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社長の独り言 2015/10/16

コードシェア便には要注意ということです - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/10/16(金) 05:43


前回のブログでは、JALに対する不満をタラタラと述べてしまい、話の本筋が見えなくなってしまいました。




いかなる事情があるにせよ、他人様を非難するのは見苦しいし、宜しくありません。


他人様を非難する前に、「テメエ(自分)はどうなんだ?」という謙虚さを常に持ち合わせていなければならないですね。


少々、非難めいた表現があったなと、前回ブログの表現を反省しています。はい。





私が本来書きたかったのは、皆さんに対する情報提供的なお話ですので、もう一度話を整理します。





・ミャンマーのヤンゴンから、日本航空の「コードシェア便」に乗ってタイのバンコクに向かう予定だった。



・その便が遅延したため、バンコクから羽田行きの日本航空便に乗ることが出来なかった。



・私の最終目的地は羽田ではなく、函館だった。



・迅速に関西空港や中部空港経由で函館へ向かうフライトに振り替えてくれれば、最小限の遅れで函館に到着できたのに、バンコクで一泊して翌朝の羽田行きに変更された。



・その結果、バンコクで一泊、さらに羽田に一泊してから函館へ向かうスケジュールになった。





手短にまとめると、このような経緯があって日本航空に対する不満を書いておりました。はい。





バンコクでの宿泊は、遅延を引き起こした会社である、バンコク・エアウェイズが手配してくれました。


空港隣接の、「ノボテル」という世界展開しているチェーンのホテルでした。


日本円で一泊2万円近く取られる星4つクラスのホテルですので、日頃自費では泊まることがないグレードのホテルです。





私が自費で泊まるホテルなんて、星2つか、せいぜい3つの一泊5千円程度のホテルです。


ビジネス出張なんて、どうせほとんどの時間は外出しており、ホテルは帰って寝るための場所という位置づけですから、多量の虫が出ない程度に清潔であればそれでよし・・・と考えております。


部屋で少々アリさんが這っていたり、ヤモリがいる程度までは辛うじて許容範囲です。





良いホテルに泊めてもらった・・・という理由で、遅延を引き起こした会社に対する怒りが軽減されるのは、貧乏性なのか人情なのか分かりませんが現実ですね。





さて、前夜に振り替えられた日本航空羽田行きのフライトは、午前10時前に出発する便だったと思います。


前夜の事があったので、「少しでも早く、最終目的地である函館に行かせてくれ」という交渉を行うために、出発の3時間以上前に空港のチェックインカウンターへ向かいました。




何度か申し上げた記憶がありますが、私の英語力は中学一年生レベルですので、まずは日本語を話すことが出来るスタッフを探すことにしました。


幸いにも、日本語を話すことが出来るスタッフはすぐに見つかりました。(最後に知ったのですが、実は日本人スタッフでした)





昨夜の経緯を話し、最速で最終目的地へ行かせてほしいと交渉したのですが、今となっては昨夜に提案された、羽田でもう一泊して翌朝の国内線に乗るのが最速だとのこと。




そして悪い予感が当たったというか何というか、羽田での宿泊は「自腹」とのこと。





これに対して、ちょっと頭に来たのは事実です。





・最速で最終目的地へ到着したいという希望は叶えられず



・函館から戻るフライトの予約(全日空)は、JAL便が函館に到着してから、わずか数時間後(函館に滞在できるのは数時間。オレは飛行機に乗りに行くのか?)



・三連休の初日という悪条件の下、羽田での宿泊は自費





このような状況でしたから、少々頭にくるのもやむを得なかった・・・と思います。はい。





余分な金銭的出費と時間の浪費。


しかも函館での滞在がわすか数時間では、オネーチャンと戯れる時間も無い。





「オマエの会社は、一体どないなっとるんじゃ!?」「こういう事になるのが嫌だから、あえて日本航空を選んだのに!」


という意味のことを、丁寧な言葉で申し上げました。はい。





すると日本航空の責任者の方が言うには、


「コードシェア便というのは完全に他社便。コードシェア便が遅延したからと言って、これに対する補償は一切行いません」


とのこと。





へ~そうなんだ。


無知な私は全く知りませんでした。


インターネットで日本航空のサイトからチケットを購入しても、「コードシェア便」は日本航空とは無関係なんですね。


勉強になりました。





しかし、私の腹の虫は収まりません。


それほど怒りっぽくない(自称)私ですが、珍しく食い下がります。





「アンタの会社の規則もコードシェア便の意味も分かった。でもね、アンタ日本企業の一員として、この対応をどう考えるわけ?」





会社員という組織の一員として、会社の定めるルール通りに対応しなければならないのは理解できます。


でも昨夜からの彼らの対応は、中途半端というか杓子定規というか役所的というか、人を舐めてるとしか思えなかったので・・・。





食い下がる私に対して、対応してくれた日本航空職員は、とうとう本当のことを言ってくれました。


「あなたの持っているチケットは、本来フライトの変更が出来ないチケットです。」


「コードシェア便の遅れは日本航空の責任ではない。」


「にもかかわらず、無料でフライトの変更をしてやっただけでも、ありがたく思え」


・・・という意味のことを、丁寧に説明してくれました。





結論。


日本航空のサイトでチケットを買おうが、日本航空●●便という名前が付いていようが、「コードシェア便」という名で他社が運航するフライトだと、遅延その他の問題が起きても何の補償もありません。


注意が必要ですね。





たったこれだけの話なのですが、2回にわたる長編(?)になってしまいました。





ええ。


本来はフライトの変更が出来ないチケットを持っていた私に対して、無料でフライトを変更していただいたことに対して、とても感謝しております。はい。


ありがとうございました。日本航空さん。





これで・・・エエか?








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