社長の独り言 2012/11/5
今週の行動方針 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2012/11/05(月) 07:40
季節の変わり目で、体調を崩しやすい季節。みなさん、いかがですか?
私自身、一年で一番体調を崩しやすい時期なので、十分に警戒しているつもりです。
さて、弊社のような「中小零細の金属屑商が生き残るためにはどうするべきか?」というようなことを、一応経営者である立場では考えざるを得ません。
典型的な労働集約型の産業であり、参入障壁が低い(誰でも始められる)仕事でもあります。
そんな仕事でも、大きな強みを持っていないと生き残ることが難しい・・・と感じる今日この頃です。
金属屑の排出量というパイに対して、競合者が多すぎるという需給バランスの乱れが経営環境を悪化させている訳ですね~。
競争の激化が、価格競争の激化という、一番分かりやすい形で表面化し、収益が悪化する傾向にあるわけです。
今日はボヤいている訳では無く、珍しく真面目に考えているのですが、我々の仕事の原点は、「体一つ」で金属屑に関わる事業を行っておられる方に見ることが出来ます。
例えば、空き缶を拾って回っている方なんかが、それに当てはまりますね。
これを「Aさん」としましょう。
Aさんは空き缶を拾い歩き、それを売却することで日銭を稼ぐことを覚えた。
しばらくすると競合者「Bさん」が現れ、自分の行動範囲内での空き缶の集荷量が落ちてきた。
Aさんは、「Bに負けない、もっと多くの空き缶を集める方法は無いか」と考えた。
考えた末、Aさんは自転車を購入することにした。
自転車なら広範囲の空き缶を拾って回ることが出来るし、競合者が行けない地域にも進出し、スピードも、持ち歩ける量も増える。
当然の話ですが、やがてはBさんも自転車を購入して、条件は同じになってしまいます。
ここで、Aさんは考えた。
「Bに真似が出来ないことをやる必要がある!」と。
このあたりから、空き缶拾い事業の方向性が分かれてくるかと思います。
例えば、「トラックを購入して、さらに大規模な空き缶拾い事業を行おう!」という考え方もあるでしょう。
「空き缶拾いスタッフを雇おう」、「保管場所を借りよう!」なんて考えもあるでしょう。
このあたりの考え方は、「インフラ重視」の考え方かと思います。
競合者を圧倒するインフラを整備し、自転車で空き缶を拾っているBさんと違うステージに行くことを志向した考え方ですね。
少々違った考え方で、「自治会などに声を掛けて空き缶を集めてもらおう」とか、自動販売機の管理会社と話をつけよう」なんて考えるかもしれません。
Aさんが、インフラ投資を行う余裕が無い場合は、このような発想になるでしょう。
「アイディア重視」の考え方でしょうか。
従来、金属屑に関わる業界は、各社それぞれの創意工夫と努力で発展してきたのだと思います。
ここからしばらくはボヤキですが、現在の金属屑業を取り巻く状況というのは、上記の例のような創意工夫や努力が、もはや通用しないほどに成熟、あるいは競争が激化した状況だと考えています。
ある程度淘汰が進んで、インフラの面でも、アイディアの面でも優れた事業者しか生き残れていないほど、我々金属屑の業界も成熟しているという見方をしております。
さあ、どうしましょう?
インフラ整備競争や、アイディア競争では、「現状維持」以上のことが望めない状況・・・かも?
社会の末端的業種・職業と見做されてきて、隙間産業であった我々の仕事にも、大資本が進出して来そうな雰囲気。
「金属屑業の大手」なんて言っても、本当の大資本に攻めてこられたら赤子の手を捻るようなもの。
しかも、それが国策・・・?
このような認識の下、最悪でも隙間で現状維持を図り、新たな観点で変化、成長を目論むというのが、最近の私に課せられた課題です。
従来どおりの仕事を大切にしながら、余力の全力をもって変化のための動きをしております。はい。
ややこしい話ですが、月初の月曜日ですので、今週・今月の行動指針表明でした。
私自身、一年で一番体調を崩しやすい時期なので、十分に警戒しているつもりです。
さて、弊社のような「中小零細の金属屑商が生き残るためにはどうするべきか?」というようなことを、一応経営者である立場では考えざるを得ません。
典型的な労働集約型の産業であり、参入障壁が低い(誰でも始められる)仕事でもあります。
そんな仕事でも、大きな強みを持っていないと生き残ることが難しい・・・と感じる今日この頃です。
金属屑の排出量というパイに対して、競合者が多すぎるという需給バランスの乱れが経営環境を悪化させている訳ですね~。
競争の激化が、価格競争の激化という、一番分かりやすい形で表面化し、収益が悪化する傾向にあるわけです。
今日はボヤいている訳では無く、珍しく真面目に考えているのですが、我々の仕事の原点は、「体一つ」で金属屑に関わる事業を行っておられる方に見ることが出来ます。
例えば、空き缶を拾って回っている方なんかが、それに当てはまりますね。
これを「Aさん」としましょう。
Aさんは空き缶を拾い歩き、それを売却することで日銭を稼ぐことを覚えた。
しばらくすると競合者「Bさん」が現れ、自分の行動範囲内での空き缶の集荷量が落ちてきた。
Aさんは、「Bに負けない、もっと多くの空き缶を集める方法は無いか」と考えた。
考えた末、Aさんは自転車を購入することにした。
自転車なら広範囲の空き缶を拾って回ることが出来るし、競合者が行けない地域にも進出し、スピードも、持ち歩ける量も増える。
当然の話ですが、やがてはBさんも自転車を購入して、条件は同じになってしまいます。
ここで、Aさんは考えた。
「Bに真似が出来ないことをやる必要がある!」と。
このあたりから、空き缶拾い事業の方向性が分かれてくるかと思います。
例えば、「トラックを購入して、さらに大規模な空き缶拾い事業を行おう!」という考え方もあるでしょう。
「空き缶拾いスタッフを雇おう」、「保管場所を借りよう!」なんて考えもあるでしょう。
このあたりの考え方は、「インフラ重視」の考え方かと思います。
競合者を圧倒するインフラを整備し、自転車で空き缶を拾っているBさんと違うステージに行くことを志向した考え方ですね。
少々違った考え方で、「自治会などに声を掛けて空き缶を集めてもらおう」とか、自動販売機の管理会社と話をつけよう」なんて考えるかもしれません。
Aさんが、インフラ投資を行う余裕が無い場合は、このような発想になるでしょう。
「アイディア重視」の考え方でしょうか。
従来、金属屑に関わる業界は、各社それぞれの創意工夫と努力で発展してきたのだと思います。
ここからしばらくはボヤキですが、現在の金属屑業を取り巻く状況というのは、上記の例のような創意工夫や努力が、もはや通用しないほどに成熟、あるいは競争が激化した状況だと考えています。
ある程度淘汰が進んで、インフラの面でも、アイディアの面でも優れた事業者しか生き残れていないほど、我々金属屑の業界も成熟しているという見方をしております。
さあ、どうしましょう?
インフラ整備競争や、アイディア競争では、「現状維持」以上のことが望めない状況・・・かも?
社会の末端的業種・職業と見做されてきて、隙間産業であった我々の仕事にも、大資本が進出して来そうな雰囲気。
「金属屑業の大手」なんて言っても、本当の大資本に攻めてこられたら赤子の手を捻るようなもの。
しかも、それが国策・・・?
このような認識の下、最悪でも隙間で現状維持を図り、新たな観点で変化、成長を目論むというのが、最近の私に課せられた課題です。
従来どおりの仕事を大切にしながら、余力の全力をもって変化のための動きをしております。はい。
ややこしい話ですが、月初の月曜日ですので、今週・今月の行動指針表明でした。