社長の独り言 2016/10/19
営業所の候補地を発見? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2016/10/19(水) 07:39
実はここしばらく、ブログを更新することが難しい状態が続いています。
埼玉県の関東営業所に赴く機会が増えたため、どうしても移動に時間を取られがちなのです。
名古屋から埼玉に移動しようとした場合、名古屋駅から東京駅まで新幹線を使って移動した場合の総所要時間は、4時間半くらい。
ドア to ドアの時間です。
実は乗用車での移動でも、それほど所要時間に差がありません。
営業所間は約450kmの距離ですので、高速道路をノンストップで走ると約5時間くらいで移動できます。
30分程度の差なら、費用は乗用車のほうが安いし、移動した先での利便性を考えると、乗用車を使って移動しよう・・・という気になります。
しかし乗用車での移動の場合、よほど急ぎでない限りはノンストップで移動することはありません。
PAで食事をしたり、トイレ休憩したりしますから、実際の移動時間は6時間から6時間半というところでしょう。
一週間に一度は埼玉・名古屋間を往復していますから、片道だけでも半日以上を移動に時間を取られることになります。
その分、何らかの業務が犠牲になっているわけですが、最大の影響を受けているのがブログの更新です。
私が原稿を書くのは、ほとんどが早朝の時間です。
最近はその早朝の時間を利用して、名古屋・埼玉間を移動しています。
深夜から早朝の時間帯は渋滞に巻き込まれることもありませんし、高速道路も深夜割引で安く移動することが出来ます。
このため、どうしても深夜から早朝の時間帯を利用して移動しますから、どうしてもブログの更新に影響が出てしまいます。
自分の日記帳を更新するのが重要な仕事だとは申しませんが、これまでブログを通じて公私ともに素晴らしい出会いを得てきたことを考えると、何とか週三回の更新を続けていきたいと考える次第です。
自分なりの新しい生活リズムを作るまでの間、更新の頻度や時間帯が乱れることが予想されますが、ご容赦下さい。
さて、実は昨夜も埼玉から名古屋への移動を行いました。
夕方ごろに埼玉新都心付近で商談を終え、関東営業所へは戻らずに、名古屋へ向けて出発しました。
首都高速から東名を目指すというルートなんですが、私は今の首都高の道がサッパリ分かりません。
私がよく首都高を利用していたのは、今から四半世紀前のこと。
私が学生時代を過ごした1990年代の前半、乗り捨てられたレンタカーなどの車両を、自走して回送するというアルバイトを行っていた時代がありました。
その時にトラックを運転する経験、長距離を運転する経験などを積むことが出来たのは、今の仕事に非常に役に立っています。
もっとも、学生時代を終えて就職した先は金融機関でしたから、まさか自分の人生で再びそのような経験が生きるとは思ってもいませんでしたが・・・。
それから四半世紀が経ち、首都高速の道路網も大きく変わっていると感じます。
昨夜走行した区間の中に、「首都高速中央環状線」という路線がありました。
「何じゃそりゃ?」というのが私の正直な感覚だったのですが、調べてみると全線開通したのは2015年の3月とのこと。
そりゃあ私が知っているわけがありません。

昨夜の首都高速中央環状線です。
昨日は偶然・・・だと信じたいのですが、大渋滞に巻き込まれました。
首都高速に限らず、他の高速道路も一般道も何もかも、やはり首都圏の道路渋滞は激しいですね。
名古屋は道路事情が本当に恵まれているなと痛感します。
もっとも、ヒトもクルマも多い地域は経済活動が盛んなわけなので、渋滞もしないような地域では仕事にならないという考え方も出来ますが・・・。
当ブログでも何度か触れましたが、当社は関東地方で営業所を新設することを目論んでいます。
これは移動時間の短縮と諸経費の削減が主な目的です。
現在の関東営業所は都心から大きく離れていますから、家賃が非常に安いのは魅力です。
その反面、移動距離が長くなるので、高速代や燃料代がかさみますし、移動時間の人件費もバカになりません。
それで神奈川県の圏央道沿線あたりに新営業所を・・・と考えていたのですが、最近は少し範囲を広げて考えています。
時間と費用の削減を考えるなら、「都心に近いほうが良い」との考えに切り替えつつあります。
具体的には、これまでの「圏央道沿線」という考えから、「東京外環道沿線」で何とかならないかと考え始めています。
首都圏に縁のない方には、分かりにくい話ですいません。
名古屋で言えば、圏央道は東海環状自動車道みたいなものです。
東京外環道は、名二環みたいなものです。
大阪は似たような道路が無いから説明が難しいのですが、圏央道が京奈和自動車道で、東京外環道は近畿自動車道みたいなもの・・・と言うのが実態に近いと思います。
要するに、都市圏に建設された環状高速的な存在という意味では同じなのですが、圏央道と東京外環道は、「相当な差がある」ということです。
月曜日に都内から加須市へ移動する用事があった際、高速を使わずに不動産の物件を物色しながら一般道で移動していました。
すると関越道と東京外環道の大泉インターからわずか6kmほどの場所で、今の関東営業所とほぼ同じ大きさの物件を発見。
クルマをUターンさせて物件の詳細を確認すると、40ftコンテナも進入できるし、事務所スペースも広くて何かと好都合な条件が揃っていました。
「これは運命の出会いだ!」的なノリで、不動産会社に電話を入れました。
すると・・・
さすがに好立地、好条件だけあって、お家賃もかなり値が張ります。
具体的な数字は控えますが、加須市の現関東営業所と比べて、一か月50万円弱ほども高い。
一か月に50万円の違いがあると、年間600万円。
そこそこの人材の人件費分が出ますね。
50万円近くも高ければ、諦めるか・・・。
そんな気になってしまいますね。
しかしモノは考えようでして、新設(または移転)することによって、一か月50万円以上の経費節減効果があれば、決して損をする訳ではありません。
今の関東営業所から約50kmも都内に近い地点に移動する訳ですから、一か月50万円以上の経費節減効果が上がる可能性も十分にあります。
もっとも、相当な仕事量がないとダメですけどね・・・。
一か月に50万円の差ということは、一日あたり約2万円家賃が違うと考えられます。
ということは、一日あたり2万円の経費節減効果があればよい訳です。
例えば、一台のトラックだけが営業所を拠点に発着する仕事量なら、トラック一台だけで一日あたり2万円の経費節減効果が必要なわけです。
多分、それは無理でしょう。
トラックを2台使用しての仕事なら、1台あたり1万円の経費節減効果でペイします。
う~ん。これもキツイかな?
トラック4台が稼働する仕事量があれば、トラック一台あたり一日5,000円の経費節減効果があればペイする訳です。
これなら、何とかなりそうですね。
家賃が安ければ良いというものでは無い。
違った視点から物事を総合的に判断すると、また違う判断も生まれてくる。
ようやく「安ければ良い」という貧乏性的な考えから、少し合理的な考えが出来るようになってきたような気がします。
どういう決断を下すかは、これから大急ぎで各種シミュレーションを行い、仕事の見通しも立てた上での話になります。
大きな会社にとっては「たかが家賃」の話ですが、当社のような零細企業にとっては、企業としての興廃を賭した大きな決断になります。
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