社長の独り言 2011/6/30
やっぱり暑さで壊れました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2011/06/30(木) 05:57
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前回のブログでは「暑すぎていろんなものが壊れる!」と書きましたが、案の定、またもや故障が発生しました。
28日(火)、私は大阪から北陸方面にトラックを走らせていました。
午前一時に起床し、名神京都南インターから京都東インターへ。
京都東インターチェンジからは、琵琶湖の西・・・というか、北だと思うんだけど、信号が非常に少ない、元々有料道路だった区間も含むような、非常に快適に走れるバイパス道路が走っています。
このため、福井県の北陸自動車道敦賀インターチェンジまでは、大きく南へ迂回する名神高速で走るのと、ほぼ一直線にを走る国道バイパスを走るのも、所要時間に大きな差が無いため、私はいつも経費削減になる一般道ルートを選んで走っています。
この一般道を走り、琵琶湖とも離れていよいよ福井県へと向かう地点では峠に差し掛かります。
「追坂峠」という峠から始まって、「国境(まさに近江の国と若狭の国の国境)」という峠が長く連続するのですが、トラブルはここから始まりました。
私の前を走っていたのは、重そうな鋼材を積んだ大型トラック。
追坂峠には、低速車が走るための、いわゆる登坂車線がありますので、鋼材を積んだトラックは登坂車線へと避けてくれました。
「よ~し。ペースを上げて走るぞ~」と追越車線でアクセルを踏み込んだのですが、全くスピードが上がらない・・・。
30kmで走る鋼材を積んだトラックを、35km程度で辛うじて追い抜くという、なんとも情けない有様でした。
「???」
私のトラックは空荷。通常、空荷なら、トップ(6速)で軽々と50km程度で登っていくハズなのに???
先日のブログで「故障するなら自分が運転していないときに!」と書いたこともあり、イヤ~な予感が脳裏をよぎりました。
その後、ヨタヨタと時速30km程度で国境(峠)を登りきり、一旦トラックを止めて点検を開始しました。
タイヤ、エアフィルターなどを一通り点検しましたが異常なし。とりあえず、峠を登りきったので、敦賀市までは下り坂が続くので山を降りはじめました。
「あれ?直ったかな?」と思わせるほど、下りは順調そのもの。
「新疋田」というあたりからは平坦地に入るため、エンジンの回転があがるかを運転しながらチェック。
クラッチを切ってみてアクセルを踏み込むと、反応は鈍いながらも3000回転程度(レッドゾーン手前)まで回転は上がるようです。
「これなら何とかなるだろ~」と、能天気な私が慎重な私に勝ち、敦賀インターチェンジから北陸自動車道へ。
敦賀インターチェンジから北陸方面へは、結構な急勾配が続くのですが、やっぱり全く登らない。
いくらフルスロットルにしても、35km程度しかスピードが出ない・・・(高速道路でですよ!)
「こりゃダメかな?引き返すか。」と考えるのですが、次のインターチェンジがある「武生」付近になると、下り坂と越前平野にはいったことによる平坦道路になるので、順調に75km程度まではスピードアップできるのです。
「う~ん。やっぱり行けるかな?」
後から思い出すとバカなことをしたと思うのですが、「引き返そうかな?」と思うと、ある程度順調に走れてしまうという、非常に判断に苦しむ状況だったのです。
ま、結局福井インターもそのまま通過し、次の福井北インターが近づくと、越前平野の終わりに差し掛かることもあって、ほんの少しだけアップダウンがあるようになります。
普段なら、アップダウンがあると気付かないような、わずかな上りであっても、私のトラックは急速に速度を下げ、せいぜい50km程度でバタバタと走っているような有様となり、さすがに北陸行きを断念。
福井北インターで高速を下り、高速道を引き返すのは大変不安だったので、国道8号線で引き返すことにしました。
それまでに全てのサービスエリアで停車して状況を見て回ったりした経験から、「エンジンを一旦切ると、なぜか数十秒間のみ普通に走れる」こと、「その後はいくらアクセルを踏んでも加速しないし、逆に踏みすぎると失速が酷くなる」そして「下り坂や平地ならほぼ通常通り走れるが、上りは、ほんのわずかな上りも全くダメ」ことを経験していましたので、「上り坂が近づくと一旦停車させてエンジンを切る」「再出発して登れるだけ上り、失速しそうになったら、再び停車してエンジンを切る」
という、気の遠くなりそうな、地道な運転で帰ることにしました。
途中、険しい(?)峠道を少しづつ敦賀へと戻りはじめ、ようやく敦賀へと戻れたのは午前7時ごろ。
福井北から約50kmの距離を、2時間半以上かけて戻ってくることが出来ました。
この後も関が原での苦闘等があるのですが、さすがにくどいので割愛。
結局、燃料フィルターのつまりが原因で、燃料がエンジンにわずかしか送られなかったために、走らなかったというのが原因なんですけどね・・・。
名古屋営業所近くの、なじみの修理工場が、即日部品交換してくれて修理してくれましたよ。
そういえば、朝7時ごろにようやく敦賀まで帰り着いたとき、反対車線を一台のトラックが北陸方面へ向かって走って行ったなあ・・・
運転席扉に、ゴジラみたいな怪獣が火を噴いているステッカーでおなじみ(?)の、よ~く私の知る会社のトラックじゃないの。
今は朝7時・・・ここは敦賀ですけど?ちょっとイカレてる?
などと、自分のことは棚に上げて、人様の会社に悪態ついておりました。
ま~、みんな頑張ってるんですね~。
この約3時間ほど後、その会社の社長(厳密には通訳係の営業課長)から、全く別件で電話をもらって話をしていたのですが、「おたくの会社も、やりまんな~」と言う勇気は無く、ここでこっそりと書いておくことにしよう・・・。
最後に・・・
28日(火)の予定をキャンセルしてしまったため、修理が出来た翌29日(水)に名古屋から北陸へ行ってまいりました。
北陸からの帰り道のことです。
29日14時過ぎ、国道41号線の数河峠(高山側)のヘアピンカーブ手前で、「クマ」が国道脇に座り込んでましたよ。
正真正銘の、「熊」 「bear」です。
「おっ。クマだわ。さすがにこれだけ暑いと、クマも出るか~。はっはっは~」と私は笑っていましたが、私のすぐ後ろをオートバイが走っていたのですが、姿が見えなくなったなあ~。
「はっはっは~。ザマアミロ」(注:ライダーは私に何も悪いことをしていない)
「気い付けや~。クマに襲われても、暑いからオレは助けへんで~。」
「このクソ暑いのに、クマと戦ってられるか!」
ウチのボロトラック、暑い日は「暖房全開」で峠道を走らないとオーバーヒートするため、この時は私の頭の中がオーバーヒート気味でした。
ライダーさんが無事であったことを心からお祈り申し上げます。
前回のブログでは「暑すぎていろんなものが壊れる!」と書きましたが、案の定、またもや故障が発生しました。
28日(火)、私は大阪から北陸方面にトラックを走らせていました。
午前一時に起床し、名神京都南インターから京都東インターへ。
京都東インターチェンジからは、琵琶湖の西・・・というか、北だと思うんだけど、信号が非常に少ない、元々有料道路だった区間も含むような、非常に快適に走れるバイパス道路が走っています。
このため、福井県の北陸自動車道敦賀インターチェンジまでは、大きく南へ迂回する名神高速で走るのと、ほぼ一直線にを走る国道バイパスを走るのも、所要時間に大きな差が無いため、私はいつも経費削減になる一般道ルートを選んで走っています。
この一般道を走り、琵琶湖とも離れていよいよ福井県へと向かう地点では峠に差し掛かります。
「追坂峠」という峠から始まって、「国境(まさに近江の国と若狭の国の国境)」という峠が長く連続するのですが、トラブルはここから始まりました。
私の前を走っていたのは、重そうな鋼材を積んだ大型トラック。
追坂峠には、低速車が走るための、いわゆる登坂車線がありますので、鋼材を積んだトラックは登坂車線へと避けてくれました。
「よ~し。ペースを上げて走るぞ~」と追越車線でアクセルを踏み込んだのですが、全くスピードが上がらない・・・。
30kmで走る鋼材を積んだトラックを、35km程度で辛うじて追い抜くという、なんとも情けない有様でした。
「???」
私のトラックは空荷。通常、空荷なら、トップ(6速)で軽々と50km程度で登っていくハズなのに???
先日のブログで「故障するなら自分が運転していないときに!」と書いたこともあり、イヤ~な予感が脳裏をよぎりました。
その後、ヨタヨタと時速30km程度で国境(峠)を登りきり、一旦トラックを止めて点検を開始しました。
タイヤ、エアフィルターなどを一通り点検しましたが異常なし。とりあえず、峠を登りきったので、敦賀市までは下り坂が続くので山を降りはじめました。
「あれ?直ったかな?」と思わせるほど、下りは順調そのもの。
「新疋田」というあたりからは平坦地に入るため、エンジンの回転があがるかを運転しながらチェック。
クラッチを切ってみてアクセルを踏み込むと、反応は鈍いながらも3000回転程度(レッドゾーン手前)まで回転は上がるようです。
「これなら何とかなるだろ~」と、能天気な私が慎重な私に勝ち、敦賀インターチェンジから北陸自動車道へ。
敦賀インターチェンジから北陸方面へは、結構な急勾配が続くのですが、やっぱり全く登らない。
いくらフルスロットルにしても、35km程度しかスピードが出ない・・・(高速道路でですよ!)
「こりゃダメかな?引き返すか。」と考えるのですが、次のインターチェンジがある「武生」付近になると、下り坂と越前平野にはいったことによる平坦道路になるので、順調に75km程度まではスピードアップできるのです。
「う~ん。やっぱり行けるかな?」
後から思い出すとバカなことをしたと思うのですが、「引き返そうかな?」と思うと、ある程度順調に走れてしまうという、非常に判断に苦しむ状況だったのです。
ま、結局福井インターもそのまま通過し、次の福井北インターが近づくと、越前平野の終わりに差し掛かることもあって、ほんの少しだけアップダウンがあるようになります。
普段なら、アップダウンがあると気付かないような、わずかな上りであっても、私のトラックは急速に速度を下げ、せいぜい50km程度でバタバタと走っているような有様となり、さすがに北陸行きを断念。
福井北インターで高速を下り、高速道を引き返すのは大変不安だったので、国道8号線で引き返すことにしました。
それまでに全てのサービスエリアで停車して状況を見て回ったりした経験から、「エンジンを一旦切ると、なぜか数十秒間のみ普通に走れる」こと、「その後はいくらアクセルを踏んでも加速しないし、逆に踏みすぎると失速が酷くなる」そして「下り坂や平地ならほぼ通常通り走れるが、上りは、ほんのわずかな上りも全くダメ」ことを経験していましたので、「上り坂が近づくと一旦停車させてエンジンを切る」「再出発して登れるだけ上り、失速しそうになったら、再び停車してエンジンを切る」
という、気の遠くなりそうな、地道な運転で帰ることにしました。
途中、険しい(?)峠道を少しづつ敦賀へと戻りはじめ、ようやく敦賀へと戻れたのは午前7時ごろ。
福井北から約50kmの距離を、2時間半以上かけて戻ってくることが出来ました。
この後も関が原での苦闘等があるのですが、さすがにくどいので割愛。
結局、燃料フィルターのつまりが原因で、燃料がエンジンにわずかしか送られなかったために、走らなかったというのが原因なんですけどね・・・。
名古屋営業所近くの、なじみの修理工場が、即日部品交換してくれて修理してくれましたよ。
そういえば、朝7時ごろにようやく敦賀まで帰り着いたとき、反対車線を一台のトラックが北陸方面へ向かって走って行ったなあ・・・
運転席扉に、ゴジラみたいな怪獣が火を噴いているステッカーでおなじみ(?)の、よ~く私の知る会社のトラックじゃないの。
今は朝7時・・・ここは敦賀ですけど?ちょっとイカレてる?
などと、自分のことは棚に上げて、人様の会社に悪態ついておりました。
ま~、みんな頑張ってるんですね~。
この約3時間ほど後、その会社の社長(厳密には通訳係の営業課長)から、全く別件で電話をもらって話をしていたのですが、「おたくの会社も、やりまんな~」と言う勇気は無く、ここでこっそりと書いておくことにしよう・・・。
最後に・・・
28日(火)の予定をキャンセルしてしまったため、修理が出来た翌29日(水)に名古屋から北陸へ行ってまいりました。
北陸からの帰り道のことです。
29日14時過ぎ、国道41号線の数河峠(高山側)のヘアピンカーブ手前で、「クマ」が国道脇に座り込んでましたよ。
正真正銘の、「熊」 「bear」です。
「おっ。クマだわ。さすがにこれだけ暑いと、クマも出るか~。はっはっは~」と私は笑っていましたが、私のすぐ後ろをオートバイが走っていたのですが、姿が見えなくなったなあ~。
「はっはっは~。ザマアミロ」(注:ライダーは私に何も悪いことをしていない)
「気い付けや~。クマに襲われても、暑いからオレは助けへんで~。」
「このクソ暑いのに、クマと戦ってられるか!」
ウチのボロトラック、暑い日は「暖房全開」で峠道を走らないとオーバーヒートするため、この時は私の頭の中がオーバーヒート気味でした。
ライダーさんが無事であったことを心からお祈り申し上げます。
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