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投稿日時:2015/07/22(水) 05:54


今日の話題は、やはりこのニュースにしておきましょう。






NY金、一時1080ドルに下落 5年5カ月ぶり安値 利上げ観測続く


2015/7/20 22:26 日本経済新聞 電子版





NY金(20日):09年以降で最長の8営業日続落、5年ぶり安値

Bloomberg 7月21日(火)5時22分配信







昨日7月21日に配信されたニュースの見出しです。





「NY金」とは、ニューヨーク市場の金(ゴールド)相場です。



要は、金相場が下落し続けているということです。





報道のタイトルの通り、5年5か月ぶりの安値をつけており、これは2009年以降で最長の8営業日続落・・・ということであります。



なお、商品相場全体が低調ですので、プラチナや銀といった他の商品も下落しています。

ちなみに、銀は5日続落し、プラチナは4日続落です。





私は景気の悪い(?)ニュースについては、あえてスルーすることが多いです。



最近ではギリシャの国民投票の結果により、EU離脱の可能性が発生するという一大イベントがありました。



また、「中国バブル崩壊」という見出しで、散々ヤバい話が報道上でも出てきましたねえ。




このような景気の悪い話を拡散したくないという想いもありますし、正直言って我が社にとって大きなマイナスになる話では無いと判断したので、大きなニュースではあるものの、スルーしてきました。





しかし今回の商品相場下落は、「ヤバい」という気がします。





下落の最大の理由は、米国での利上げが予想されることでしょう。

米連邦準備制度理事会(FRB)議長が米経済の回復を背景に年内の利上げの可能性を示唆していることから、ドルが上昇したのです。



金利が上昇するのなら、利子を生まない金などの商品への投資は控えられます。

したがって、商品相場は下がる傾向にあります。





もちろん、ギリシャや中国の情勢が商品相場へ与える影響もあります。



ギリシャに関しては、ユーロ圏への残留が確実視されていますので、金をはじめとする商品に資金が流れていく要素が無くなりました。



中国に関しては、下落局面での購入量が少なかったことや経済成長に対する疑問など、相場を押し上げるどころか、逆に市場に不安を招く要素になっています。





ま、こんな話は、アナリストか予想屋かハゲタカか知りませんが、そこらがもっともらしく解説してくれることでしょう。





実は上の見出しのニュースの後、アジアでは21日の商品市場が開いたわけですが、金相場は反転して上昇に転じました。



現時点では、金への投資理由は見当たらないのですけどね~。



今しばらく商品相場の下落が続くのが自然だと思うのですが、どうやら相場に介入するような動きを見せる勢力もあるようです。

どこの誰とは申しませんが・・・。





ほんの一時的な反転であればよいのですが、買い支えのような動きが本格的にあるとすれば、近い将来にタガが外れて一気に急降下・・・となる可能性が高まっていると考えています。



私の素人予想が外れてくれれば良いのですが、今は少々貴金属含有くずの在庫を抱えているものですから、「もう少し踏ん張って!」というのが本音ではあります。

こればかりはどうしようもないのですが、久しぶりに商品相場でヒヤヒヤしております。

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