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社長の独り言 2017/2/27

大阪本社の会社でやって行きます - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2017/02/27(月) 05:34

先週だったかな?


余りにも大阪での所用が長引くので、「東京営業所に本社を移そうか!?」という趣旨のことを書いておりました。





表面上はいつも平静を装っておりますが、中身は瞬間湯沸かし器なものですから、時々こんなことを書いてしまいます。


要するに私は結構短気でして、アタマに血が上ると突発的な行動を取るのも珍しくない・・・ということです。





元々がスクラップ屋ですし、宮仕えを嫌って、今の仕事をしているようなところがありますから、同業者はみんなそんなものかと思います。


気が荒くて短気だが、社会の一員として活動するために、精一杯の笑顔でお仕事♪


そんなところです。







さて、話が逸れましたが、これから当社はどうするのか?という事を書いておきます。


当社の事業計画書みたいなものです。





まず、大阪本社は変えません。





便宜上は、私がいる場所が本社であるべきなんですが、よーく考えてみると、それをやると不義理になるような気がするんです。


老後の居住地として選ぶ可能性が高い・・・ということもあります。


昨年の結婚20周年を機に、事実上嫁に贈与させられましたが、唯一の所有不動産が大阪府高槻市にありますので、歳を取ったら戻る可能性が高いです。





そんなことよりも、「不義理」というのは、会社を育て、支えて頂いた方々です。


直接的な取引相手が少なくても、役所や商工会議所、金融機関などは全て大阪の方々にお世話になって来ました。


ヒト、カネ、モノなど、様々な形でお世話になって来た訳です。





その見返りとして、税金や会費、利息などの形で報いる訳ですが、本店所在地を移してしまうと、恩返しもしないで「食い逃げか!?」と言われそうです。


やはり日本人として、そういう不義理はダメですから、本店所在地は大阪のままにしておきます。


本社と本店所在地が別というのはアリだと思うので、やるならその方向にしておきます。







さて、事業内容なんですけど、これは何度か書いているように、中古自転車がメイン事業、貴金属含有くず事業がサブ事業・・・という形で進めていきます。


中古商品の事業で言うと、自動車、建機、オートバイ、農機、家電、雑貨など、自転車以外の中古商品の取扱から撤退します。


金属くずの事業で言うと、貴金属含有くずを除く、全ての金属くず事業から撤退します。





これまでの経緯を知らない人なら、「何で自転車と貴金属?」と思われるかもしれません。(笑)





その時は、「元々がお拾いですねん。それがざっぴん屋になって、中古品も扱い始めて、最終的に中古自転車と貴金属くず屋になりましてん。」と、大阪弁で説明することにします。


簡単に自己紹介させていただくと、こんな感じです。







あと、営業エリアの見直しを進めています。





元々当社は、「日本中どこでも行きます!」というフットワークの軽さがウリでした。



業界内で成り上がりを目論む新参者でしたから、遠方への引き取りをはじめとする、皆が嫌がることをやらないと生き残っていけなかった・・・というのが、実際のところです。





遠方へ引き取りに行くという事は、長時間労働で人件費がかさんだり、高速代や燃料代も高くつくことになります。


すると採算的に厳しくなりますから、「まともな会社」では対応できない場面が多くなります。





そこで当社は、社長自ら早朝・深夜にトラックのハンドルを握り、高速道路を使わないで、一般道を延々と走り続ければ採算に乗る!・・・というノリで、業務を拡大してきました。


ずいぶん無茶なこともやって来ましたが、自分が現場へ出られる時間もずいぶん少なくなってきていますし、スタッフたちに同じような無茶をさせる訳にもいきません。




このため、「普通の従業員」でも対応可能な仕事に変化させていく必要がありますし、それには営業エリアの見直しが必須になります。


そう遠くない将来、当社は関東1都6県を基本的な営業エリアとし、まれに隣接するエリアでも仕事する・・・というスタイルに変更する予定です。





新座市の営業所を朝に出発して、夜までに帰着できないような仕事は、今後やらないという前提で考えていくつもりです。


さみしいけど、しょうがないですね。


状況は刻々と変化しますから、再び遠距離の集荷を再開する日も来るかもしれませんが、とにかく「目先の利益」を至上命題とするならば、そういう結論になります。





まとめますと、


1.本店は大阪のまま


2.自転車貿易と貴金属くず事業に、事業内容を絞り込む


3.営業エリアは基本的に関東地方





ということになります。







「名古屋をはじめとした、中部地方はどうするの?」と思われる方もおられることでしょう。


まだ正式な結論が出ていないので、具体的なことは書けませんが、「これまで通り中部地方で営業するが、私が管理する必要は無い」という状況になるよう進めていくつもりです。







当社が名古屋に進出してから、ちょうど9年になるのですが、これまで多くの方々に贔屓にしていただき、会社も成長することが出来ました。


恩義ある土地ですから、それこそ不義理なことは出来ません。





しかし私の体は一つしかありませんし、何度か申し上げているように、東京・名古屋の双方をしっかりと管理、監督するというのは、やはり難しいと実感しています。


という事は、顧客にご迷惑をかけないよう、従来通りの業務が行われているが、通常は私が管理する必要がない・・・という体制づくりを進める必要があります。





難しい課題ではありますが、同じような悩みを持ち、対策を立ててこられた企業は、世の中に多くあるものと思います。


上手く落ち着けばよいのですが・・・。

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