基板・廃棄基板・廃棄PC　　　　　　　デラざっぴん㈱　052-938-8040

LMEは3日連続の下げ。

下げ幅は、銅で5.4％の大幅下げで、他の全ての非鉄金属および貴金属も下落しています。

銅で言えば、昨日建値が65万円から63万円に引き下げられたばかりですが、現在の相場ならトン60万円程度が適正であろうし、場合によっては、もう一段安い設定がなされても不思議ではない。

今朝は頭を抱えておられる仲間も多いかも知れませんし、「ニヤッ」とされているお方もおられるでしょう。

12月1日に銅建値が65万円を回復し、この2週間ほどの間で在庫をずいぶん軽くされた方は「ニヤッ」でしょうし、買取価格を引き上げただけで、売却しなかった方には、少々面白くない話でしょう。

おそらくこれから約2ヶ月間、「売るに売れない」状況が予想されます・・・。


弊社はどうかな？

私自身は、EUの混乱は未だ始まったばかりだと、このブログでも書かせて頂いているつもりですし、社の方針も、この2週間ほどの間は在庫売却に全力を挙げていたハズです。


問題は実行できていたかどうか？

実はここ2日間ほど出張しておりまして、現場の状況をあまりよく把握していません。

まあ大丈夫だろう・・・。

少なくとも、大損するような状況にならないことは、この目で確認して出発していますので。


もう一度、今のEUの状況を整理してみましょう。

・EU危機は、何ら問題解決に向けて前進していない。

・時間延ばしの策については、世界が協調して実施している。

・イタリア・スペインなど、経済規模の大きな国家へ危機が波及しつつある。

・最悪の場合、中国大失速の可能性も十分に考えられる。

という状況に変化ありません。


臆病だと笑われるかもしれませんが、周りの状況に細心の注意を払わないと大損しまっせ。

ウチは「臆病者」と笑われても生き残ってやる・・・。


今日は出先からお昼頃に一旦大阪へ戻り、その後名古屋入り。

深夜か明日早朝に再び大阪へ向かい、淡路島で荷物を積んでから、夜に名古屋戻りのスケジュールとなります。

忙しいのは大変結構。

儲かれば言うことないのだが。

検索エンジンでこのページに着かれた方、弊社の買取価格につきましてはこちらをご参照ください。

12月15日、金属スクラップの買取価格を変更し、銅スクラップのほぼ全ての商品について数パーセントのダウンとなりました。

12月14日に国内銅建値は－2万円となり、さらに日本時間夜の欧米市場において5％以上の大幅続落を記録。

現状では、国内銅建値がさらに－3万円程度した金額が適正価格ですので、本日の引き下げとなりました。

なお、本日の価格改定は、年末年始のリスクを反映しておりませんので、相場回復がなければ、次週以降は更なる価格引下げが全国的に実施される見込みです。

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