社長の独り言 2016/6/13
背筋の冷たくなる話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/06/13(月) 05:30
海外出張に出ました。
水曜日のフライトで帰国し、木曜日の朝に名古屋へ戻る予定になっています。
今回の出張ですが、各種の小さな案件を進捗させるという事と、本業(?)を進めるための下交渉という2点を目的にしています。
小さな案件というのはですね、例えばミャンマーでの飲食業開業のためにサポートを求められておりまして、そのアドバイスであったり、新規取扱商品のサンプルを持って行って、顧客の反応をうかがったりするなど、色んなことをやります。
当社の中核事業とは直接関係のない仕事ばかりですが、多くの種を撒いておけば、いつかは大きな花に育つものがあるかもしれませんからね。
必ず当てなければならない仕事ではないので、そういう意味では気楽な仕事です。
本業のほうですが、やはり中古自転車の輸出事業に関する仕事です。
一時に比べると、やや状況が改善したかな?
そんな感があるのですが、まだまだ変化を加えていかないと、「強い業者」になることが出来ません。
「強い業者」っていうのは、最低コストで仕事が出来て、滞ることなく継続的に、最高クラスの価格で販売できる業者という事になるかと思います。
違います?
難しいことを考えないで、シンプルに。
いかにコストをかけずに輸出するか?
継続的に、高値で売るか?
複数の答えが存在する問題だと思うのですが、曲がりなりにも自分が本業としている仕事ですから、突き詰めて考えれば、自分なりの答が出てきます。
正直、現状はまだまだですね。
というか、現状は失格と言われてもしょうがない。
まずコスト引き下げで言えば、現状はあまりにもお粗末ですな。
ザルに水を流し込んでいるようなモノ...と言われてもしょうがない。
ただあまり現実離れしたことは出来ませんから、総合的に状況に変化を加えないといけないのかなと思います。
コスト引き下げのために、直接的な経費引き下げを目論むのではなく、場合によっては逆をやって、総合的に見た生産性を上げる...とかね。
簡単な例で言うと、現状がコスト高であったとして、コスト引き下げのために無駄を切り捨てるという発想と、逆に仕事を増やして全体の生産性を向上させるという考え方もあります。
何がベストな選択なのか、慎重な判断が必要だし、私の体と同じで贅肉=悪とは限りません。
贅肉=非常時の備え・・・ですから。
難しい問題ですが、会社に生産性向上が求められているのは事実。
そのためには、何かを切り捨てないといけないのは間違いないし、合わせ技で考えうる限りの変化を加えないといけない。
抽象的な表現ばかりで恐縮ですが、何か変化を加えようと試みたとき、ビジネスの関係者各位の同意や協力を得ないと、実現することが難しいです。
その同意や協力を得るために、灼熱の太陽の下で仕事しています。
状況の進捗に合わせて、「こんなことをやってますねん」と、皆さまにもお知らせしますね。
続いては、本題(?)であるバカ話を。
今回の出張では、到着早々アクシデントがございました。
そのお話から。
今回の出張では、名古屋を朝に出発して、現地に到着したのが同日の夕方5時ごろ。
ホテルに着くと、日本時間では夜の9時ごろでしたから、「メシ食って寝よう」と考えていました。
ところが、一人の人物が面会を申し込んできました。
とても面倒だったのですが、「美味しいハンバーガー屋さんがあるので、ご馳走する」ということ。
空腹であったこと、およびご当地の西洋料理(?)は結構レベルが高いので、夜10時という遅いアポイントでしたが、受けました。
約束通り、夜10時にホテルで合流することが出来、早速ハンバーガー屋さんへ出向こうと思ったのですが、デリバリー専門だとのこと。
しょうがないので、私の部屋に戻って、ハンバーガーの到着を待つことに。
デリバリー自体は、ものの10分ほどで到着しました。
疲れていて、画像を撮影するのを忘れたのは、申し訳ない事です。
あ、今回ですね、初めて「ドリアン」という果物を食べました。
「果物の王様」と言われることもあるそうですが、とても臭いという話も有名です。

パイナップルみたいにイガイガの殻を切ると、中には画像のような種の部分が入っています。
全体の大きさからすると、わずかな量です。
このタケノコみたいな部分を食べる訳ですが、8割方はタネです。
タネの周りに付いている果肉を、少々かじらせて頂く・・・という感じになります。
味は、よく言われているように濃厚なチーズみたいで美味しいです。
でも、日本のイチゴ、メロン、桃なんかと比べて、どちらが美味いかと問われれば、私は躊躇なくイチゴやメロンなんかが美味いと答えます。
まあ、そういうモノです。
問題の「匂い」ですが、私には「シュウマイの香り」に感じられました。
シュウマイを食べるとき、ギョウザとは違う独特の香りがしますが、アレです。
そういう意味では、確かに臭みがあるものの、体験したことのある臭みですから、それほど気になりませんでした。
でも、味はそんなものです。
もし本当に日本人の口に合うなら、臭かろうが、何であろうが、もっと日本に入ってきているハズですよね~。
日本で身近にない食べ物で、掘り出し物みたいに美味しい食べ物は無い。
そう考えておいて、ほぼ間違いありません。
さて、話をハンバーガーに戻しますね。
配達されてきたハンバーガーは、マフィンみたいに弾力性があるバンズに、チキンがメインに挟んであるバーガーだったのですが、これが旨かったです。
正直、また食べたいと思う、ハンバーガーでした。
え~と。
ハンバーガーが届けられたとき、私は彼女にハンバーガー代に加えて、日本円で数千円分のお金を渡しました。
貧乏であることを知っている女性に、ハンバーガーを奢ってもらう訳にはいかないし、最近、バイクで大きな怪我を負ったという連絡も受けていましたから、お見舞いの意味も兼ねてですね。
さて、ハンバーガーを食べ終わりました。
長旅で疲れてるので、コーヒーの一杯でも飲んだら、早々にお引き取り願いたいところです。
ハンバーガーを食べ終わると、何か頼み事があると話し出しました。
そら来た。
まあ、カネの無心だろう・・・と私は考えました。
相手はそれほど不真面目な方ではありませんが、これまでにも困った時にはカネの無心をされたことがあります。
それが納得できる事情であるときは、応じたこともあります。
今回はおそらく、怪我の治療費・・・ということになるのかな?
そのように予想しました。
ところが頼み事というのは、もっと簡単なことでした。
肩凝りが酷いので、ちょっと筋肉をほぐしてほしいとのこと。
なあんだ。
そんな事なら、お安い御用さ。
カネの無心か!?
そんな風に身構えていましたので、一気に警戒心が解けました。
そこが、私がまだまだ「甘ちゃん」な点であります。
マッサージの依頼を快諾すると、なんと彼女は上着を脱ぎ出しました。
はあ?
おい、服を脱がなくてもエエよ!
そんな私の話は受け入れられることなく、「マッサージに行くと、普通こうするでしょ?」という反論に対して、私に再反論の余地はありません。
仕方なく、マッサージを開始。
肩と背中をほぐしてと。オイ!上は向かなくていい。
・・・結局、時は流れ、全身くまなくマッサージね。
全くもう。
早朝に名古屋を出発して外国へ出てきて、こっちがマッサージして欲しいよ。
今から振り返ると、中々手の込んだ手口を見せてもらいました。
怪我は本当でしたが、治療費を捻出するために考え出された、円熟した手口・・・とでも言うんですかね?
お恥ずかしい話ですが、これを読まれた男性にとって、「そんな手口があるのか!」と、何かの参考になれば良いかと思い、書かせていただきました。
あ、最後に言っておきますとね、
私にマッサージしてもらった写真、あるいは私の部屋に来ている写真か何か、撮影して行ったようですよ。
それでね、まるで私が自分のボーイフレンドであるかのように装うつもりのようです。
だれがオマエみたいな危ない女と付き合うか!
女って、本当に怖いですね~。
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