社長の独り言 2018/4/28
月末なんで帰国しました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2018/04/28(土) 11:21
月末ということもあり、カンボジアから日本へ一旦帰国しました。
今回は、カンボジアと隣国の国境の街へと出向き、状況視察=何かカネになりそうなネタは転がっていないかを確認 してきました。
国境の街までは、首都プノンペンから約4時間。
ビジネスパートナーのクルマに乗り、1泊2日の日程で行ってきました。

現地の道路は、こんな感じです。
追い越し車線が無いので、ノロノロ運転のトレーラー車列などに遭遇すると追い越しが大変ですが、信号がほとんど無いので、日本の郊外道路と同じくらいのペースで走ることが出来ます。

途中、東南アジアの大河であるメコン川を橋で渡ります。
この橋は日本の援助で建設されたそうですが、橋は観光名所みたいになっていて、多くの人々が集まって来ます。
デートスポットのようですね。
多くのカップルを見ることが出来ましたよ。

国境へ向けて走っていると、屋台でフルーツを売っている店を発見。
多くの屋台が道路沿いに出ていて、この地域で今の季節なら、茹でトウモロコシとメロン(?)みたいなフルーツが名物とのこと。
トウモロコシもメロンも好物ですが、両方食べるのは少々苦しい腹具合なので、メロン(みたいなもの)を食べてみることにしました。

切ってみると、中身はメロンそっくりです。
そして食べてみると…。
ノーコメントです。(笑)
日本のメロンと同じだと思うとダメですね。
これは、カンボジアのウリ科の果物であり、メロンではない。
チャレンジする方は、そういう認識でどうぞ。

昼飯を食べた食堂での写真です。
「こういう場所、日本人は好きだと思うよ」とビジネスパートナーに話したのですが、「何もないけど?」と言われてしまいました。
「何もないのが良いんだ!」と説明するものの、「???」という反応でした。
「何もないからイイ」という感覚、カンボジア人に理解してもらうのは苦労します。

走行していると、画像中央のクルマのように、荷物と人間を満載したバンによく出会います。
聞いてみると、タクシーだそうです。
人間だけでなく、荷物と一緒に人間を運ぶタクシー。
推定最高速度は、時速120km。
なぜか人間を車内に乗せず、荷物を車内に積んで、人間を車外に積む。
なぜ、そんな危険なことを?
「荷物がホコリで汚れたり、雨に濡れたら大変じゃないか!?」
そんなカンボジア人の説明を、「ああ。そうだな」と納得。
カンボジアに滞在していると、頭の中までカンボジア人になります。
人間の危険より、荷物の方が大事ですよね!

夕方までには現地に到着。
私のパートナーも慣れない土地なので、トゥクトゥクをチャーターして街へ出ました。
トゥクトゥクという乗り物は、見晴らしがよいので観光用には良いのですが、安全性という観点ではあまりおススメできません。
無茶なドライバーも多いですからね。
私たちが乗ったトゥクトゥクですが、画像の緑色のコンテナを積んだトレーラーに、追突しそうになりました。
トレーラーの破壊力を良く知る私としては、「こんな車(?)でトレーラーに当たったらどうなるか?」を心配してしまいます。
間違いなく、こちらがクチャクチャになりますからね!

話を戻します。
画像のとおり、この国境の街では大量の物資がトレーラーによって運ばれており、非常に活気のある街でした。
ヒト、モノ、カネが、活発に動いている雰囲気。
こういう街は、魅力的ですね。
ここの国境貿易を利用すると、貿易業務の幅が広がる可能性を感じます。
誰か、一口乗りますか?(笑)
やはり発展途上の国には、多くのチャンスが転がっていると感じます。
さすがに、「ボロ儲けできそう!」とは言いませんが、国が発展して来て人々が豊かになると、人間の行動パターンと言うのは、ある程度同じと言って良いと思います。
多くのビジネスにおいて、「日本が過去に通った道を、カンボジアはこれから歩む」という認識で良いと思いますので、成功する確率は比較的高い。
そんなことを感じるのですが、当社だけのチカラでは、やれることは限られます。
資金的な問題でね。
時間の経過とともに、そのビジネスは、誰か他の人が始めることになるでしょう。
クラウドファンディングでもやるか?
でも、面倒だしなあ…。
もったいないなあ…と思いながらも、割り切るしかないかな。

見苦しい写真で、申し訳ありません。
現在、とある日本製のフェイスパックを販売しようと準備を進めております。
その製品の使用感をはじめとして、様々なチェックをカンボジアで実施した際の画像です。
日本でチェックしても良いのですが、やはり温度や湿度などが異なる現地で試してみないと、感覚がズレてしまうことが少なくありません。
「私は男性だから、化粧品のことは分からない」
「日本でチェックしたが、良い製品だった」
こんな机上の空論だけでは、私はビジネスにゴーサインを出しません。
商品を現地に持ち込み、生理用ナプキンであろうが、化粧品であろうが、自ら現地でテストを行い、自分なりの自信を持って送り出すことが大切。
そんな風に考えています。
あ、あと実際にサンプルを配って、反応を確かめていますよ。
その部分では、現地の女性スタッフが大活躍してくれているのですが、私も負けじと連夜カンボジア人女性がいる店を渡り歩き、オネーちゃん達に「コレ、使ってみ?」と活動しています。
「オネーちゃんと遊びたいだけだろ!?」
そういうご指摘を頂くかもしれません。
いえいえ。
仕事ですよ、仕事。
仕事は楽しくやらないとね。
5月2日から再びカンボジアへ戻ります。
次回は、「日本産食品」のプレゼンが主な目的です。
本当に色々とやっているので大変!