社長の独り言 2013/7/8
プライベートな話 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/07/08(月) 06:13
6月11日から実父が入院しています。
普段は特養に入所しているのですが、呼吸器系の具合が悪いということで検査したところ、肺炎を起こしていることがわかり、そのまま入院。
6月15日土曜日、私は関西空港を夕方に出発する便で海外出張の予定でしたので、自宅で準備をしていました。
すると母から電話が入り、呼吸器系の具合が悪く入院しているとの連絡がありました。
病状を聞いてみると、一般病室で酸素マスクなどを着けている訳でもなく、入院しているとのこと。
「それほど重い状態ではないのだろう」ということで、海外出張日なので帰国したら見舞いに行くと伝え、電話を切ったのです。
でも、電話を切ってから考え直しました。
今まで、入院する、あるいは入院したからと、わざわざ伝えて来たことは一度も無い。
何かある・・・と思い、「今からすぐに行く」と電話をかけ直し、病院へ出向いて行きました。
ま、病状は重くも軽くも無いような感じでしたわ。
顔色も悪くなく、食事も食べているとのことでしたので、一安心というところでしょうか。
母親は、年寄りは肺炎で入院して、症状が悪化してそのまま死ぬケースが多いので、念のために電話したとのこと。
なるほど。
私も「今生の別れのつもりで来た」と伝えておきました。
父親も今月で80歳になります。入院などせずとも、いつ死んでも不思議ではない。
普段から、会うたびに「今生の別れ」の心構えで接しているつもりです。
さて、父親が肺炎で入院したとのことで、私には気になることがありました。
実は当時、私自身が咳が止まらなかったり、発熱したり、喉がやられて声が出なかったりと、主に呼吸器系の具合が悪かったのです。
夏風邪だったんですかね~?
5月の中ごろから調子が悪かったんで、かなり長い期間です。
私も会社の経営者ですので、自分の体調が悪いなんて、決して他人に言いません。
完全に復調して一ヶ月近くが経ちますので、もうタネ明かしをしてもいいでしょう。
それで・・・
父親が入院する一週間ほど前に、定期健診へ連れて行くために父親と長く接触していました。
「ひょっとして、病気をうつしてしまったのかも?」と思い、少し後ろめたい感覚で見舞いに行ったのでした。
さて、ここからが本番(?)なのですが・・・。
自分でも、本当に親不孝というか、阿呆だと思います。
海外出張へ出発し、帰国してからもバタバタと仕事をする中、完全に入院している(いた?)父親のことを忘れていました。
思い出したのは、7月5日の金曜日のこと。
ふと、「あれ?オレって、いつ夏風邪治ったんだっけ?」と思い起こしてみると、海外出張へ出た6月15日から、一ヶ月近くも治らなかった夏風邪が、ウソのようにピタッと治ったのでした。
父親の見舞い・・・というか、面会に行った日から、ピタリと治った事実に、何か嫌な感じが頭をよぎりました。
オカルトは全く信じない私ですが、「あ、病気をオヤジに引き受けさせたかも?」という予感でしたね~。
でも、あれから一切連絡が無いということは、まだ生きているだろう・・・。と軽い気持ちで母親に電話しました。
え~、結果は予想通りと言いますか。
早速母親に電話してみると、案の定、私が見舞いに行った後、ずいぶん症状が悪化したとのこと。
酸素マスク着用になり、食事も摂れず、母親は「ああ、もう駄目だろうな~」と思っていたらしいです。
でも、再び持ち直して、酸素マスクも取れ、食事も摂れるようになったとのことでした。
7月6日土曜日、再び見舞いに行ってみると、前回より少し弱った様子の父親がおりました。
ん~、どうなんでしょうね?
まだ生きるのかもしれないし、もう死ぬのかもしれませんが、残念ながら私は、ゆっくと弱って死んで行く年寄りを観察したことがありません。
「酷い事を言うね~」と怒られそうですが、今の状態になって、父親が私に教えられることは、「死にざま」くらいしかないでしょうから、これからしっかり観察したいと思っています。
最後に・・・
私が母親に、「危なかったのなら、教えてくれれば良かったのに~」と言うと、「今生の別れに来たと言っていたから、もういいやと思って、連絡しなかった」とのこと・・・。
さすがは私の母親。死ぬまで連絡しないつもりだったんだ。
確かに、心構えとして「今生の別れに来た」と言いましたが、「死ぬまで連絡しなくて良い」という意味じゃないよ・・・。
この人に下手なことは言えないな・・・。
普段は特養に入所しているのですが、呼吸器系の具合が悪いということで検査したところ、肺炎を起こしていることがわかり、そのまま入院。
6月15日土曜日、私は関西空港を夕方に出発する便で海外出張の予定でしたので、自宅で準備をしていました。
すると母から電話が入り、呼吸器系の具合が悪く入院しているとの連絡がありました。
病状を聞いてみると、一般病室で酸素マスクなどを着けている訳でもなく、入院しているとのこと。
「それほど重い状態ではないのだろう」ということで、海外出張日なので帰国したら見舞いに行くと伝え、電話を切ったのです。
でも、電話を切ってから考え直しました。
今まで、入院する、あるいは入院したからと、わざわざ伝えて来たことは一度も無い。
何かある・・・と思い、「今からすぐに行く」と電話をかけ直し、病院へ出向いて行きました。
ま、病状は重くも軽くも無いような感じでしたわ。
顔色も悪くなく、食事も食べているとのことでしたので、一安心というところでしょうか。
母親は、年寄りは肺炎で入院して、症状が悪化してそのまま死ぬケースが多いので、念のために電話したとのこと。
なるほど。
私も「今生の別れのつもりで来た」と伝えておきました。
父親も今月で80歳になります。入院などせずとも、いつ死んでも不思議ではない。
普段から、会うたびに「今生の別れ」の心構えで接しているつもりです。
さて、父親が肺炎で入院したとのことで、私には気になることがありました。
実は当時、私自身が咳が止まらなかったり、発熱したり、喉がやられて声が出なかったりと、主に呼吸器系の具合が悪かったのです。
夏風邪だったんですかね~?
5月の中ごろから調子が悪かったんで、かなり長い期間です。
私も会社の経営者ですので、自分の体調が悪いなんて、決して他人に言いません。
完全に復調して一ヶ月近くが経ちますので、もうタネ明かしをしてもいいでしょう。
それで・・・
父親が入院する一週間ほど前に、定期健診へ連れて行くために父親と長く接触していました。
「ひょっとして、病気をうつしてしまったのかも?」と思い、少し後ろめたい感覚で見舞いに行ったのでした。
さて、ここからが本番(?)なのですが・・・。
自分でも、本当に親不孝というか、阿呆だと思います。
海外出張へ出発し、帰国してからもバタバタと仕事をする中、完全に入院している(いた?)父親のことを忘れていました。
思い出したのは、7月5日の金曜日のこと。
ふと、「あれ?オレって、いつ夏風邪治ったんだっけ?」と思い起こしてみると、海外出張へ出た6月15日から、一ヶ月近くも治らなかった夏風邪が、ウソのようにピタッと治ったのでした。
父親の見舞い・・・というか、面会に行った日から、ピタリと治った事実に、何か嫌な感じが頭をよぎりました。
オカルトは全く信じない私ですが、「あ、病気をオヤジに引き受けさせたかも?」という予感でしたね~。
でも、あれから一切連絡が無いということは、まだ生きているだろう・・・。と軽い気持ちで母親に電話しました。
え~、結果は予想通りと言いますか。
早速母親に電話してみると、案の定、私が見舞いに行った後、ずいぶん症状が悪化したとのこと。
酸素マスク着用になり、食事も摂れず、母親は「ああ、もう駄目だろうな~」と思っていたらしいです。
でも、再び持ち直して、酸素マスクも取れ、食事も摂れるようになったとのことでした。
7月6日土曜日、再び見舞いに行ってみると、前回より少し弱った様子の父親がおりました。
ん~、どうなんでしょうね?
まだ生きるのかもしれないし、もう死ぬのかもしれませんが、残念ながら私は、ゆっくと弱って死んで行く年寄りを観察したことがありません。
「酷い事を言うね~」と怒られそうですが、今の状態になって、父親が私に教えられることは、「死にざま」くらいしかないでしょうから、これからしっかり観察したいと思っています。
最後に・・・
私が母親に、「危なかったのなら、教えてくれれば良かったのに~」と言うと、「今生の別れに来たと言っていたから、もういいやと思って、連絡しなかった」とのこと・・・。
さすがは私の母親。死ぬまで連絡しないつもりだったんだ。
確かに、心構えとして「今生の別れに来た」と言いましたが、「死ぬまで連絡しなくて良い」という意味じゃないよ・・・。
この人に下手なことは言えないな・・・。