社長の独り言 2012/12/6
比例代表って? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/12/06(木) 07:53
今朝は荒れた天候の地域が多いらしいですが、愛知県地方でも「台風か?」と思うほどの強風が吹き荒れております。
寒いったら、ありゃしない・・・。
でも、暑いとか寒いとか、疲れたとかつらいとか、贅沢を言っていられる状況ではありませんので、我慢するしかないですな。
さて、数日前にニュースで、「ある政党の比例名簿の提出が、大幅に遅れた」というニュースが流れていたのをご存知でしょうか?
政党名を出すと、公職選挙法に抵触する・・・と判断される可能性があるため控えておきますが、比例名簿の提出完了が深夜になったようですね~。
「比例名簿」って良く分からんでしょ?
私の運命にも大きな影響を与えた、「比例名簿」というものについて、少々ご説明しましょうか。
衆議院議員選挙に立候補しようとする人は、通常は「小選挙区」と言われる、市町村でブロック化された地域から立候補します。
例えば愛知県なら、名古屋市中区、北区、東区、西区で「愛知一区」という割り振りになっています。
この地域内で、一番多くの得票をした人が「当選」となるわけです。
現在の名古屋市長は、元々愛知一区から選出された衆議院議員でしたね。
さて、通常は「一番多くの得票をした人が当選」となる訳ですが、二番目、あるいは三番目に多く得票した人でも当選することがあります。
あるいは、小選挙区に立候補せずに、愛知、静岡、岐阜、三重の4県で構成された「東海ブロック」などという、もっと大きな地域で立候補する人もいます。
これが、「比例代表」と呼ばれるものです。
ややこしいですね~。
なぜ、こんなややこしい制度になっているかというと、「選挙制度を変えたときの、各政党の実力者による談合の結果」です。
「民意を反映させるため」などの、キレイ事の理由はたくさんありますけどね。
詳細は省きますが、「既成政党のベテラン議員が当選しやすいように調整された制度」であると断言できます。
さて、そろそろ本題。
「比例名簿」というものは、各政党が候補者に順位をつけて提出します。
「オマエは一番、アイツは二番」という順位のつけ方をする党もあれば、「全員一番」という順位のつけ方をする党もあります。
比例代表で各政党に割り振られる議席は、「東海ブロック」などの大きな地域ごとに、各政党の得票数によって決まります。
仮に、東海ブロックで、2議席を獲得した政党があったとしましょう。
「オマエは一番、アイツは二番」という順位のつけ方をしていた政党では、「オマエ」さんと、「アイツ」さんが当選となります。
「全員一番」という順位のつけ方をしていると、小選挙区で「惜しい負け方」をした人から上位2名が当選となります。
「惜しい負け方」とは、一番得票した人が10万票で、二番目に当選した人が9万9,999票だった・・・というようなケースです。
やはり、「全員一番」というような順位のつけ方をしたほうが、公平なような気がしますね~。
ニュースで話題になっていた某政党では、「この間まで国会議員だった人は全員一番。新人は全員最下位」などという順位付けをするとかしないとかで揉めて、名簿の提出が大幅に遅れたようです。
連中にとっては、国会議員様になれるか、失業者になるかの瀬戸際ですので、人間の醜さ全開の争いがなされていたことでしょう。
この争いの結果、落選確実にされた方もいらっしゃるようです。
前回の衆議院選挙で、元々C型肝炎(?)の原告だった、若くて美しい女性が立候補して、当選したのを覚えてますか?
あの方、今回は比例代表単独で立候補されたようですが、順位が単独最下位にされて落選確実です。
某与党政党からの離党者で新党が結成されたとき、元々の親分について行かずに党に残り、その後離党して別の政党に行ったようですが、選挙前に二つの政党が合流。
別の政党へ行ったつもりが、再び同じ政党になってしまい、けじめをつけられた・・・というところでしょう。
「絶対に潰されるだろうな」と思っていましたが、露骨に分かりやすい形で、命(政治生命)を獲られましたね。
ヤクザな世界なんですわ。
最後に・・・
「私の運命にも大きな影響を与えた・・・」と冒頭に書いておりましたが、私のかつての親分は、今から9年前の選挙で、前述の女性議員と同じ方法で、命を獲られました。
権力者に対して露骨に歯向かった訳ではないのですが・・・ね。
ま、選挙というのは、人殺し以外何でもアリの戦争です。
政治家としての命を獲るという意味では、内部抗争ならば殺しもOK。
怖い世界ですので、首を突っ込むのは、ほどほどにしておかないとね。
寒いったら、ありゃしない・・・。
でも、暑いとか寒いとか、疲れたとかつらいとか、贅沢を言っていられる状況ではありませんので、我慢するしかないですな。
さて、数日前にニュースで、「ある政党の比例名簿の提出が、大幅に遅れた」というニュースが流れていたのをご存知でしょうか?
政党名を出すと、公職選挙法に抵触する・・・と判断される可能性があるため控えておきますが、比例名簿の提出完了が深夜になったようですね~。
「比例名簿」って良く分からんでしょ?
私の運命にも大きな影響を与えた、「比例名簿」というものについて、少々ご説明しましょうか。
衆議院議員選挙に立候補しようとする人は、通常は「小選挙区」と言われる、市町村でブロック化された地域から立候補します。
例えば愛知県なら、名古屋市中区、北区、東区、西区で「愛知一区」という割り振りになっています。
この地域内で、一番多くの得票をした人が「当選」となるわけです。
現在の名古屋市長は、元々愛知一区から選出された衆議院議員でしたね。
さて、通常は「一番多くの得票をした人が当選」となる訳ですが、二番目、あるいは三番目に多く得票した人でも当選することがあります。
あるいは、小選挙区に立候補せずに、愛知、静岡、岐阜、三重の4県で構成された「東海ブロック」などという、もっと大きな地域で立候補する人もいます。
これが、「比例代表」と呼ばれるものです。
ややこしいですね~。
なぜ、こんなややこしい制度になっているかというと、「選挙制度を変えたときの、各政党の実力者による談合の結果」です。
「民意を反映させるため」などの、キレイ事の理由はたくさんありますけどね。
詳細は省きますが、「既成政党のベテラン議員が当選しやすいように調整された制度」であると断言できます。
さて、そろそろ本題。
「比例名簿」というものは、各政党が候補者に順位をつけて提出します。
「オマエは一番、アイツは二番」という順位のつけ方をする党もあれば、「全員一番」という順位のつけ方をする党もあります。
比例代表で各政党に割り振られる議席は、「東海ブロック」などの大きな地域ごとに、各政党の得票数によって決まります。
仮に、東海ブロックで、2議席を獲得した政党があったとしましょう。
「オマエは一番、アイツは二番」という順位のつけ方をしていた政党では、「オマエ」さんと、「アイツ」さんが当選となります。
「全員一番」という順位のつけ方をしていると、小選挙区で「惜しい負け方」をした人から上位2名が当選となります。
「惜しい負け方」とは、一番得票した人が10万票で、二番目に当選した人が9万9,999票だった・・・というようなケースです。
やはり、「全員一番」というような順位のつけ方をしたほうが、公平なような気がしますね~。
ニュースで話題になっていた某政党では、「この間まで国会議員だった人は全員一番。新人は全員最下位」などという順位付けをするとかしないとかで揉めて、名簿の提出が大幅に遅れたようです。
連中にとっては、国会議員様になれるか、失業者になるかの瀬戸際ですので、人間の醜さ全開の争いがなされていたことでしょう。
この争いの結果、落選確実にされた方もいらっしゃるようです。
前回の衆議院選挙で、元々C型肝炎(?)の原告だった、若くて美しい女性が立候補して、当選したのを覚えてますか?
あの方、今回は比例代表単独で立候補されたようですが、順位が単独最下位にされて落選確実です。
某与党政党からの離党者で新党が結成されたとき、元々の親分について行かずに党に残り、その後離党して別の政党に行ったようですが、選挙前に二つの政党が合流。
別の政党へ行ったつもりが、再び同じ政党になってしまい、けじめをつけられた・・・というところでしょう。
「絶対に潰されるだろうな」と思っていましたが、露骨に分かりやすい形で、命(政治生命)を獲られましたね。
ヤクザな世界なんですわ。
最後に・・・
「私の運命にも大きな影響を与えた・・・」と冒頭に書いておりましたが、私のかつての親分は、今から9年前の選挙で、前述の女性議員と同じ方法で、命を獲られました。
権力者に対して露骨に歯向かった訳ではないのですが・・・ね。
ま、選挙というのは、人殺し以外何でもアリの戦争です。
政治家としての命を獲るという意味では、内部抗争ならば殺しもOK。
怖い世界ですので、首を突っ込むのは、ほどほどにしておかないとね。