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社長の独り言 2015/9

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案内人稼業 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/09/16(水) 06:17


月曜日より海外からの「要人」が来日しておりまして、様々な打ち合わせを行ったり、各地へ見学に連れて行ったりで、デスクワークを行う時間がありません。



もちろん「要人」と言っても、それは私にとっての要人だけであって、日本国にとっては、ありふれたビジネスマンの来日・・・ということであることは言うまでもありません。





現在、私がチカラを入れているのは、海外向きの新商品・・・というか、新しいアイテムの開拓です。



海外向きの中古商品といえば、家電製品やミシン、そして当社が力を入れている自転車などがメインとなる商品ですが、現在では過当競争気味でして、これらの商品では十分な利益を上げることが困難になっています。



となれば、何か新しい商品を・・・と考えるのは自然な流れでして、海外出張時には、そんな目線で街や店舗を視察しています。



「売り方」である日本サイドの目線では、「この商品はイケル!」と感じる商品でも、「買い方」である外国のお客さんにとっては理解できない事柄も多くあります。



そうなると日本の状況を視察してもらった方が話が早い訳でして、今回は案内を買って出たわけです。





外国人を案内するのは初めての経験ですが、思ったよりも大変ですねえ~。



言葉の問題ももちろんですが、朝から晩まで外出していることになりますので、メールチェックや資料の確認といった、デスクワークが全く手に付きません。



深夜から早朝までの時間帯を使って事務仕事を行うしかない・・・とは分かっているものの、夜はしたたかに酒を飲んで帰って来た後ですし、早朝5時~のわずかな時間を使って全ての事務仕事を行うしかありませんわ。




愚痴っぽくなりましたが、事務仕事をやっているよりも、取引先外国人の案内をした方が、中・長期的には「ゼニ」に結びつくことは確実です。


今から残り約一週間は、「案内人」に専念したいと思います。





本日は、名古屋を出発して大阪方面を案内する予定です。


時間がないので、本日はここまで~。





小ネタ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/09/14(月) 05:53



まずは、巨大なゴミ箱みたいな機械をご紹介しましょう。


無駄遣いという意味では、本当にゴミ機械なのですが・・・。



画像は、「コミュニティ サイクル」の貸出機(?)です。





「コミュニティ サイクル」って何のことかと申しますと、要はレンタル・サイクルのことです。



ただ、レンタルサイクルとは少し違うところもあります。



レンタルサイクルだと、例えば渋谷駅前のレンタルサイクル屋さんで自転車を借りた場合、当然同じ店に返却しなければなりません。


一方、コミュニティ サイクルは、例えば渋谷駅前で借りたものを、新宿駅前で返却してもOK・・・という考え方になります。





レンタサイクルとコミュニティ サイクル、両者にはハッキリ言って、大した違いはありません。


区別して呼ぶ必要があるのかさえも疑問です。



あえて両者の違うところを挙げるならば、国土交通省、環境省、地方自治体などの役所が介在しているのが、コミュニティ サイクルだということでしょう。





海外都市での利用例をモデルにして役所が推進しているのか、それともテストしているだけなのか知りませんが、とにかく酷いものです。



何が酷いかを説明するのにも面倒なので、一言で申します。



お役所仕事丸出しの発想のもとでシステムを構築するものだから、費用対効果や利便性の面でダメな仕組みになっている・・・ということです。




「地域公共交通」なんていう大義名分の下、すでに民営で存在するレンタサイクルを凌ぐシステムを役所が構築できるか?



世の中、そんな甘いものじゃありません。



市民(顧客)の支持を得られるようなシステムを、公営で導入して構築できるくらいなら、ビジネスチャンスを虎視眈々と狙う民営の事業者は間抜けばかり・・・ということになります。



税金の無駄遣いの省庁・・・いや、象徴みたいなものです。








毒づくのはこのくらいにしておきましょう。




2枚目の画像は、ウチの墓です。





「ウチの」と申しましたが、私は二男坊ですから、正確ではないかもしれません。


「本家の墓」というような表現が正確になるんですかねえ?





ウチは先祖伝来の土地を持つ百姓ではありませんし、本家も分家もヘタクレも無いのが実態です。


ただ、「家」というものを誰かが継承して行くという思想は世の中に根強い。





そりゃあ、元首である天皇家がそういう思想ですからねえ。


私はそんなものに何の興味もないし、思想的にも合わないので、墓守をはじめとする面倒なことは長男である兄にお願いしたい・・・このように考えております。





そんな私ですので、これまで生きてきた40数年の中で、墓参りなんて10回も行っていないと思います。


墓は福井県にあるのですが、自分自身は生まれも育ちも別の地方ですから、愛着もあまり無い。


墓に入っている祖父母以前の人物は、私が生まれる前にはすでに全員故人でしたから、見知った人物も入っていません。


そりゃ、わざわざ墓参りに行こうという気にはなりませんわ。





ただ2年前に父親が亡くなって、この墓に納骨してからは少し状況が変わったかなと思います。


初盆だ、一周忌だと、何度か墓のある寺に足を運ぶ機会が出来ました。





そこで、ある事実に気づいたのです。





画像の墓、供花が供えられているのですが、実は私が供えたものではありません。


私は、百円ショップで現地調達した線香に、コンビニで同じく調達したタバコ、ビールを供えただけです。




この約2年間の間で、4回目の墓参りになったと思うのですが、いつも新しい花が供えられている。


誰がやってくれているのかも不明。


確かに親戚が近くにいるとは思うのですが、私の代では顔を名前も知らない人ばかりです。


よく分かりませんが、少なくとも自分の知らない範囲で、いつも墓を気にかけてくれている人がいる訳です。





う~ん。


この供花が故人の人生を表現しているのだろうなと思いまして、少し自分の生き様を考えることになりました。


今日はこれまで。





洪水被害ありませんか? - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/09/11(金) 05:58


関東から東北にかけての豪雨による被害は深刻なようです。


埼玉県加須市にある当社関東営業所周辺では、冠水等の直接的被害は無いものの、国道の一部通行止めに伴う交通マヒ等の影響はあるようです。





現在、出張の形で関東営業所に赴任中の当社すずしげ君、加須から都内へ出るのに大変な思いをしたらしく、プンプンと怒っていました。



住宅街にまで大型トラックが侵入してきて身動きできなくなったり、深く浸水している場所にプリウスが突っ込んで行って身動き出来なくなったり・・・。



こういう時、ごく一部のアホウが被害を拡大するものなのですねえ。





私はカンボジアで洪水に見舞われ、番頭のスズシゲ君は埼玉で洪水に見舞われる。



加須市の関東営業所付近は、かつて何度となく渡良瀬川、利根川の洪水に見舞われた地域であるようですし、愛知県の中部ヤードも木曽川、長良川、揖斐川の三川が氾濫すると、ひとたまりもない地域です。



家賃の安い場所には、それなりの理由がある訳でして、洪水に見舞われると水没する・・・くらいのことは覚悟しないといけないのかもしれません。





今日は少しだけ「市況」のお話を・・・



金(GOLD)の相場がお寒いですが、中古自転車の相場もお寒くなってきております。



約2か月の間で、ママチャリの相場は最大2割の下落が記録されているそうです。





半年少しほど前からでしょうか?



中近東の某国向け・・・ということで、ママチャリの価格が結構高騰しているという噂だったのですが、予想通り一過性のものでした。



現在では元の価格に収束しつつあり、高値で買い取りせざるを得なかった同業の仲間も泣いております・・・。





末端の高値買取競争に参加すると、コレでやられるんですよねえ。



苦労して「チャリンチャリン」と小銭を溜め込んでいるのに、急激な相場下落で全てが水の泡。



そんな仕事はやらない方がマシですので、一時的な高騰に付き合うというか、無理に張り合ったような買い付けを当社では行いません。



市の放置自転車の入札で、一台2,000円を超えるような落札価格が出るなんていう状況が長く続くハズがありませんよね~。







以前にも一度申し上げた記憶がありますが、中古自転車の価格というのは決まっています。



FOB価格で、1台あたりママチャリがUS15ドル、ストレートがUS12ドル。



これが長きにわたって続いている、適正価格です。





中古自転車という商品は、輸出先国での小売販売価格で、新車価格の30%から50%にならないといけません。



今は新品の自転車が1万円(US80ドル)程度で売られていることはご存知かと思います。




すると、中古自転車の小売価格は、25~40ドルの範囲内ということになります。





日本の港で1台あたり12~15ドルで仕入れ、1台あたり5~10ドル程度の運賃や税金を支払って海外へ運ぶ。



さらに1台あたり10ドル程度の費用をかけて修理と仕上げを行い、その後はじめて中古自転車として店頭に並ぶことになります。





計算していくと、中古自転車に適正価格が存在する・・・ということが良くお分かりいただけると思います。



一台あたりの利益がわずか1ドル、2ドルの世界ですから、為替の大幅な変動がない限り、それほど価格が変わるものではないのですわ。



裏を返せば、「それなりに安定している」とも言えるわけです。



今日はこのへんで。






台風接近中 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/09/09(水) 06:31


台風18号は、今日午前中に東海地方へ上陸する見込み・・・との予報が出ております。


今朝は名古屋市も愛西市も暴風警報が発令され、私の自宅でも暴風警報が出ています。


比較的小型の台風ではありますが、風には十分な注意が必要かと思いますので、皆さん安全第一でよろしくお願いします。





さて、先週は海外出張へ出掛けていたのですが、帰国後に体調や仕事の調子を出発前と同じ状態に戻すのには、毎回苦労させられます。


体調や仕事の調子が乱れる原因は、生活リズムの乱れと食生活・・・で間違いないと思います。





日本と東南アジア地域では、時差が2時間程度。


これに加えて、出張中は日本ではあり得ないほどの夜更かしをします。



現地時間の深夜2時、3時くらいまで起きていることが多いですから、日本時間で明け方の4時、5時という、平素私が起床している時間まで起きている計算になります。


完全に昼夜逆転の生活です。





この昼夜逆転のリズムを完全に元に戻すまでには、3~4日必要ですね。


リズムが戻るまでの間、私にとって仕事の最適時間帯である早朝を、「ボケー」と何も手につかずに過ごすことになります。


脳ミソが寝ているんです~。





ようやく今朝くらいから回復を自覚してきたのですが、事前の仕込み(?)が不十分のため、本日のブログは旅の写真集・・・みたいなものでお許しください。





まずは最初の訪問地、台北から~。


「中正紀念堂」という、蒋介石の記念施設です。



台湾の「三大観光名所」とされているそうですが、見所はゼロ。


そもそも蒋介石の記念施設に行って喜ぶ日本人はいませんし、施設も何もかもがショボイ。








「故宮博物院」です。


一言で言えば、国民党が台湾へ逃れてくる際に持ってきた宝物の展示場です。



約3割の所蔵品を精選して台北へと運んだということで、それなりの博物館なのですが、展示物が小さい(持ち運びが容易)という印象です。


世界四大博物館の一つ・・・なんて言われる事もありますが、それはさすがにオーバーすぎるでしょ?






次はカンボジアです。



トゥクトゥク(三輪軽トラック)に、一体何台の自転車を積んでいるのでしょう?


スーパーカブの後部に大八車を連結したようなものなのに、どう見ても軽く30台は積んでいます。


ウチも見習わないといけないかな?









2014年にオープンした、プノンペンのイオンです。


平日の日中でしたが、それなりのお客さんが入っていました。


日本の食材やレストランがありますから、現地駐在員になれば毎週でも訪れたくなるのではないでしょうか?





それでは今日はこのへんで!



2015.9月度 中古自転車寄付活動 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -

投稿日時:2015/09/07(月) 07:41


先週、カンボジアにて中古自転車の寄付活動を行っておりました。





今回は2つの施設へ寄付を行いました。



写真は一ヵ所目の寄付先ですが、歓迎と御礼のイベントを開催していただいたのですが、画像のような民族舞踊を披露してもらいました。





ここは孤児などが身を寄せている施設なのですが、食糧にも困窮しているほどの場所です。



最近その窮状が話題となり、政府や国際機関の支援を受けることが出来たそうですが、我々も学校へ通うための自転車を寄付してきました。









2カ所目も主に孤児の施設です。



多くの有志によって支えられ、比較的整備された施設でしたが、学校へ通うのに20人ほどがトゥクトゥク(軽三輪の簡易タクシー)に相乗りして行かなければならない状況でした。



最初の施設も同様なのですが、「通学の手助け」を、寄付活動の主な目的としています。





施設も子供たちも、放っておけば待っているのは貧困の連鎖だけです。



その連鎖を断ち切るには、教育を与えるほか無い・・・と考えております。





多くの日本人有志が、善意で学校を建設してくれたるなどのハードを提供してくれているのですが、最近ではソフト面の問題が出てきているそうです。



たとえば、学校という箱はあっても、肝心の教師が足りない、いないという問題もあるそうです。



ポルポト時代に、教師や医者、弁護士といった知識層は皆殺しの対象になりましたので、その悪影響が残っているそうです。




そんな中で、学校は出来たけれども徒歩で通学することが困難・・・という問題を解決する一助になることを目論んで、中古自転車の寄付を行っています。




自分に出来ることは、ほんの小さなことなんですけどね~。




前回の寄付時にも書きましたが、日本で自転車を回収して、現地へ送り、修理して、現地で現実に寄付するためには約4,500円の経費が必要です。



今回は30台の自転車を寄付しましたので、総費用は約135,000円ということになります。





これだけの費用を、当社が負担して寄付し続けることは困難です。



一回や二回なら良いのですが、さすがに何十回もこれを続けるのは無理です・・・。





当社のような零細企業一社が出来ることは小さいですから、様々な企業の助けを得て、現在の活動を行っているのです。



具体的には、日本国内で無償で譲っていただいた中古自転車の一部を現地国にて売却し、その売却益を寄付自転車の諸経費に充てるという方法です。





この方法、世の中の実態を知る多くの方には、「そりゃそうだ。合理的だ」と評価いただいているのですが、一部売却という点で賛否両論があると思っています。



まだ直接に批判的なご意見を頂いたことはありませんが、その節には「アナタが諸経費を負担してくれるなら、全台を寄付しますよ」と申し上げるつもりです。はい。









そんなカンボジアで、洪水に見舞われました。



発展途上国では当たり前なのでしょうが、数時間大雨に見舞われると、すぐに市街地が水没してしまいます。



今回実際に洪水を体感して、自分の商売の裏付け(?)が取れたように思います。



例えば、「カンボジアでは折りたたみ自転車が売れない」という実態があります。


なぜか?



こんな洪水の中、車輪の小さな折りたたみ自転車では、水の中を走りにくいですね?



洪水になったら、画像のような状況でも自転車に乗って家に帰らないといけない訳ですから、そりゃあ車輪の大きな自転車の方が良いに決まっています。



「そりゃ売れないわな」と、妙に納得してしまいました。







最後にサービス(?)です。





洪水の中を空港へ向かって走っていると、KTV(カラオケ屋)さんが立ち並ぶ地域を通過しました。



日本のカラオケボックスとは違い、ホステスのお姉さんが横に座ってビールを注いでくれたりするのですが、洪水の中でも営業中のようですね~。



さすがに閑古鳥が鳴いているように見受けられますが、こういうところを通過すると、何となくワクワクしてしまう助平なオッサンでした。







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