社長の独り言 2013/1/14
実父の処遇を - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2013/01/14(月) 10:29
私には実父が一人おります。
昭和8年生まれですので今年は満80歳を迎えることになるという、結構なご老人ですね。
確か65歳位の頃に「パーキンソン病」という体の動きが悪くなる病気を発病しました。
発病から15年ほど経過した現在、寝たきりでは無いものの、介助無しでは生きられませんね。
75歳になる前くらいから、認知症の症状も出始めたか。
認知症って、古い言い方をすると老人ボケのことね。
こちらは軽い症状なのですが、パーキンソン病と極めて相性が悪い「レビー小体型」の認知症です。
通常、パーキンソン病で体が動かないことを悩む患者には、クスリをブチ込んであげれば体は動くようになります。
病気で足りない脳内物質を、チャージしてやれば良いだけの話ですので。
私の父親なんかも、クスリをブチ込んでやれば体は動くようになりますが、レビー小体型の認知症がトンデモないことになるんです。
平素は、認知症の症状を持っていることなど全く感じさせないのですが、パーキンソンのクスリをブチ込むと、アラ不思議。
幻覚、異常行動、暴力的行動など、完璧に頭がイカれたボケ老人が完成してしまいます。
「相性が悪い」と申し上げたのは、体の動きを重視した投薬を行うと認知症が強く出てしまい、認知症へ対応しようとすると体が動かない・・・という、なんとも可哀想な状況です。
そんな状況の老人ではありますが、一応は自宅暮らしが実現していました。
1.週に5日、朝から夕方までデイサービスで出て行ってくれる。
2.月に4~5日は短期お泊りで出て行ってくれる。
という介護保険制度にお世話になりながらも、私の母が献身的に介護していたからでしょうね。
認知症の方は問題ありませんが、何しろ体の動きが極めて不自由ですので、結局24時間介護していることになるんですね。
多分、寝たきりのほうがマシだと思います。
中途半端に動く分、余計に負担がかかるのが現実です。一日に何回もトイレなどの移動した先で動けなくなりますので、これを連れ戻すのは一苦労・・・。
それで本題なんですが、もう自宅での介護は限界ということで、特養(特別養護老人ホーム)に放り込むことにしました。
老いた母親が老いた父親を介護するといういわゆる「老老介護」ですし、3年程前には母親が介護疲れと無縁でないと思われる脳卒中を起こしています。
本来は、介護する側がダウンした3年前の時点で、自宅介護はアウトなんですわ。
少なくとも家族で介護する状況において、「介護される側」のことはどうでも良い。
大変で可哀相なのは「介護する側」ですので、介護する人間が潰れたらそれでお終い。
3年間ほどオマケで自宅に居れたので、良い嫁を持って幸せな人生だったと思って頂戴。
特養(特別養護老人ホーム)に放り込むことになって、多少は申し訳ないなという気持ちがあります。
「自宅にいたい」と言ってますからね~。
でもねえ、現実は厳しいですから。
自宅介護を実現しようとすると、大恩人ではあるけれど、将来性ゼロの父親に大金を注ぎ込むという話になります。
そのような事は、私なら望みません。たぶん。
だから、本当に私の父親がそれを望んでいたとしても、それはやりません。
ひょっとすると「冷たい奴だな~」と感じた方もいるかも?
でも、介護って本当に大変で、自分の人生を家族の介護に捧げるくらいの決心が無いと出来ません。マジで。
で、私は人生を身内の介護に捧げないと決めたわけですので、後は粛々と進めるしかありません。
なんだかんだ言って、結構色々考え、迷い、悩んで決めました。
昭和8年生まれですので今年は満80歳を迎えることになるという、結構なご老人ですね。
確か65歳位の頃に「パーキンソン病」という体の動きが悪くなる病気を発病しました。
発病から15年ほど経過した現在、寝たきりでは無いものの、介助無しでは生きられませんね。
75歳になる前くらいから、認知症の症状も出始めたか。
認知症って、古い言い方をすると老人ボケのことね。
こちらは軽い症状なのですが、パーキンソン病と極めて相性が悪い「レビー小体型」の認知症です。
通常、パーキンソン病で体が動かないことを悩む患者には、クスリをブチ込んであげれば体は動くようになります。
病気で足りない脳内物質を、チャージしてやれば良いだけの話ですので。
私の父親なんかも、クスリをブチ込んでやれば体は動くようになりますが、レビー小体型の認知症がトンデモないことになるんです。
平素は、認知症の症状を持っていることなど全く感じさせないのですが、パーキンソンのクスリをブチ込むと、アラ不思議。
幻覚、異常行動、暴力的行動など、完璧に頭がイカれたボケ老人が完成してしまいます。
「相性が悪い」と申し上げたのは、体の動きを重視した投薬を行うと認知症が強く出てしまい、認知症へ対応しようとすると体が動かない・・・という、なんとも可哀想な状況です。
そんな状況の老人ではありますが、一応は自宅暮らしが実現していました。
1.週に5日、朝から夕方までデイサービスで出て行ってくれる。
2.月に4~5日は短期お泊りで出て行ってくれる。
という介護保険制度にお世話になりながらも、私の母が献身的に介護していたからでしょうね。
認知症の方は問題ありませんが、何しろ体の動きが極めて不自由ですので、結局24時間介護していることになるんですね。
多分、寝たきりのほうがマシだと思います。
中途半端に動く分、余計に負担がかかるのが現実です。一日に何回もトイレなどの移動した先で動けなくなりますので、これを連れ戻すのは一苦労・・・。
それで本題なんですが、もう自宅での介護は限界ということで、特養(特別養護老人ホーム)に放り込むことにしました。
老いた母親が老いた父親を介護するといういわゆる「老老介護」ですし、3年程前には母親が介護疲れと無縁でないと思われる脳卒中を起こしています。
本来は、介護する側がダウンした3年前の時点で、自宅介護はアウトなんですわ。
少なくとも家族で介護する状況において、「介護される側」のことはどうでも良い。
大変で可哀相なのは「介護する側」ですので、介護する人間が潰れたらそれでお終い。
3年間ほどオマケで自宅に居れたので、良い嫁を持って幸せな人生だったと思って頂戴。
特養(特別養護老人ホーム)に放り込むことになって、多少は申し訳ないなという気持ちがあります。
「自宅にいたい」と言ってますからね~。
でもねえ、現実は厳しいですから。
自宅介護を実現しようとすると、大恩人ではあるけれど、将来性ゼロの父親に大金を注ぎ込むという話になります。
そのような事は、私なら望みません。たぶん。
だから、本当に私の父親がそれを望んでいたとしても、それはやりません。
ひょっとすると「冷たい奴だな~」と感じた方もいるかも?
でも、介護って本当に大変で、自分の人生を家族の介護に捧げるくらいの決心が無いと出来ません。マジで。
で、私は人生を身内の介護に捧げないと決めたわけですので、後は粛々と進めるしかありません。
なんだかんだ言って、結構色々考え、迷い、悩んで決めました。
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