも状況の擦り合わせを行ったのですが、アフリカと中東の一部向けが動いているだけですね。
輸出状況を簡単に言えば、「今買わないと回復後も売らないよ?」と脅し上げて、無理やり売りつけてきたけれど、それも限界に達してきた…というところでしょうか?
バイヤーたちは「もう無理!」と悲鳴を上げていますし、我々日本国内の輸出業者側も「もう無理!」と同じく悲鳴を上げているところです。
4月に新座市から積み込んだコンテナはわずかに2コンテナだけ。
例年の1/3にも届きません。
しかも代金を受け取っていない取引も多い。
日本国内に置き場がないので、とりあえず出荷しているだけ。
入荷のほとんどを止めさせていただき、どうしても守りたい最後の一線だけを引き受け続けていますが、非常にマズイ状況です。
先週まで「ひょっとしたら、ウチだけダメなのか?」という疑念があったのですが、大阪や名古屋の古い付き合いの仲間業者と直接会って話し、ウラが取れました。
中古自転車輸出業は壊滅状態です。
最悪の時期です。
日本は「自粛」なのである程度経済が動き、中古自転車が発生していますが、消費地である海外市場は「閉鎖」なので、入り口から入ってくるのに出口が無い。
こんな状況なので、自虐的に「中古自転車輸出事業の壊滅宣言」を出させていただいております。(笑)
いやあ参りました。
マジで「(笑)」なんて言える状況じゃないんですよ。
でもねえ…
シリアスになれば何とかなるものでもないし。
かと言って、このままでは死ぬ(事業として)しかありませんしねえ。
どうしようかな?