社長の独り言 2015/11/23
なぜか高速道路の話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/11/23(月) 07:02
今日23日は、福井県まで法事に出掛けてきます。
一昨年の12月に亡くなった父親の三回忌法要に出席するためです。
信心の無い私ですが、法事くらいには出掛けないといけません。
世間体というものがありますからねえ・・・。
自宅を出て、まずは京都市の西部にある実家へと向かい、母親を拾います。
その後、福井県へと向かうのですが、どうやら今年の7月に「京都縦貫自動車道」という高速道路が全面開通したようで、舞鶴若狭自動車道に乗り継ぐと、寺のある福井県高浜町まで全線高速で行けるようになったようです。
高速道路が開通して、便利になったのでしょうね。
しかし、全線一般道を走行して約2時間半だった田舎道に並行するように高速道路を建設し、一時間半で行けるようになったところで、時間短縮効果や経済効果は疑問ですが・・・。
すいません。こんな話は近畿圏どころか、京都の一部にお住まいの方しか分かりませんね。
その点、10月末に開通した圏央道の桶川北本IC - 白岡菖蒲ICなんかは抜群の効果だと思います。
こちらは首都圏にお住まいの方の多くがご理解いただけるでしょう。
これまで東名高速道路から東北自動車道へ乗り継ごうと思うと、必ず首都高速を経由する必要がありました。
それが圏央道の開通により、圏央道経由で直接乗り継げるようになったということです。
首都高の渋滞緩和などに役立つのはもちろんですが、我々の立場からすると、「首都高速を通らない=割引料金が継続して適用される」というのが魅力的です。
高速道路は、長距離を走るほど割引が大きくなる、深夜割引などはICで下りない限り走行中ずっと適用されるなど、途中で下りずに走り続けるほうがメリットがあります。
しかし、途中で首都高速、名古屋高速、阪神高速などの「NEXCO」管轄でない道路を経由すると、ICを下りたのと同じ扱いになります。
これらの道路に乗ると、通行料金が割高になるんですわ。
圏央道の開通により、その問題が解消されたというのが、私たち事業者にとっては一番嬉しいことです。
ちなみに当社関東営業所は、最寄りICが東北自動車道の加須ICです。
どうしても名古屋方面のヤード間往来が多くなりますから、今回の圏央道開通は非常にメリットが大きかったです。
これまでは圏央道の桶川北本ICで乗り降りしていたのですが、インターから営業所までの約20kmを一時間半ほどかけて、一般道を走っていました。
今回の開通により、名古屋方面との往来ならば一時間ほど時間短縮することが出来ます。
圏央道が近い将来開通することを見越して、今年3月に現在の関東営業所の場所を選定したのですが、想像以上に早期開通して、ありがたいことです。
今日は高速道路ネタになったので、最後に中部圏の話を。
名古屋圏は、ここ20年ほどの間で飛躍的に高速道路網が発展しました。
20年ほど前なら名神・東名高速と、名古屋高速のごく一部しか高速道路が無かったのですが、いまや網の目のような高速道路網が完成しつつあります。
現在ネックとなっているのは、新東名高速道路の一部と、新名神高速道路の一部区間に未開通区間があることです。
未開通区間は既存の高速道路だけしか利用できませんので、新東名高速なら三ケ日から豊田、新名神高速は亀山から四日市の区間が、アホほど渋滞します。
この区間は、それぞれ別の高速道路に分かれて走っていた車が、一つの道路に集中するわけですから、渋滞するのは当たり前。
早く何とかして欲しい区間です。
しかしこちらも、全線開通の日はそう遠くありません。
未開通区間である東名高速の三ヶ日JCT~豊田JCT間は、来年2月に新東名高速が開通することが決定したようです。
これで名古屋から埼玉の往来は、さらに便利になりますねえ。
あとは新名神高速の亀山JCTから四日市JCTですが、こちらは平成30年度に全線開通予定らしいです。
あと3年か・・・
これが完成すれば、名古屋と大阪の往来もずいぶん楽になります。
もっとも名古屋と大阪の往来は、わずか150kmほどの距離ですから、それほど問題では無いんですけどね。
近い将来、名古屋も埼玉も、当社営業所は移転することになると思います。
どちらも手狭になってきていますし、これからも事業拡大を志向している以上は、そういうことになるでしょう。
高速道路のICと、港湾に近づいて行かざるを得ないですね。
移転する時期は、不景気に便乗出来るような時期になることでしょう。
不動産も機械も、設備投資のような行為は不景気の時がオトクです。
何もかもが安くで買えますしね~。
さ、そろそろ行ってきますわ。
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