社長の独り言 2014/5/19
前を向いて・・・ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/05/19(月) 05:27
先週末はアフリカ向きのコンテナを積んでいたのですが、イヤな予感が半ば的中してしまいました。
「コンテナに商品を積む」という作業で気になること・・・というより注意するべき点は、「定められた時間内に、定められた商品を積む」という点です。
「そんなの当たり前だろ?」と言われそうですが、これが簡単そうで中々難しいのです。

この日の貨物は自転車。
段ボール箱入りのような形が整った商品と違い、凹凸が多くて、非常に積みにくい商品です。
このような商品をコンテナに積む場合、丁寧に積めば、多くの台数を積むことができますが、一定の時間内に積み込みを完了させなければなりません。
多くの場合、7時間程度で積み込みを完了させる必要があります。
時間がオーバーすると、運送会社へ払う費用や人件費など、余分な費用が発生することになりますから、これは重大な問題です。
そんな訳ですから、「ある程度早く、ある程度丁寧に・・・」という、なんとも説明しにくいのですが、バランス感覚をもって積まなければなりません。
結果を申し上げると、積載予定数の約95%しか積むことができませんでした。
100積む予定だったと仮定すれば、95しか積めなかった・・・ということですから、お客さんからのクレームが予想されます。
しかも、完了予定時間を2時間もオーバー。
こりゃ、運送会社から追加請求が来るな・・・。
積載数に関しては、運賃が非常に高いアフリカのお客さんだから、相当マズイ話ですね。
空のコンテナを送るのも、荷物が満載のコンテナでも、輸送費用は同じなのだから、出来るだけ多くの商品を詰め込んで欲しいのは、当たり前の話です。
ちなみに、アフリカへコンテナを送るとなると、どこへ送るにしても、運賃は軽く50万円を超えます。
仮に50万円の運賃で500台輸送すると、一台あたりの運賃は千円です。
これが95%なら475台しか積んでいない訳で、25台分の運賃である2万5千円は、「損失」と考えられる訳です。
この損失分は、ウチに補償を求めてくる可能性が高いし、本当にしっかりやってもらわないと困る・・・。
実はこの日、積み込みの主戦力であるアフリカ出身者に異変がありました。
とても元気がない・・・というか、仕事を始める前からバテバテの様子でした。
理由は後から聞いたのですが、何と3日連続のコンテナ詰めだったとのこと。
ウチの会社では、バンニングは基本的に2名で行います。
経験者の方なら分かると思いますが、2名での手積みバンニングを、3日連続で行うとどうなるでしょう?
人間の体力には限りがありますので、間違いなく、気持ちはあっても体が動かない・・・という状況になります。
バテているから、スピードが遅く、丁寧さにも欠けるという作業になったせいで、いつもの1.2倍の時間を要して、95%の荷物しか積めないという結果になったようです。
この程度の誤差でも、薄利での仕事ですから影響は非常に大きいですね。
おそらく、予定されていた利益を、20%ほど圧縮することになるでしょう。
何にせよ、「改善」が必要なようです。
バテバテの人間に頼らざるを得ない状況も変えなければならないし、パワーに劣る人間でも積み込みができるシステムも考えなければなりません。
問題は山積みなのですが、前を向いて進むしかありませんね~。
「コンテナに商品を積む」という作業で気になること・・・というより注意するべき点は、「定められた時間内に、定められた商品を積む」という点です。
「そんなの当たり前だろ?」と言われそうですが、これが簡単そうで中々難しいのです。

この日の貨物は自転車。
段ボール箱入りのような形が整った商品と違い、凹凸が多くて、非常に積みにくい商品です。
このような商品をコンテナに積む場合、丁寧に積めば、多くの台数を積むことができますが、一定の時間内に積み込みを完了させなければなりません。
多くの場合、7時間程度で積み込みを完了させる必要があります。
時間がオーバーすると、運送会社へ払う費用や人件費など、余分な費用が発生することになりますから、これは重大な問題です。
そんな訳ですから、「ある程度早く、ある程度丁寧に・・・」という、なんとも説明しにくいのですが、バランス感覚をもって積まなければなりません。
結果を申し上げると、積載予定数の約95%しか積むことができませんでした。
100積む予定だったと仮定すれば、95しか積めなかった・・・ということですから、お客さんからのクレームが予想されます。
しかも、完了予定時間を2時間もオーバー。
こりゃ、運送会社から追加請求が来るな・・・。
積載数に関しては、運賃が非常に高いアフリカのお客さんだから、相当マズイ話ですね。
空のコンテナを送るのも、荷物が満載のコンテナでも、輸送費用は同じなのだから、出来るだけ多くの商品を詰め込んで欲しいのは、当たり前の話です。
ちなみに、アフリカへコンテナを送るとなると、どこへ送るにしても、運賃は軽く50万円を超えます。
仮に50万円の運賃で500台輸送すると、一台あたりの運賃は千円です。
これが95%なら475台しか積んでいない訳で、25台分の運賃である2万5千円は、「損失」と考えられる訳です。
この損失分は、ウチに補償を求めてくる可能性が高いし、本当にしっかりやってもらわないと困る・・・。
実はこの日、積み込みの主戦力であるアフリカ出身者に異変がありました。
とても元気がない・・・というか、仕事を始める前からバテバテの様子でした。
理由は後から聞いたのですが、何と3日連続のコンテナ詰めだったとのこと。
ウチの会社では、バンニングは基本的に2名で行います。
経験者の方なら分かると思いますが、2名での手積みバンニングを、3日連続で行うとどうなるでしょう?
人間の体力には限りがありますので、間違いなく、気持ちはあっても体が動かない・・・という状況になります。
バテているから、スピードが遅く、丁寧さにも欠けるという作業になったせいで、いつもの1.2倍の時間を要して、95%の荷物しか積めないという結果になったようです。
この程度の誤差でも、薄利での仕事ですから影響は非常に大きいですね。
おそらく、予定されていた利益を、20%ほど圧縮することになるでしょう。
何にせよ、「改善」が必要なようです。
バテバテの人間に頼らざるを得ない状況も変えなければならないし、パワーに劣る人間でも積み込みができるシステムも考えなければなりません。
問題は山積みなのですが、前を向いて進むしかありませんね~。