社長の独り言 2015/3
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引越しました - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/03/18(水) 06:44
私事で恐縮ですが、昨日自宅を引っ越しました。
いわゆる「夜逃げ・・・」ではありません。
家族が住む自宅ですから、キチンと各種の手続きをしなければなりません。
今から約3週間前に引越日が決まっていたのですが、海外出張をはじめとして、ちょうど多忙な時期と重なってしまいまして・・・。
このため、引越日の前日と、当日の午前中だけで、全ての荷造りをすることになりました。
さすがに「大丈夫かな?」と、大きな不安を抱えての準備でした。
これまで何度も引越しの経験がありますが、十分な準備を行ったうえでの引越だったんです。
こう見えても(?)割と細かいところがありますので、例えばキチンと引越先の部屋の採寸を行ったうえでレイアウトを決めておきます。
サイズが合わないために、廃棄しなければならない家具が出てきますし、新たに購入しなければならない家具も出てきます。
電球や蛍光灯くらいは新しいものに取り換えたいので、事前に購入しておかなければいけません。
テレビやパソコンのケーブルなんかも、長さが変わってくるから新しいものを買わないと・・・。
荷物も全て掃除機をかけ、拭き掃除をしないといけない。
バルサンも焚いておかないと・・・。
このような細かいことなんですが、私は可能な限り事前に済ませておきたい性格です。
心配性なんでしょうかねえ?
そんな私が、何の事前準備も無しで一発勝負。
埃まみれの家具に対して、軽く掃除機をかける程度のことしかできませんでした。
とにかく段ボール箱の中に、荷物を放り込んだだけの引っ越しでした。
まあ、荷物を運ぶ作業は引越屋がやってくれるし、それだけで充分楽チンですね。
さて、今日の本題は、引っ越しの料金についてです。
3月17日の引っ越しでしたから、「1年で一番忙しい=料金が高い時期」の引っ越しです。
おそらく、3月31日の引越日が一年で一番引越料金が高い日だと思います。
世間様では転勤シーズンであり、子供がいる家庭では4月の新学期から新しい学校へ・・・と考えますから。
引越会社から見積りを取るなどの交渉は、妻にやらせました。
「世間知らず」という程ではありませんが、やはり私と比べると外の世界との接点が少ない。
価格交渉に慣れてもらう必要があると考えましたので、勉強の意味も含めてのことです。
見積りに来た最初の会社は、大手引越会社のS社です。
妻の話によると、「奥さん、ちょっと言いにくいんだけど・・・」と言いながら、約70万円ほどの価格を提示してきたそうです。
さすがに、「はあ?」と妻が呆れたような対応をすると、がんばって勉強(?)して、約47万円の見積りになったそうです。
次に来たのは、同じく大手引越会社のA社。
出てきた見積りは、約31万円。
70万円→47万円→31万円と、私に言わせれば「ナメとんのか!?」という価格の遷移なのですが、妻にしてみれば、「ずいぶん安くなった」という気分になったようです。
「31万円で良いや・・・」と考えたみたいですね。
しかし考えてみて下さい。
仮に4トンと2トンの2台のトラックを出して、作業員を5~6人派遣したとして、幾ら位が適正価格でしょうか?
ウチだけでその日の仕事が終わってしまう一日仕事だと仮定しましょう。
トラックを出す費用が、せいぜい4トンで4万円、2トンで3万円というところでしょうか。
合わせて、7万円。
次に人件費ですが、1人1日25,000円の高給正社員の作業員を5人出すとしても、12万5千円。
実際にはアルバイトばかりですから、1人1日15,000円で計算するのが妥当だと思うけどね・・・。
7万円と12万5千円を足して、19万5千円の引越料金を取れば、1日一軒の楽チンな作業で、十分な利益が出ると考えられます。
しかも、実際には少なくとも1日2件の現場をこなすでしょうから、19万5千円も取れば間違いなくボロ儲けですね。
ま、商売ですから、「かきいれどき」というものはあるでしょう。
安い仕事をしなくても、いくらでも客がいる時期ですから、利益にならない仕事をやる必要がない。
10万円の代金での引越を2件やれば20万円の売り上げになるわけですから、10万円の代金で引越をしても適正な利益が出ると計算するのが妥当です。
でも、この時期に「10万円以内でやれ!」と言っても、さすがに無理ですからね・・・。
いくらまでなら出せるかな?
さすがに、20万円を超えるような代金を支払うくらいなら、ウチの会社に引越の仕事を発注します。
あるいは、一人だけバイトでも雇って、自分でやりますわ。
そんな考えですから、31万円という料金は問題外だったのです。
そこでまず、47万円の見積りを出してきた、S社に連絡させました。
「A社は24万円の見積りを出してきたけど・・・」との内容で電話をさせました。
実際には31万円の見積りなのですが、その位の見積りなら出してくる可能性が大いにあると見込んでの交渉でした。
しかし、意外なことに結果はNO。
「24万円では出来ない」とのことだったらしいです。
S社とA社は業界トップを争う業者で、両者の相見積もりの場合、激しいダンピングを繰り広げることで有名なんですけどね・・・。
さすがに、この繁忙期はそんなことをしなくても仕事が入ってくるか。
で、次の手なんですが、A社に連絡しました。
「S社に連絡したところ、24万円でやってくれるとのことだった」とね。
これもウソ八百ですね。
しかし、これでこの時期の最低価格(?)が分かるだろうとの目論見もありました。
結果は、引越日を一日早めることで、31万円から27万円へ値下げするとの回答。
この時期の引っ越しって、このくらいボッタクルものなんですねえ~。
大手の対応は理解できました。
儲かる時期に、安い仕事はしない。
商売としては当然のことではあります。
でも、私がそんなことに付き合う必要はない。
最後の手は、比較的小規模な引越会社に頼むことです。
小規模な引越会社なら、繁忙期の引っ越しでも、比較的安い料金で引越をすることが可能です。
各種の経費も大手と比べると安いですからね。
大手と比べると、多少仕事は荒っぽい傾向にありますが、曲がりなりにも「プロ」ですから、ウチの会社でやるよりはマシでしょう。
結果なんですが、エアコン4台の脱着工事と消費税込みで、18万円でした。
全部コミコミで12万円以内くらいが適正価格だと思うのですが・・・ね。
この時期にあまり時間をかけると、余計に料金が高くなってしまう可能性もありますから、一定の妥協も必要ということで。
しかしまあ、同じような引越で、70万円の料金を支払う人も世の中にはいるのでしょう。
世の中の相場も何も知らないで、小金を持っている人だったら、「そんなものなのかな?」と考えても不思議ではない。
私はそのような商売は邪道・・・というか、ボッタクリ規制の対象になってもおかしくないと思うんですが、民間の商取引ですから問題は無いんですねえ。
でも、消費者保護の観点から、いかがなものでしょうか?
これも世の中の矛盾だなと考えましたので、私の交渉経緯を全て明らかにさせていただきました。
何かの足しになることを願います!
カンボジアの中古自転車事情 - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/03/16(月) 06:14
約一週間の海外出張から帰国し、なぜか茨城県の水戸市におります。

事情はともあれ、バタバタと走り回っているのは事実。
ゆっくりとブログを更新する時間もありません。
今日は、苦い思い出のカンボジアでのネタをご紹介します。

カンボジアの首都、プノンペンの中古自転車屋さんです。

これも中古自転車屋さん。
ちょと雑然としていますがね~。
みなさんご承知の通り、カンボジアという国は近年急成長しているものの、東南アジアの中でも発展が遅れている部類に入る国です。
中古自転車屋さんも、修理、仕上げ、陳列などの状況が発展途上です。
中古自転車事情を調査することは私の重要な任務ですから、色々な商品の価格も調べてきました。

店の中も大変狭いので、写真撮影が難しい。
これでも、何とか撮影しました。
画像の赤いマウンテンバイクを買う客を装い、価格調査しました。
日本でよく見かけるタイプです。
最初の言い値は60ドル(約7,200円)からスタート。
交渉の結果、45ドル(5,400円)まで値切ることに成功しました。
私は「外国人」ですから、多少高めの値段なのかとも考えましたが、まあそんなものでしょう。
画像の赤いマウンテンバイクは、ウチで言う「マウンテンバイク(スチール)」ですから、仕入れ値が2,000円です。
まず、これに当社の数百円の利益が乗っかります。
日本からカンボジアまでの輸送費は、税金なども合わせると、1台あたり千数百円になります。
とすると、カンボジア到着時の原価が4,000円近い価格になります。
小売価格は30%位は上乗せした価格になるでしょうから、適正価格なのかなと思う訳です。
この他にも、一応一通りの調査をしてきました。
ビジネスになるとは思いますが、ボロ儲け出来るほど甘いものではありませんねえ・・・。
世の中、そんなものか。
痛い思いを繰り返すアホウ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/03/13(金) 07:10
ちょうど前回のブログの最後で、自分のことを「何度も熱いトタンに乗っては、痛い思いを繰り返すアホウ」と表現しました。
今日は、その「アホウ」な私のお話です。
最近では、「屋根がトタン」の住宅も減ってきていますから、若い世代の中には、「トタン」の意味が分からない人もいるかもしれませんねえ。
トタンとは、波板状の亜鉛めっき鋼板で、建築物の壁や屋根に使われます。
鋼板製ですから、太陽光を浴びると大変熱くなります。
熱いトタン屋根の上に乗ってしまって、熱い思いをした猫なんかは、二度とトタンの上に乗らなくなる・・・などと言われています。
本当かどうかは知りませんが。
極端な例ではありますが、猫でさえも一度失敗したら、二度は失敗しないという考え方もあります。
それに比べて、自分は何度も何度も同じ失敗を繰り返して、本当に愚かだなあと思う次第です。
前回ブログを更新した日、私はマレーシアから次の目的地であるカンボジアへと向かいました。
目的は、マレーシアに引き続いて中古自転車に関する調査と見学です。
マレーシアと異なり、カンボジアは数年前から何度か訪問しています。
基板スクラップの輸入事業で、現地解体工場の見学や品質確認に来たこともありますね~。
いつも来るのは首都プノンペンですが、あまり楽しい思いをしたことはありません。
と言うか、遊びに出掛けたことがありませんから・・・。
朝から晩まで、仕事して、寝て、帰る。
これだけが私のプノンペンライフでしたから、楽しい思いをしたことがないのも当然かもしれません。
プノンペンの名誉(?)のために申し上げておきますと、今回の出張でお会いした駐在員さんの感覚では、東南アジアで一番楽しい都市だそうです。
これは、期待できるかもしれません。
うまく仕事が進めば、プノンペンへと定期的に訪問することが予想されます。
ここは、骨休めというか、息抜きできる場所を開拓する必要がありますから、夜の街へと出掛けてみました。
宿泊したのは、多くの観光客で賑わうリバーサイドのエリアです。

宿泊したホテルの部屋から。
部屋一面が窓ガラスで覆われており、トンレサップ川が一望できます。
部屋の広さも、35?~40?くらいありますから、相当ゆったりしています。
位置的にも街のド真ん中ですから、夜遊び派の観光客にはベストなホテルです。
一泊40ドルですから、少々高めなんですけどね~。
さて、夜の街を目指してホテルを出た私は、とりあえず歩いてみることにしました。
自分の足で歩かないと、分からないことって多いですから、私は可能な限り歩くことを心掛けます。
歩いておけば、迷うこともないし、いろいろな発見も多いですから、早く街に馴染むことができます。
とりあえずホテルを出て、隣は同じくホテル。
その隣は・・・
いきなり若い女の子に、「ハロー」と声をかけられる。
ピチピチのワンピースの制服を着た女の子が、バーの前に出て客引きをしていました。
そうか。
ここはそういう店なんだろう。
私の勘では、日本のキャバクラとおさわりクラブを、足して2で割ったような所。
東南アジアでは、よくあるパターンです。
ホテルを出て、徒歩10秒でそのようなお店があるのは意外でしたが、妖怪ばかりが生息している店のようでしたから、とりあえず無視。
リバーサイドを歩くことにしました。
リバーサイドを歩くこと、約10分。
疲れたので、川沿いのベンチに座って夕暮れの川を眺めます。
良い眺めです。
くつろいでいると、不細工な女が近寄ってきました。
「どこから来たの?」とか、他愛もないことを聞いてきます。
海外に出ると、よくある光景です。
旅行者同士で話すこともありますし、現地の人と話すこともあります。
ただ、日没間近の時間帯に、一人でいるオッサンに話しかけてくる女の人ですから、90%以上の確率で、夜の商売人でしょう。
私が20歳代の頃であれば、外国人の若者に興味を持った地元の子が・・・なんてことも起こり得ますが、40代半ばのオッサンに、下心なく女の子が寄って来るほど、世の中甘くない。
それ位のことは自覚しています。
しかし、「それ位のことは分かっている・・・」という「驕り(おごり)」が、後に悲しい結果を招くことになります。
しばし私と会話していた女は、しばらく会話していると、「座っても良いか?」と聞いてきました。
とにかく残念な顔面をしているので断ろうかとも思ったのですが、「これほど不細工な女が、一体どうやって客を取っているのか?」という強い興味を持ちました。
若くて可愛い子であれば別ですが、不細工で年増の商売女が自分を売る方法、それを知りたくなったのです。
女性は別でしょうが、私のようなオッサンにとっては興味のある話なんです。
若い頃だったら、反射的に「あっちへ行け!」と追い払っていたでしょう。
でも、歳をとってギラギラとしたものがずいぶん抜けましたから、そんな観察をしようという余裕があります。
さて、不細工な年増の武器は何でしょう?
値段が安い?
それともテクニック?
そんな観察をしようと決めた私は、喉が渇いていたので、すぐ横のカフェへ移動しました。
ビールを飲みながら、「どこで仕事をしている?」とか、「どこの生まれだ?」などと話を聞いていると、ボディタッチをしてきます。
「アイ・ライク・ユー」なんて言いながらね・・・。
そら来た!
腕やら太ももを触ってきます。
とりあえず、スキンシップで男のヤル気を盛り上げるつもりか?
オッサンは、それなりに免疫があるから、その位でエキサイトしたりしないよ~だ。
このあたりで気付いたのですが、この女、何だかピンと来ない。
耳元に息を吹きかけられても、内腿を触られても、何だかいつもと違う。
「ハッ」とした私は、女に「立ってみろ」と言いました。
女を立たせて、「あっちを向け」と言って、後ろを向かせる。
それで私は、全てを理解しました。
こいつは、オカマだ!
ちょうど先月、私は弊社番頭すずしげ君の二人で、タイのバンコクでオカマバーに行きました。
バンコクのオカマは見た目のレベルが高く、相当な美女(に見える)揃いです。
それに比べると、私の目の前にいるオカマは、「不細工な女に見える」という意味では低レベルですが、女を装うという点では、それなりのレベル。
後ろ向きに立たせて、ウエストからヒップのラインを確認して、「コイツはオカマだ」と確信することが出来ました。
「ウエストからヒップのラインを確認する」という手法は、すずしげ君から教えてもらいました。
顔や胸は、整形手術で何とでもなるから、見分けがつかない。
でも、ウエストからヒップにかけての、女性の腰まわりのラインは、オカマには真似が出来ない。
あの、コカコーラの瓶みたいなボディラインだったら、それは女。
腰周りのラインが寸胴(ずんどう)だったら、それは男。
非常に分かりやすい方法ですね。
ぜひ覚えておいてください。
実は私、その話を聞く前から、夜の女を見るときは、必ず腰周りを確認していました。
私の趣味かな?と思っていたのですが、どうも本能的な確認行動のような気がしてきました。
今回は、私の体に刺激を与えられても、なぜか私の体が反応しない・・・という段階で気付いたのは幸いです。
「おかしいと思ったら、チェックしろ!」という教訓が出来ましたので。
とにかく、目の前にいる不細工なのが、女でなく男であることが判明。
たとえ不細工でも何でも、女性でさえあれば、私は丁重に扱います。
そういうのは、あまり関係ないですね。
しかし、相手がオカマとなると話は別です。
自分とは異質の生物ですから、身体的な接触は勘弁してほしい。
話しだけならいいけど。
そんな理由で、どうやって客を取っているのか、興味はあるけど調査は中止。
気持ち悪いから、オカマと別れて、トゥクトゥクを拾って移動することにしました。
次はどこへ行こうか?
疲れているから、マッサージに行こう・・・ということで、ドライバーにマッサージへ連れて行ってもらうことにしました。
その車中で、私はふとしたことから、携帯電話を持っていないことに気付きました。
「あれ?」
カフェに忘れてきたかな?
すぐに、ドライバーにカフェへと戻ってもらうことにしました。
かなりヤバイなあ。
携帯電話を忘れて、そのまま残っているほど世界は甘くない・・・。
カフェに戻って、店員に「携帯電話を忘れていなかったか?」と確認すると、「無い」とのこと。
やはりここは海外。
すぐに誰かに持って行かれたか・・・?
私が肩を落としていると、店の周りにいた男たちが寄ってきました。
「どうした?」と。
私が、「携帯を無くした」と言うと、彼らは「やっぱり!」と。
何で携帯を無くしたことを知っているの?と私が聞くと、
「あのレディ・ボーイ(オカマのこと)だよ!」「あいつは、いつも旅行者から物を盗むんだ!」
そんなことを教えてくれました。
ありがとう。
お前ら、顔は悪いけど、いいやつなんだね。
でもな、次からは事前に教えてくれ。
事後に教えられても、ムカつくだけだよ・・・。
さんざんボディタッチをされ、「コイツは商売女で、自分を高く売ろうとしている」というのは、私の勝手な思い込みで不正解。
正解は、「ボディタッチのフリをして、相手の所持品をまさぐり、盗む」ということでした。
チャックが閉まるバッグの中に入れていたのですが、知らぬ間に抜かれたようです。
私の経験不足が露呈した形です。
他に盗まれたものは無いかと確認したところ、現金150ドルが無くなっていました。
分かりにくいポケットの中に、高額紙幣(50ドル)4枚を入れておいたのですが、4枚のうち3枚が抜かれていたのです。
呆れるほど鮮やかな、プロの仕事ですね。
現金に関しては、何度か財布から抜かれる経験をしましたので、小額紙幣と別に管理し、しかも最初から多くを持たないという対策をしていますから、被害は少なめです。
しかし、携帯電話は痛い!
私のiphone6 plusは、アップルストアで買ったシムフリー携帯(カードを入れ替えるだけで海外で使える)なのですが、今もう一度新品を買うと、122,800円もするようです。
私が買ったときは、もっと安かったと思うのですが、どうやら円安で価格が値上げされているようですね。
よく考えてみれば、10万円以上もする高級な品を持ち歩いている訳ですから、これが狙われるのは自然ですね・・・。
甘かったな。
反省です。
最近、海外への出張や、海外での取引に慣れてきて、少し脇が甘くなっている証拠でしょう。
海外で気を抜くと、すぐにヤラれてしまうから気を抜いてはいけません。
良い教訓になりました!
でも、オレの携帯、どうしよう?
自転車再生工場へ - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/03/11(水) 06:05
旅の日記帳が続いておりますが、少々マトモな仕事のことを書きましょう。
旅行に出ている訳ではなく、あくまで仕事の出張ですから、誤解を招くといけませんから・・・ね。

マレーシア取引先の、自転車整備工場へお邪魔してきました。
弊社から40フィートコンテナに積み込まれて輸出された自転車は、現地の整備工場で整備およびキレイに仕上げられ、現地の方々に販売されることになります。
画像は、その整備工場でのパーツの写真です。
整備工場の写真を多く載せれば分かりやすいのでしょうが、場所や業者を特定される恐れがあるので、このくらいで勘弁してください。
あくまでも現時点での話ですが、現在弊社では、いわゆるバイヤーやブローカー的な存在の方々との取引を縮小しています。
自社で整備するための施設を持ち、卸売りや小売りを行っている業者との直接取引に的を絞った動きをしています。
あ、この話は企業秘密の部類に入るかな?
まあいいや。
無難に、何もかもを秘密にしても良いのですが、それじゃあブログが面白くない!
考えようによっては、弊社の強みをアピールすることに繋がるかと思いますので、ケツの穴はお見せしませんが、ふぐり位までならお見せしましょう!
意味、わかります?
バイヤーやブローカーとの取引を縮小し、直接取引に的を絞っている理由は単純明快でして、「高く売るため」です。
中古自転車事業に縁のない方にはピンと来ないかも知れませんが、現在日本国内での中古自転車事業は無茶苦茶な過当競争状態にあります。
行政による競売なんか、ビックリするような価格で落札されています。
コイツら、アホかと思える値段で・・・ね。
中国人によくある傾向として、同業者と張り合うような状況になれば、採算度外視、赤字でも何でもやってしまうというものがあります。
中国向きの金属スクラップなんて、この典型的なパターンだったと思いますが、中古自転車も同じような状況だと言えば分かりやすいかな?
ただし、スクラップと決定的に違うことは、「中古商品」であるということ。
スクラップでも品質が問われますが、中古商品ではそれ以上に品質が問われます。
繊細な取り扱いが必要ですし、一昔前のざっぴん屋のように、「何でも放り込め」みたいな発想では、仕事になりません。
そんな連中は淘汰されるのが目に見えているのですが、今しばらくは過当競争が続きます。
このような状況の中、海外の販売業者が日本へ乗り込んできて直接仕入れようとする動きもありますし、逆に海外へ直接販売しようとする動きもあります。
そんな流れの中で、直接販売に動いている訳です。
日本国内外のバイヤーを飛び越えての事業ですから、多少は利幅が厚くなります。
バイヤーの連中も、それほど多額の利幅を取っている訳ではありませんから、増加する利幅は微々たるものなんですが、それでもやらないといけない位の状況なんです。
当然、リスクは跳ね上がります。
自社で全てをやろうとすると、代金回収や通関など多くのリスクが存在します。
やって見ればわかりますが、バイヤー連中の取り分なんて、リスク代金としては適正かもしれないですわ。
それでも、やらなきゃ生き残っていけませんから、やります。
この1年間ほどの間、そのような努力をしてきた結果が、ようやく結実してきたように感じます。
全種類の自転車を、直接海外の卸売りレベルの業者へ売却することが出来るめどが立ちました。
以前から、「コンテナ単位で自転車を買います」という事業を行って来たのですが、そちらのほうも軌道に乗せることが出来そうです。
あなたも、海外の自転車工場へ直接自転車を送りませんか?
弊社の取引先へと橋渡しをいたします。
「それじゃあ、バイヤーと同じじゃない」って?
違います。
日本国内にいるバイヤー達は、海外のバイヤーに売るだけというのが基本です。
海外のバイヤーはさらに転売を行いますから、実際に消費者の手元に届くまでに何社が間に入っているのか、訳が分からないのが実態です。
そのグレーな部分を全部取り払って、アナタの会社と海外の修理工場の間には、ウチしか入っていませんよ・・・という状況に整理します。
アナタの会社は、商品と引き換えに代金を受け取りたいでしょうから、代金回収や通関のリスクを弊社が引き受けます。
それに見合った代金を、弊社は頂戴します。
そんなビジネスモデルが業界に望まれているかと思います。はい。
「代金回収のリスクや、通関のリスクを自分で取る!」というお客様がおられたら、2~3%の手数料だけでもやりましょう。
各種の事務的調整や、ルート開拓のために結構な投資をしていますから、申し訳ありませんが全リスクを自分で背負っていただいたとしても、タダという訳には参りませんので、あしからず。
興味のある方は、弊社までメールでご連絡ください。
メール dx.mixmetal@gmail.com
私ホリグモンが、直接返信させていただきます。
ただし、こう見えても多忙ですから、すぐに返事を寄こせというのは困ります。
さ、あとは日記帳です。

お馴染み(?)のエアアジアですが、この航空会社はマレーシアが本拠地です。
したがって、マレーシア国内の移動では大いに利用しています。
国内線の移動なら、3千円くらいの値段で、かなり広範囲に移動できます。
激安です。
数百キロの移動なら、車でも十分可能なのですが、エアアジアを利用したほうが安上がりです。
時間は・・・車のほうが早いかもしれない。
でも、飛行機のほうが疲れません。
これが大きい。

一人旅ですから、食事はかなり適当に済ませます。
この日は、近くの屋台で晩メシを済ませました。
初めて(実質的に)の場所で、ロクに言葉も話せないのに、よくやるわ・・・。
自分でもそう思います。
誰でも、初めてのことは不安だし、面倒くさいし、出来ればやりたくない。
それは私も同じです。
それほど図太くないので、「嫌だな~」と思いながらやっています。
でもね、初めてのことやチャレンジを恐れるのが、自分が年寄りになった証拠だと思っています。
若い奴は、何もかもが初めてですから、やるしかないですからね。
死ぬまで、チャレンジを止めてはいけない・・・と自分を奮い立たせ、何度も熱いトタンに乗っては、痛い思いを繰り返すアホウでした。
それでは!
旅の日記帳です - たまに覗くから面白い!毎日見ないでぇ・・・飽きるから。。 -
投稿日時:2015/03/08(日) 08:40
マレーシアに出張中のホリグモンです。
プラグの形が合わずに、ノートパソコンやスマホの充電が出来ないというトラブルに見舞われましたが、電器屋でプラグアダプターを買ってきましたので、無事に充電できることになりました。

画像のアダプターですが、マレーシアの通貨で8リンギットですから、約250円というところです。
本当は、100円くらいで買えるものだと思いますから、たぶんボラれていますね。
店のニーチャンがインド系だったせいもあるかもしれません。
インド系と中国系の人間と売買すると、「ボッタクリ」のイメージが強いのです。
偏見かな?
いや、そんなことは無い。
インド人と中国人が、良心的な商売する訳がない。
もちろん、例外はありますけどね。
さて、夜の11時半くらいにクアラルンプール国際空港に到着した私ですが、夜も遅いからタクシーでホテルまで行こうかと考えました。
クアラルンプールへの訪問は、約20年ぶりですから、事実上の初訪問みたいなものです。
発展途上にある国々で20年もの年月が経てば、別の国のようになりますからね。
しかし、空港からホテルのある市街中心部までは50?以上の距離があることと、市内中心部までは鉄道で好アクセスだとの事前情報を得ておりましたので、鉄道を利用しようかと考えていました。

空港を歩いていると、「KLIA Ekspres」と書かれた看板を見つけました。
よく見ると、小さく「クアラルンプール行き特急電車」との日本語表記もあります。
これでタクシーに乗るのは取りやめて、電車利用に決定です。
チケット売り場の窓口で、「クアラルンプール セントラルステーション!」
と言うと、35リンギットとのこと。
日本円で約1,000円ほどの料金ですね。
調べてみると、クアラルンプール空港からクアラルンプール中央駅までの約57.6?の距離を、最短28分で結んでいるそうです。
ちなみに、成田空港から東京駅まで成田エクスプレスに乗ると、約79.2?の距離を最短53分で結んでおり、料金は約3,000円。
スピード、料金共に、日本よりもマレーシアが上です。
成田空港へのアクセス、空港自体も少しずつ改善されていますが、まだまだ改善の余地があるかと思います。
全世界から人が押し寄せる、TOKYOの玄関口ですから・・・。
改札を抜けると、すでに電車が到着していました。
これに飛び乗り、30分ほどでクアラルンプールセントラル駅に到着。

すでに深夜0時ごろですから、人影もまばらです。
クアラルンプール・セントラル駅でモノレールに乗り換え。

目的地であるホテルは、モノレールで5駅ほど先にあるようです。
モノレール駅からホテルまでは徒歩。

すでに店は全部閉まっているし、人影はまばらで暗い道を歩きます。
女の子にはおススメ出来ない移動方法ですねえ。
徒歩数分で、目的地のホテルに到着しました。

ホテルは、ブキットビンタン(Bukit Bintang)という場所にあります。
この周辺は、クアラルンプールでも指折りの繁華街だそうです。

確かに、深夜にもかかわらず大勢の人が行き交っています。
どこの国でもそうですが、男が繁華街で一人歩いていると、面倒くさいこともあります。
それは・・・
レディ?
とか、
マッサージ?
とかのお誘いが多いこと。
要は、「女は要らんか?」と誘ってくるわけです。
ホテルを出た瞬間から、50m先のセブンイレブンへ行くまでの間に、軽く10人くらいが誘ってきます。
「悪いが、俺は女に興味は無い」と断ると、
オー!オーケー・サー!
ボーイ?
と聞いてきます。
全くこいつらは・・・。
やはり、「俺は嫁さん以外に興味がない」という、模範解答をする必要があるようです。

一泊5,000円近い価格の中級ホテルに泊まりましたので、部屋はキレイだし、デスクも仕事がしやすい。
高いだけのことはある。

しかし、冷蔵庫は日立(HITACHI)製ではなく、「MITACHI」製。
こういう事も、お約束ですね。
旅の日記帳みたいで申し訳ありませんが、ネットが繋がる環境にあるうちに、とりあえず更新させていただきました。
本来の更新日である月曜日の朝に、ネット環境がある保証はどこにもないので・・・。
それでは、また!
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