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社長の独り言 2018/2/2

色々と挑戦中です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2018/02/02(金) 09:55


1月22日に引き続き、またもや雪の東京営業所です。





今回は雪の量も少なく、1月22日のように交通機関がマヒするようなことはありませんので、大きな問題は発生していません。


前回は皆さん大変だったと思いますが…。








ちなみに、1月22日の時はこんな感じでした。





雪国ですね。(笑)





実は前回の大雪から約10日が経過しているにもかかわらず、日当たりの悪い場所ではまだ雪が溶けていない…というか、スケートリンクのような状態になっているところが数多く残っています。


それくらい、雪が積もったんですよ。





今日の雪は大したことはないのですが、氷の上に再び雪が積もると、どうなるんだろう?


怖いから、考えないようにしよう…。







偶然ではありますが、二回連続で当社のコンテナ積みの前日に雪が降る…というパターンになってしまいました。


前回の大雪の時は、コンテナのドライバーさんは夜7時に東京港でコンテナをピックアップしたらしいのですが、約30kmほど離れた当社ヤードに到着したのは、翌日の12時ごろ。





30kmを走行するのに、約17時間を要したそうです。


ゾッとしますねえ。





今日は大丈夫だとは思いますが、先述のように日当たりの悪い場所はスケートリンクのようになっていますので、お車の方は十分注意してくださいね。







さて、仕事の話を少し書きましょうか。


会社全体として取り組んでいる仕事の話ではなく、社長の担当業務というか、私が取り組んでいる課題…という意味での仕事の話です。





中古自転車コンテナを、定期的に海外へ向けて出荷している当社の通常業務に、「何かプラスアルファを!」という発想で、他の商品を混載して送ろうと目論んでいることは、何度かブログで紹介させていただきました。


「他の商品」と口で言うのは簡単ですが、「じゃあ、何を送るんだ?」という話になると、まずはサンプルを現地に持ち込むところからスタートになりますので、結構手間暇がかかります。





3カ月ほど前からこの課題に取り組み始め、様々な商品をテストしていたのですが、ようやくいくつか「コンテナで送ろうか?」と考えることが出来るような商材も出てきました。







現地のお客さんから注文を受けた商品や、「これはイケそうだ」と考えられる商品を、これまでは私の出張時の手荷物として飛行機で運んでいました。


元々は、「出張時の飛行機代を浮かそう!」というセコイ発想がスタートですので。(笑)





これらの商品、新品の製品は全て東京営業所に集積しているのですが、どう考えても飛行機の手荷物で運べる量では無くなってきました。





出張が多い私はエコノミークラスしか利用しないにも関わらず、昨年航空会社の上級会員になることが出来、手荷物を23kg×3個まで無料で運ぶことが出来ます。





しかし…


どう見ても、スーツケース3個分の荷物では無くなってきました。





そろそろ、ようやく、コンテナ輸送の出番になって来たのかな。


そんな風に感じています。







残念な話ではありますが、これらの商品を手荷物として海外に持ち込んでも、今のところ大きな利益が上がる訳ではありません。


せいぜい、「航空券代が浮いた!」というレベルのお話です。





しかしコンテナ輸送になると、多少は利益も出るだろうと見込んでいます。


輸送費が安く、しかも大量に運ぶことが出来ますので。





スローペースながら、一応は目論見通り進んでいると思います。







手荷物でのサンプル輸送という手続きを飛ばして、はじめからコンテナでケース単位の輸送をすればスピードは上がるのですが、それをやると確実にロスが発生します。


ウチのように企業体力が乏しい零細企業は、時間がかかっても慎重に手順を踏んだ方が堅い…との考えから、「運び屋」みたいな仕事からスタートしているのです。







皆さんも、中国人観光客が特定の日本製品を爆買いしていく…というようなニュースを聞かれたことはあると思います。


私たちのような貿易屋の世界でも、紙オムツが売れると聞けば、ドラッグストアをハシゴして紙オムツを購入し、コンテナに詰め込む…というようなことが流行った時期がありました。





私の感覚では、業界内で認知が広まったようなアイテムは、終焉または終焉間近…と考えます。


皆が知っているようなことを始めても、旨みは無いんですね。





やはり先行者メリットを享受できる期間が、ビジネスとしては良い時期ですから、「自分が新しい流行を作り出す!」くらいの気構えが必要かと思っています。







大変だけど、面白いですね。


特にスタート段階では、「何から始めたら良いのやら…」と途方に暮れることも多いのですが、まずはやってみないと始まらない。





そんな右も左も分からない状態からのスタートですから、「コンテナで1ケース送る」という程度の事業の発展だけでも、喜びは大きいのです。


さあ、皆さんやってみましょう。







別に海外にモノを売りに行けと言っている訳ではありません。


何事も、最初の一歩を踏み出すことが出来るかどうか。





「初めて」というのが、一番気持ちイイんですよ。


何事も。(笑)