社長の独り言 2014/10/20
銀相場 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2014/10/20(月) 05:53
非鉄金属相場のうち、最も気になる金属は、やはり「銅」でしょう。
貴金属相場のうち、最も気になる金属は、「金」であります。
好き嫌いで、金や銅が気になると言っている訳ではなく、非鉄や貴金属といったそれぞれの分野で最も高価な金属なのです。
ということは、金や銅の相場の動向は、仕事に与える影響が最も大きい。
金や銅の相場動向を常に気にしながら、仕入れ価格や仕事の方向性を決定しています。
今日は、そんな主役の陰に隠れた金属である、「銀(シルバー)」のお話です。
銀って、ジャンルとしては貴金属にグループ分けされると思います。
あくまで再生金属資源業者が扱うカテゴリの話です。
いわゆる、ざっぴん屋や非鉄金属屋なんかは銀に対する意識があまり高くない。
せいぜい、レントゲンフィルムに銀が使用されているので、金属資源として価値があることを知っている程度かな?
あ、レントゲンフィルムに銀が使用されていることを知らない人も多いか。
じゃあ、これが今日のサービス情報としておきましょう。
さて、銀の話ですが、ここのところお寒い相場が続いていることをご存知でしょうか?
実に数年間もの間、下がり続けているんです。
まずはグラフで見ていただきましょう。

グラフは、過去5年間の銀価格推移を表したものです。
最高点は2011年4月で、この月の平均価格は、オンスあたり48.7ドルです。
今の為替相場である、1ドル105円ほどで換算すると、グラムあたり142円ほどになりますが、当時の為替は1ドル84円。
それでも、グラムあたり約114円になる計算です。
グラフの最低点は、このグラフにおける最新情報である2014年9月です。
月の平均価格は、オンスあたり18.3ドルです。
9月の平均為替相場である、1ドル=108円で換算すると、グラムあたり63円ほどになり、2011年4月の、1ドル84円で計算すると、なんとグラムあたり49円!
格安ですね~♪
・・・格安を喜べる立場ではないですね。はい。
かなり落ち込むような状況ですよ。
ちなみに、先週金曜日時点での国内銀建値は、グラムあたり60.5円。
60円割れ目前であり、60円を切るのも間違いなし!
ひょっとしたら、今日10月20日には記念すべき60円割れを記録するのではないかと思い、今日は銀相場の話を書かせていただきました。
ちなみに次回は、銀相場の先行きに関するお話とさせていただく予定です。
あ~、月曜日の朝だというのに、ブログの話題でテンション下がったよ。
同じように感じた方がいらっしゃったら、ごめんなさい!